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No1.私らしく、人生を歩めたら。《夏生プロジェクト》


人はどんな人でも、多面性がある。
その中でも本来の自分を、
心のどこかに葬ってしまうらしい。

私は葬られた人格
「夏生」である。


夏生の登場。

「やぁ、 こんばんは、夏生(ナツイ)ですっ。」   
現実世界で生きようとしていたら、
知らないうちに 
私自身に暗い部屋 へ
押し込まれちゃた想像人間でーす!。

仕方ないよね、
現実で、役に立たないことばかり好きだから、呆れられてばっかり。
とうとう自分にも、暗い世界に
押し込められちゃた。
(´▽`) '` '` '`


ご挨拶

あれなら何年経ったんだろう。
それでも、私は、空想をすることを
やめられない。

ただ、今でも唯一の 願いは、
「 私らしく、人生を歩めたのなら…。」

ちゃまろと夏生の出会い。


 暗い部屋に住んでいた。
誰もいない。
ただ見えるのは、開かずの茶色のドアが、
チラチラと光を放っていることぐらいだ。

 私は、疎外されるのは好きではない。

それから、何年も、白昼夢を
浮かべては、風船が割れるように
パンッと音を鳴らして消えてしまう。

ひとりぼっちの
暗い部屋で腐ったように生きていた。

そんな時、突然ドアが開いた。

⬆扉

「眩しいっ」
久しぶりに、強い光に目が眩む。
ドアが開いた…一体なんで?。
押してもないのに!。


少しずつ目を開けてみるとそこには、
1匹の犬かうさぎか、もしくは猫か。
なんでもいいが、何か見える。。

 私は黙り込んでその姿が何なのか
考えた。  

とりあえず仮は「犬」にしておこうか。

犬「おまたせ!暗い部屋にひとりぼっちは、
寂しくない?」 と犬が話す。

夏生「全然。寧ろありがたいよ。
いくら空想しても怒られない。」

犬「実は、現実の本人、
君に対して、嫌悪感を抱くのを辞めたんだよ
だからね、世界の扉が開いたんだ!
これは、夏生さんにとって、
大チャンスなんだよ!。」

夏生「大チャンス?なわけないでしょ。。」

犬「君の思いや、考えを大切にしたいと
思っている。
そのためにもう一度、自分らしく、
生きてみない?。 夏生さん。」

夏生「馬鹿げた話だな。
その先は?何も無いじゃないか。」

私はまた、私を中途半端に期待させて、
この暗い監獄へ葬るだろう。
なら、出ないほうがいい。
そう思った。

犬「作ってよ。君がやりたかったことだろ」

その言葉がやけに、逆鱗に触れて
勢いで扉を閉めた。

鍵を閉めようとした時、
 閉まることがなかった。


夏生「なんで、閉まらない。」

犬 「夏生さん、
もし良かったらなんだけど
一緒に僕と冒険をしよう。」




風変わりな 犬の一言で、真っ暗な世界は、
崩れた。

そこには、ただ何も無い真っ白な世界が
広がる。


犬「そうだ、改めて、紹介するね。
僕の名前はね、ちゃまろ。」

夏生「どうも、はじめまして、夏生です。」


🐾好奇心のカケラを集めて🐾

普段私たちが目にするものには、
一体どんな物語が潜んでいるんだろう?💭
ふと疑問を感じて、思いを馳せ、
スマホや本を開く。

私にとって物語とは、
原点から現在に至る歴史のこと。

「くだらないなぁ」と周りには、
呆れられていることもしばしばある。

それでも、
好奇心を満たしている時が、
私にとって、時間を忘れてしまうほど
楽しいんだ。

もちろん、1人で楽しむのも良いけれど、
そこに誰かいたら、私の世界はもっと
面白くなるような予感がする。


需要があるかないかは、さておき。

この画面を見ている
どなた様でも、
もし、よろしければ。
私と一緒に
 不思議な世界の扉を開いてみませんか?。



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