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一人ディズニーシーでバカンス気分🌴

虚無を通りすぎて疲れた。イライラして心が荒ぶってる。休息がほしい。家の布団やそのへんのカフェではいろんな雑念が入って、疲れがとれない。日常の喧騒から離れて頭空っぽにして心を沈めたい。

1日でもバカンス気分を味わいたい!!ってことで2連休の初日にディズニーシーに行ってきました。初1人ディズニー(👏パチパチ)

テーマは、住人のように自由気ままに過ごす。園内をのんびりお散歩しつつ、お気に入りのベンチや風景、穴場スポットを見つける。花や飾り、建築物をじっくり見る。
イタリアの風景を眺めながら、静かに昼間から飲酒する。好きな景色を目の前に、ぼーっと瞑想する。空間と時間に浸り、考え事をしない。
そして、あわよくば、無課金で新エリアに潜入しちゃおう!(混雑は承知の上)

っていうかねてからの夢をすべて実践してきました。

誰かと行くと効率的にアトラクションを回れるように最善の策を立てて行動するので、なんだかタスク管理と遂行に追われて1日が終わってしまうんですよね。人混みの中、喋りながら並ぶというのがメインになって、ディズニーそのものを楽しむことからは離れてしまう。

1万円近くチケット払ってるのに、「じゃあ今からお散歩しよう!」なんて言えないし…

それに比べて、1人だと心の赴くままに過ごせます。自分がやりたいことだけできます。


その結果、めちゃくちゃ歩きました。37,000歩も歩いたけど、全く疲れなかった。むしろ、精神的にデトックスできて溜まってた倦怠感が抜けました。


ディズニーリゾートに行くと生きててよかったー。ディズニーに行くために何が何でも生きてたい!って活力が湧きます。大学時代、ピーターパンエリアが出来ると知って、生きる希望になりましたから。(まさか一人で行くとは思ってなかったけど)

もし、ウォルト・ディズニーが生まれてなかったら、私は本当に無趣味な人間になってたかもしれないとすら思います。


パーク内をひたすらお散歩して、誰にも邪魔されない孤独になれる空間を見つけてきたので備忘録として残しておきます。



一人になれるスポット3選

「無」になりたくてディズニーに行く人なんてめったにいないでしょうけど…
こんな人もいるんだなーって思ってお付き合いください。

①フォートレス・エクスプロレーション


晴れてて最高の気分

階段で上に行けば行くほど人がいない(ちょうどお昼ごろ)。人が皆無。

建物の至るところにある狭い窓?穴?から絶景を覗き込める。景色を一人占め。

上から観た景色

高いところからハーバーを見渡し、パークに訪れる人々の様子を眺める。文字通り、高見の見物。

誰もいないと思って物思いに耽っていたら、どっかから突然出てきたキャストに元気に挨拶された。

迷路みたいな構造で、階段を登っていくと狭いスペースに行き当たるので、中に入って閉鎖されるとめちゃくちゃ心落ち着きます。
私は閉所恐怖症の反対。

鉄砲を撃つ用の穴でしょうかね!?

中世っぽいbgmも最高。


40分ぐらいはなんだかんだ散策したな。



②ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテの2階テラス席


以前、風間くんがTVで紹介してたということ
でずっと気になっており、来てみた。1階と2階の店内は8割ほど埋まってたのに、2階のテラスは全然人がいなかった。ガラガラ。14時過ぎ。

これぞ貸し切りディズニー!?


気づけば、この日最初で最後の食事だった


すみっこの席。視界に何も入らないので異国情緒すぎる。人目を気にせず、ダラダラしながら食した。

席からの眺め



③ロストリバーデルタのベンチ


川辺を見ながらゆっくりできる。壁に仕切られたスペースにベンチが1つなので、誰にも干渉されずに、ぼーっとできる。


ベンチからの眺め


パーク内、他の場所にも良さげなベンチは色々ありそうなので、探す余地はまだありそう。


落ち着くテーマポートと所感


①メディテレーニアンハーバー


私以外誰もいない

パークの玄関にあたるエリアは人の出入りが多く、ざわざわしてるが、奥地に入れば人も少なく、bgmと相まってめっちゃのどか。景色を見ながら無になれる。
探せば探すほど穴場スポットが出てきそうなテーマポート。

私以外誰も歩いていない

リフレスコスでカクテルを買ってぶらぶら。普段飲酒しないので美味しさはわからず…
こんな景色やあんな景色を眺めつつ、散歩しながら飲んだ。


②アラビアンコースト

個人的に日入りより日没派。
1回しかない貴重な日没をパークのどこから拝もうか??って悩みに悩みます。
少なくとも、アトラクションに乗ってて見逃す…なんてことは避けたいところ。

ベンチに座って日暮れを眺める。最高。


ここのアトラクションはどれも空いてるが、隣がファンタジースプリングスなので、入場時間までの時間潰しと思われる手持ち無沙汰な人たちがうろうろしていた。(私もその一人)


③アメリカン・ウォーターフロント

・ニューヨークエリア
おしゃれだが、ざわざわごみごみしてて心落ち着かない。瞑想なんてできやしない。
『ファンタスティック・ビースト』見たときに、20世紀初頭のNYの狭苦しくごみごみした騒々しい雰囲気がここのエリアとよく似てて、おー!って思った。



ケープコッドエリア

早朝は人の気配なくてガラガラだったから、ゆっくりするなら朝一か夜に行くべきだなー。のどかなアメリカの漁村で空いてたらめちゃいい雰囲気。bgmも好き。昼なら昼寝したくなる。
昔はここにしかダッフィーが売ってなかったので、神聖なスポットだった。



新エリア:ファンタジースプリングス


念願だったピーターパンのスタンバイ・パスを入園後すぐ取ったら、予想外に早い時間帯で取得でき、新エリアに朝から入れることに!

一人で行っちゃっていいの!?めちゃドキドキ。ディズニーでは初めてのことってなかなかないので心踊る。初めては1度しかないから貴重。


ピーターパンのアトラクション

真っ先に、アトラクションに向かった。人の流れに沿って歩いたらすぐ着いた。

待機中の導入もおもしろかった。ロストボーイズの歌がかわいすぎる。英語だと尚いい。


アトラクションは感動的すぎてぞくぞく鳥肌たった。このまま死んじゃうかも…!ってぐらいの幸せ。めちゃ空飛んだ。フィルハーマジックのピーターパンのシーンを長くした感じ。絶叫系だったらどうしよう…と心配したけど、違う意味で終始、一人で感嘆の悲鳴上げてました!!(同乗のみんなもちゃんと感動してましたよ) 
 空を飛びたい願望が再燃してしまった🔥


夜にもう一度乗れたのだが、朝は最後列、夜は最前列だった。最後列は足が床に着かずにブラブラするけど、目線がキャラクターと合ってて酔わない。最前列は最後列よりかなりスピードを感じ、スリリングで楽しいけど、キャラクターが目線より高い位置にいた。

個人的にはソアリンの方が比べ物にならないほどヒヤっとします。


ピーターパンのエリア


子供の頃のネバーランドに行きたいっていう夢が具現化されたという驚き。胸が締め付けられそう…😭でももうこんな年になってしまいました。

フック船長の船。船の内部にも入れる!!そこそこ人がいたので、さっと出た。


アナと雪の女王エリア


今の子供にはアナ雪とラプンツェルが人気なんだな… ジェネレーションギャップ。


ランドの『美女と野獣』エリアが狭くて期待はずれだったので(野獣の城の内装は好きです)、 こちらも期待してなかったが、想像を遥かに越えている。
アナ雪熱低めの私でさえ、おー!すごい!と思った。面積広いし、再現度高すぎてびっくり。北欧旅行してるみたい。
アナ雪、ラプンツェル、ピーターパン、美女と野獣の各エリアの中で、一番製作陣の気合いとコストが費やされてそう。


ピーターパンのレストラン:ルックアウト・クックアウト


ピーターパンのロスト・ボーイズの隠れ家レストランらしい。キャストの人たちがとても親切だった。

気分はゴッホの『夜のカフェテラス』

事前情報によるとテラスからは、ネバーランドを眺められるらしいが、薄暗くて良く見えなかったので、

飲みかけ

隅っこの席に移動した。めちゃくちゃ静かで落ち着く空間。

もっとゆっくりしたかったけど、京葉線が混む前に帰りたかったので、長居はせず。このまま泊まれる人羨ましすぎる、ホテル宿泊は永遠の憧れ。

店内の飾り


夜のネバーランド。

夜は暗くて昼間よりあまりよく見えなかった。人がたくさんいて散策するのは大変そうだったので、目当てのポップコーンバケット(ピーターパンの時計台のやつ)を買って帰ることに。



この日乗ったアトラクションリスト

・ニモ
・ダッフィーのグリーティング
・ピーターパン 2回
・キャラバン・カルーセル 2回
・マジック・ランプ・シアター
・トランジット・スチーマーライン 2回
・トイ・ストーリー・マニア
・海底2万マイル

時間があったからソアリンとインディジョーンズに並ぶか迷ったけど、並ぶ時間がもったいないので、お散歩に時間を費やした。


感想

かなりゆっくりのんびり過ごしましたが、それでも好きなアトラクション回りきったし、新エリアも気の済むまで散策したし、ピーターパンも2回乗ったし、それでも且つ時間にも体力にもゆとりがあって幸せな1日でした。

一人だからか時間の流れがめちゃめちゃゆっくりで、たった1日とは思えないほどリフレッシュできました。帰ってからも疲れなかったです。心身共にすっきり。

写真を見返す度に幸せな気分がよみがえります。お天気に恵まれて本当に良かった。

来年は母と行きたいです。


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