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横浜中華街のルーツを知る

こんにちは。
3日坊主の私が本気で始める365日note。

毎週火曜日は、中国に関するnoteの日。
今週末は「横浜中華街」に観光しに行く予定なので、今回は観光をより楽しめそうな、中華街の歴史をピックアップしてみました。

横浜中華街のアクセス

神奈川県の「元町・中華街駅」が最寄り駅です。
渋谷から東急東横線急行に乗ったら、乗り換えなしで最寄り駅に到着。みなとみらい駅の先にもあるため、観光名所としても人気のエリアです。

ルーツ

1989年に横浜の港が開かれた頃、ここ中華街のあたりは横浜新田と呼ばれていました。現在の南門シルクロード、開港道、長安道はそのあぜ道の名残と言われています。

横浜中華街オフィシャルサイトより

あぜ道とは、田と田の間の細い道のこと。
Googleマップでみなとみらいと中華街周辺を比べてみると、確かに碁盤の目のように真っ直ぐと道ができています。

東が中華街

牌楼(パイロウ)建立スタート

中華街に住んでいたおよそ1900人の華僑たちが、1955年中華文化のシンボルである牌楼(パイロウ)、『善隣門(ゼンリンモン)』を建立。この門に中華街の名が刻まれたことによって、横浜中華街の名が定着していきました。

牌楼は、その後2003年までに10基建ち、なかでも東南西北に建てられた4基は街の守り神として大きな意味を持っているのだそう。

横浜中華街オフィシャルサイトより

中華街の料理の特徴

港町横浜には、中国の広東・上海などから多くの人がやってきたそうです。そのため、横浜華僑の多くは広東の出身で今も中華街には広東料理が多いのだとか。

中国は、34行政区をエリア別に分類すると7つになります。

①華北、②華東、③華中、④華南、⑤東北、⑥西北、⑦西南

そのうち「4大中国料理」としてよく聞く、
「北京料理」、「上海料理」、「広東料理」、「四川料理」

北京料理は①華北エリア
上海料理は②華東エリア
広東料理は④華南エリア
四川料理は⑦西南エリア

に入ります。

それぞれ気候や地理的要素によって、味や素材の特徴が異なります。

中華街には、小籠包のお店も多いのですが、それは上海料理の影響もありそうです。


また広東は、素材の味を活かした料理が多いそう。「食は広州にあり」と言われるほど食材に恵まれた美食の中心地として知られており、フカヒレやアワビ、ツバメの巣など高級食材を使った料理で有名なのだとか。また、シュウマイなどシンプルな味付けの料理のほか、酢豚やワンタンも広東料理です。

中国茶と点心を一緒に楽しむ「飲茶」も広東発祥の文化なのだそうです。

まとめ

本日は、横浜中華街のルーツについてご紹介しました。
背景を知ることで、中華街をまた違った視点で見ることが出来てより楽しめるのではないでしょうか。

個人的にルーツを知ってより楽しみになったのは、東南西北に建てられた牌楼をみること。ぜひ、皆さんも好きなお店探しなど横浜中華街を楽しんでみてください!

【引用・参考】

中国の分類.pdf

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