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【本紹介】『世界から猫が消えたなら』

こんにちは。
3日坊主の私が本気で始める365日note。

本日は、小説紹介です。
つい先日本棚を整理していたら、「あ、もう一度読みたい」と思った本がありました。

『世界から猫が消えたなら』

個人的にすごく読みやすいです。

以下、本のあらすじです。

郵便配達員として働く三十歳の僕。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。

「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」

僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。

Amazonより『世界から猫が消えたなら』

「物を消す代わりに僕の命は1日延びる」設定はとってもファンタジー。
しかし主人公の雰囲気・語り口はどこか素直で人間味があります。また、目次が「月曜日」から「日曜日」までなので、どこか私たちの日常で進んでいるんじゃ無いか。身近に感じる、そんな小説です。

だから、読みやすい。

実は、最近小説を読んでなくて、活字を読めるかなと思っていたのですが、読めました。

物の存在について考える主人公。どこか哲学的でもあります。哲学的な文章とファンタジー設定のバランスが絶妙で好きです。

作家「川村元気さん」について

本を紹介するにあたり、川村元気さんについて調べたところ、元々「映画プロデューサー」をされていたことが分かりました。

しかも、映画タイトルは『電車男』、『モテキ』、『おおかみこどもの雨と雪』、そして『君の名は』などなど。超有名作品に関わっていた方でした。

今回の『世界から猫が消えたなら』は川村元気さん初の著書だそう。
読み終わった今から考えると、文章から情景、映像が簡単に想像できたのも川村さんが映画プロデューサーだからこそかもしれませんね。

最後に

『世界から猫が消えたなら』は映画化もしているそう。
Amazonプライムでも見れるそうなので、気になった方はぜひ。

とはいえ今回は本紹介ということなので、小説読んでね!って言います(笑)。(私もこれから映画見ます)

ファンタジーだけどどこか、日常的で想像しやすい風景、主人公。とても優しくて温かい物語です。

小説紹介こんな感じでいいのかなと試行錯誤をした本日のnote。お読みいただきありがとうございます!もしよろしければスキもお願いします‼

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