【小説紹介】D坂の殺人事件

こんにちは。
3日坊主の私が本気で始める365日note。

本日は、江戸川乱歩作『D坂の殺人事件』を紹介していきます。

D坂にある喫茶店で、明智小五郎という探偵小説好きの男と話していると向かいの古本屋の様子がおかしいことに気がついた。なんとその店の妻が首を絞められて死んでいたのだ...。

KADOKAWA裏表紙より

「D坂の殺人死事件」、『二銭銅貨』、『何者』、『心理試験』、『地獄の道化師』以上5つの短編集です。

『D坂の殺人事件』

『D坂の殺人事件』は、1925年に発表されました。
乱歩が創作した代表的人物である名探偵明智小五郎の初登場作。
主人公の“私”と素人探偵“明智小五郎”が事件の謎を追求していきます。

他の作品名が出てきます。

ポーの『モルグ街の殺人』
ポーの『ル・モルグ』
谷崎潤一郎『途上』

『二銭銅貨』

こちらは、1923年(大正12年)に発表。江戸川乱歩の処女作です。

タイトルからも分かるように、大正時代のお金がリアルに事件と関わってくるお話です。

ちなみに、いかのURL青空文庫さんから無料で読めるサイトを見つけたので、宜しければそちらを見てみてください。

『地獄の道化師』


私は1番このお話が大好きです。

このお話は、月刊娯楽雑誌「少年」(光文社)に1949年に連載された小説です。
少年向け推理小説シリーズの第5話目となっていて、すごく読みやすいです。道化師(ピエロ)となっていて、世界観も独特です。

こちらも青空文庫さんから無料で読めるサイトがありましたので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

本日は推理小説業界に大きな影響を与えた、江戸川乱歩さんの短編集『D坂の殺人事件』をご紹介しました。

評論家や研究家、編集者としても活躍した江戸川乱歩さん。江戸川乱歩賞が推理作家の登竜門となるなど、後世にも根強い人気がある作品をぜひ読んでみてください!

本日もお読みいただきありがとうございました!励みになりますので宜しければスキもお願いします🌟

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