【本紹介】退出ゲーム

こんにちは。
3日坊主の私が本気で始める365日note。

本日は、小説紹介。

今回はこちら。『退出ゲーム』


あらすじ

廃部寸前の弱小吹奏楽部にいるホルン奏者、上条春太は野球で言えば甲子園にあたる普通館でのコンクールを目指している。ハルタは吹奏楽部員を増やすため、優秀な生徒を入部させようとするが、その中でさまざまなが起こる。

ハルタの幼馴染で同じく吹奏楽部員でフルート奏者の穂村千夏が主人公として、起こる事件や出来事を解決していく青春ミステリ。

構成

以下の4編を集めた連作短編集となっています。

・結晶泥棒
・クロスキューブ
・退出ゲーム
・エレファンツ・ブレス

個人的には、クロスキューブからお話にギアがかかっていきどんどんのめり込んで読み進めていきます。

おススメポイント

学校で起こる珍事件(?)を解決していくお話なので、警察が絡むような大きな事件は起きないので、軽く読み進めていけます。

とはいえ、最後には事件に関わった人物の背景も絡んでいます。特殊な事情によって、起きた憎めない哲学的な考えには深く心に響きました。涙もろい私は涙してしまいました(笑)

また男女の幼馴染設定に青春とくれば、一番に頭に浮かぶのはハルタとチカの恋ですが、この小説では矢印の方向が一味違います。
その矢印の先にいる方もお話に関わる人物も、注目ポイントです。

ぜひ、感動の推理小説を読みたい!という方は読んでみてください🌟

本日もお読みいただきありがとうございます!



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