ばぁちゃんと義妹、二泊三日の鹿教湯温泉旅行 その6

部屋で少しゆっくりしてから、温泉に行った。
鹿教湯温泉は湯治で有名らしい。
このホテルには、温泉プールやジムもあるみたい。
ここに長期逗留する客を飽きさせない為の工夫。
今までばぁちゃんや家族、友人とあちこち言ってはみたが
リゾート以外でこのようなホテルは初めて。
山々に囲まれた場所で、見晴らしが良いわ家ではない。
春と秋には桜や紅葉が楽しめるだろうが、それ以外の楽しみが今の所見つからない。
あっ、静かな清流と山の散歩道は素敵だ。

そんな鹿教湯温泉の人に怒られそうなことを考えながら、大浴場に母と行った。
母1人では、行動するのは難しい。
頻繁では無いが、今居る場所が分からなくなったり、物を間違えたりしてしまう。
段差や階段も要注意。
転んだら簡単に骨折してしまう。
足を骨折して入院などしてしまったら、大事だ。
そのようなことをキッカケに、認知が進んでしまうと言う話をよく聞くからだ。

広く清潔な脱衣場、綺麗に掃除されたお風呂。
お湯は柔らかく、刺すような刺々しさはない。
おまけにお肌ツルツルになる。
シャンプー、コンデショナー、ボディソープも揃ってる。
老眼気味の私はメガネを外すと、細かな文字が判読出来ない。
ここはシルバー世代がターゲットなのか、
どのボトルの文字も大きい。
ありがたい、間違えずに使える。

髪も身体も綺麗さっぱり洗って、スッキリ。
ホカホカになったなぁ。
やっぱり温泉は良いなぁ。
浴場の隣には、プールとジムがあったから
いつかココに来て、ジムやプールを使いたい。
いや、使えるような私になるのだ!

部屋に戻って、水分補給して
いつもの英語のアプリをやって布団に入った。
ぐっすり寝られそうだ。

続く

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