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⭐︎著作一覧&あらすじ⭐︎

私の下記小説はマガジンの 小説・詩 に入っております。投稿済みのものには 投稿済 と明記、それ以外は今後順次投稿予定。

また、全作品は投稿サイトの 魔法のIランド(3月まで)と 小説家になろう にも既に掲載されておりそちらで読むことも可能です。

↓本頁目次↓
1)年代順タイトル一覧、長編と短編
2)長編あらすじ

・長編:他サイトも合わせて1万PVを超えたもの 並記
 数は 魔法と小説家とnoteの合計
 PV数が多いものを選ばれると面白いかもしれません
・時間は初出投稿日

マガジンに入りハッシュタグを確認すると、長編のタイトルが出てきます。それを選ぶとその長編と関連する短編が検索できます。

長編

2019年
 僕の幸せな結末まで _2019.11.05、2.3万PV、掲載済
 わたしの幸せな結末から _2019.11.23、2万PV、掲載中
 みんなの幸せな結末へ_2019.12.18、2.1万PV
 彼女は牡丹君は椿①_2019.12.27、2.8万PV
2020年

 彼女は牡丹君は椿②_2020.01.12、1.4万PV
 彼女は牡丹君は椿③_2020.01.29、1.1万PV
 いつも空を見ている①_2020.02.07
 いつも空を見ている②_2020.02.27
 いつも空を見ている③_2020.03.14
 雲のうえとした_2020.03.31
 Another story of いつも空を見ている_2020.04.12
 Another story of 僕の幸せな結末まで_2020.04.23
 ゆきの中のあかり①_2020.05.16
 ゆきの中のあかり②_2020.06.06
 Spin-off of ゆきの中のあかり②_2020.06.26
 ゆきの中のあかり③_2020.08.05、1.1万PV
 旅のおわりとはじまり_2020.08.29
 The story of Quisalpina_2020.10.15  ※1
2021年
 しあわせな木_2021.02.12、2.1万PV
 Spin-off of the しあわせな木 スカート_2021.03.20
 木漏れ日①_2021.05.02、3万PV
 きみどりに始まりふかみどりに終わる①_2021.06.20、2.3万PV
 テンペスト_2021.08.11、2万PV
 Spin-off of the テンペスト 逆プロポーズ_2021.09.08、2.1万PV
 かみさまの手かみさまの味①_2021.09.09、2.1万PV
2022年

 かみさまの手かみさまの味②_2022.02.02、1.5万PV
 木漏れ日②_2022.07.10
2023年
 きみどりに始まりふかみどりに終わる②_2023.02.04
 木漏れ日③_2023.04.08
2024年
 松尾君は絶対勘違いしています_2024.02.15、1.3万PV
2025年

 あちらでは風は逆に吹いている_2025.01.05
 いつも空を見ている④_2025.02.16

※1 The story of Quisalpinaは、作者にとっては思い出深い作品ですが、完成度が低いのでnoteに投稿する予定はありません。覗いてみたい方は小説家になろうでご覧ください。

短編

2020年
 
動物園へ行った日 _2020、投稿済
 水羊羹 _2020、投稿済
 面接 _2020、投稿済
 妹を迎えに _2020、投稿済
 麻婆豆腐_2020、投稿済
 旅行に行こう_2020、投稿済
 僕の大切な人_2020、投稿済
 結婚式_2020、投稿済
 とある日の柊二君_2020、投稿済
 家族会議_2020、投稿済
 わびをいれる_2020、投稿済
 出会い_2020、投稿済
 つぼみのころ_2020、投稿済
 杞憂_2020、投稿済
 開花_2020、投稿済
 勝負からおりる_2020、投稿済
 エメラルダ_2020.09.09、投稿済
 王妃様の誕生日_2020.10.17、投稿済
 妻を迎えに_2020.10.31、投稿済
 豚になろう_2020.11.01、投稿済
 毒をくらわば_2020.11.05、投稿済
 結婚詐欺_2020.11.06、投稿済
 月城さんが恋をしない理由_2020、投稿済
2021年
 澤田のおじさん_2021.01.03、投稿済
 死水_2021.01.05、投稿済
 パジャマパーティー_2021.01.06、投稿済
 酒盛り_2021.01.11、投稿済
 Memento mori 酒盛りおまけ_2021.01.14、投稿済
 とある日のひろ君_2021.01.14、投稿済
 夢がないなぁ_2021.01.21、投稿済
 夢がないなぁ 解_2021.02.25、投稿済
 香具土_2021.02.25、投稿済
 二度目の引越し_2021.02.27、投稿済
 言わなくてもわかる_2021.03.01、投稿済
 美食家_2021.03.04、投稿済
 同窓会_2021.03.06、投稿済
 ストーカー_2021.03.22、投稿済
 息子を盗られる_2021.03.28、投稿済
 犬を飼う_2021.03.31、投稿済
 白銀_2021.05.12、投稿済
 木漏れ日のおまけ_2021.05.21、投稿済
 護身術_2021.05.23、投稿済
 ゴキブリ_2021.06.21、投稿済
 雪だるまごろごろ_2021.06.22、投稿済
 紫陽花箱根行_2021.06.25、投稿済
 暴虐無人_2021.07.24、投稿済
2022年
 
月城さんの誕生日_2022.01.01、投稿済
 静香さんの弟_2022.01.01、投稿済
 出会い 落武者⇄食の冒険家編_2022.01.01、投稿済
 コウノトリが来た_2022.02.14、投稿済
 ディズニーシーの帰り道に_2022.02.23、投稿済
 僕たちの田舎_2022.03.06、投稿済
 帰ってきなさい_2022.03.07、投稿済
 運命の人_2022、投稿済
 あなたを愛しています_2022.07.30、投稿済
 Mission code#HI_2022.07.31
2023年
 
なし
2024年
 
ぞっとしたこと_2024.04.21、投稿済
 琴線_2024.09.03、投稿済
 子供を産んで_2024.09.05、投稿済
 さぁ、島を出よう_2024.09.11、投稿済
 僕は無気力に生きている_2024.11.02、投稿済

長編あらすじ

僕の幸せな結末まで
小学生の頃から仲良しの隣の家の清一君。いつの間にか好きになってたなっちゃん。妹のようにしか思われてないと感じて、彼が大学進学で東京へ行くのを機にあきらめようとしますが……。見送りの時になつの存在は大きかったと言われます。その言葉の本当の意味はわからないけれど、自分もせいちゃんの後を追って東京へ進学することにしました。なかなか気持ちを見せられない男の子と一途でまっすぐな女の子の話です。

わたしの幸せな結末から
自分にとって憧れの温かい家庭で育ったなっちゃんと結婚することになったせいちゃん。自分にもそんな家庭が手に入ると思ってたけど、自分達はお父さんとお母さんの真似をする必要はないとなっちゃんに言われてわからなくなってしまいます。13年後、2人の子の親になった2人。なっちゃんは明るく元気なお母さんを演じるのが癖になり、女の人としての自信をいつの間にか失ってしまいます。親になる不安、結婚した女の人の陥る孤独について書かれた作品です。

みんなの幸せな結末へ
シンガポールの支社長になったせいちゃん。くすりとも笑わずノルマにがんじがらめのみんなを見て、みんなの考え方を変えようとします。人は笑い合える方が強い。かつて笑えなかった自分が支えられたことで変わったようにみんなも変えたい。次第に前のめりになるせいちゃん。しかし、大事な時に自分の大切な支えであるなっちゃんを傷つけてしまい、なっちゃんは娘の千夏ちゃんのいるロスへ。ロスとシンガポールで離れ離れになってしまいます。一途さゆえに清ちゃんを許せないなっちゃん。男と女という考え方の違う2人がどうすればわかりあい元に戻れるのかを書いた作品です。

彼女は牡丹君は椿①
高校生の頃から付き合ってる勝也君とこのはちゃん。大学卒業して彼は念願の中学教師になり、本が好きなこのはちゃんは書店員に。「どうせ結婚するまでの仕事でしょ?土日休みの仕事に変えたら?」彼女の気持ちを聞かずに2人は結婚すると思い込んでるかっちゃん。疑問を感じるこのはちゃん。本当に自分が欲しい人生は彼の隣にあるのか悩み始めます。そんな時、憧れの小説家、火野蒼生がサイン会で書店に来て、悩んでいる彼女にあるアドバイスをくれました。新しい生き方に飛び込むか、今手にしている物を大切にするか悩む20代前半の女の子の話です。サイドストーリーとして新婚のせいちゃんとなっちゃんが出てきます。

彼女は牡丹君は椿②
東京へ出て来て電子書籍の販売に携わることになったこのはちゃん。担当編集者の澤田さんに火野先生のお世話係にされてしまいます。ほっておくと静かで笑わずあまり食べない先生。気になって来るなと言われても通うこのはちゃん。一見素っ気ないけれど時折見せる優しさに惹かれるようになります。花火大会に招待されたら浴衣を買ってくれたり、一緒に絵を見に行ったり、一時までは近づく2人。でもある時を境に先生は彼女から距離を取ろうとします。辛い思いをしながらも、別居中の奥さんについて聞けないこのはちゃん。でも先生と奥さんにはある事情があって……。

彼女は牡丹君は椿③
「あかりさんとなら先生をシェアできる」このはちゃんの言葉に違和感を覚えつつもつきあいはじめた蒼生さん。気をつけていたけれど2人の写真がネットに上がってしまい、このはちゃんの親にまで見られてしまいます。仙台まで謝りに行く蒼生さんとこのはちゃん。別れて仙台に戻って来てほしいお母さんは「小説家なんて遊ぶだけ遊んで飽きたら捨てる」と蒼生さんを悪く言い、このはちゃんはお母さんと喧嘩をしてしまいます。自分を認めて励ましてくれる先生。ついて行きたいけど、今の自分ではぶらさがってしまう気がする。お母さんの言葉が呪いのように心に残り、前に進めないこのはちゃん。自分で答えを出すのを待ってくれる蒼生さん。自立しようとする女性のもがき成長する姿を書いています。

いつも空を見ている①
香港の日本人学校、中学生の千夏ちゃん。学年で人気のある三井君に面白半分で告られたせいで、学年の天使、星野ちゃんに目をつけられてしまいます。静かに暮らしたい千夏ちゃんは、同級生の一樹君の助けを借りて既婚のイケメン、双葉先生が好きだという嘘を噂として流してもらいます。そしたら先生が勘違いしてしまい困ったことに。見かねた一樹くんが彼氏のふりをしてくれますが……。本当に好きと言えず友達のふりを続ける一樹君。周りの変化に追いつけず、男の子が怖い千夏ちゃん。2人の初恋の話です。僕の幸せな結末までのせいちゃん、なっちゃんの娘の話です。

いつも空を見ている②
容姿端麗、頭脳明晰につき、昔から高嶺の花に見られる千夏ちゃんは、実は男性が苦手。彼氏は何人もいたけれど長続きしたことがありません。三十路を迎えた年末に大好きだった初恋の彼の結婚を知り落ち込んでいる時、反省して悔い改めればラストチャンスが訪れると友達から不思議なお告げを受けます。新年新たに部下として赴任した男の子は5歳年下で初恋の彼と同じ名前。初めは生意気な彼を相手にしない千夏ちゃんですが、お母さんを亡くしているという話に同情し……。恋愛に不器用な30代女性ともういい加減な恋をしたくない20代の男の子の話です。僕の幸せな結末までのせいちゃんとなっちゃんの娘の話です。R15指定です。15歳未満の方はご遠慮くださいませ。(以前、投稿サイトより注意を受けて指定をしております)

いつも空を見ている③
アメリカと東京に離れて遠恋中の樹君と千夏さん。いつまでこんな生活続くのかと不安になる千夏さんでしたが?樹君と腹違いの妹の梨花ちゃんに樹君の過去について知らされて2人は合わないと否定されます。育ちの違う2人は一緒になれないのか悩む千夏ちゃんなのですが……。

雲のうえとした
中学の時のトラウマのせいで女として自信を無くして理系女子として仕事に生きる翔子さん。自分を女として見る人なんていないと言われたけど、そんな翔子さんが気になる修平君。気持ちが通じ合って一度は幸せになる2人ですが、研究職から営業職へうつされたことを機に修平君は心のバランスを失ってしまい、浮気してしまいます。離婚して1人で樹君を育てる翔子さん。樹君が大学生になった時に脳梗塞で倒れて帰らぬ人になってしまいます。お互いの気持ちを伝え合うことなく死別してしまった2人。翔子さんの死後も苦しむ修平君の元へ8年後に伝わるメッセージがあって……。いつも空を見ているの主人公、樹君と千夏ちゃんの結婚前後をサイドストーリーに、樹君のお父さんとお母さんの出会いと別れを書いた作品です。

Another story of いつも空を見ている
脳梗塞で倒れて発見が遅れたために亡くなった翔子さん。過去に戻る機会を得た修平さんは、その死に干渉して彼女を生き延びさせてしまう。その結果と影響は息子の樹君の人生も大きく変えることになってしまい?前作 雲のうえとしたのラストから繋がるいつも空を見ているのAnother storyです。また一味違う樹君が千夏ちゃんと出会います。

Another story of 僕の幸せな結末まで
小学生の頃から毎日のように一緒にいた幼馴染のせいちゃんとなっちゃん。大学進学でせいちゃんが東京へ行き離れ離れになってしまいます。妹だとしか思われていないと思って想いを告げられないなっちゃん。せいちゃんがいなくなった後に念願の彼氏ができますが……。彼氏がいながらせいちゃんを忘れられないなっちゃんと、忘れられない人がいるのを知りながらなっちゃんとつきあう達也君。事情があって恋愛はしたくないせいちゃんの二年越しの恋愛を書いています。僕の幸せな結末までのAnother storyとなっています。なっちゃんがせいちゃんを追って東京へ行かなかったら、2人がどうなったのかを中心に書いています。

ゆきの中のあかり①
17歳で両親と弟を失って一人ぼっちになってしまった塔子さん。転入先の高校で大好きだった弟と雰囲気の似ている柊二君に出会います。彼女の深い悲しみに触れた柊二君は、大学を卒業するとすぐにその悲しみを癒そうと彼女と結婚しますが、事故が起きて彼は死んでしまい、塔子さんは再び一人ぼっちになってしまいます。親友の残した大切な人と、お腹の中にいる子供のために、拓也さんは塔子さんの面倒を見ることを決意しますが……。僕の幸せな結末までで書いたせいちゃんの話を親の側から見て書かれた話になります。R15指定。15歳以下の方はご遠慮ください。(以前、投稿サイトより注意を受けて指定をしております)

ゆきの中のあかり②
離婚して1人になって、犬のラッキーと一緒に暮らす塔子さん。お店にある日、家具職人になりたいという不思議な男の子が来ます。輸入元のスウェーデンの取引先に彼を紹介した塔子さん。一方、息子の清一君は就職先の会社の一番目の赴任先が仙台で、東京を引き払ってお母さんの近くに帰ってきます。誰かいい人を見つけたらと言われてもその気のない塔子さん。とあることをきっかけに死ぬまでにやりたいことを見出していきます。まだ死にたくないと思いながら生きたい。つらいことばかりあった前半生を胸に、人生にリベンジしたい塔子さんと彼女を見守る人たちの物語です。わたしの幸せな結末からの前半部分を、お母さんの塔子さんに起きた出来事を中心に書かれた話になります。

Spin-off of ゆきの中のあかり②
有名な伝統工芸の家に生まれ、木の香りに包まれて育った大地君。幼い頃からものづくりが好きで、自分も職人を目指します。高校を卒業して家で働き始めますが、後継ぎのお兄さんとことあるごとに衝突してしまい、自分は家にとって要らない人間だと思い、家を出てしまいました。帰れなくなった大地君、フリーターとして働いていた仙台のとある雑貨屋で、自分が理想と思える家具に出会います。輸入元のスウェーデンに渡り、製造元に弟子入りした大地君。いつかお兄さんと堂々と会える自分になりたいと1人頑張ります。好きだと伝えずに大地君の帰りを待つすみれちゃん。2人の気持ちを知りながら、見守るタケコさん。自らも辛い経験をしたことから、兄弟の再会を願う塔子さん。みんなの助けを経て、海へさ迷い出た大地君が再び川を上り、家へ帰りつくまでを書いた作品です。

ゆきの中のあかり③
工房ができて、大地君が日本に帰って来てすみれちゃんと結婚して、タケコさんと一緒に身始めた夢が他の人も巻き込んで形になっていく。充実した日々を送る中で、病気になった塔子さん。人生の最後まで自分の足で立つと思っていたのに、支えがなければ生きていけないことに気がつき愕然とします。その経験が彼女の生き方や考え方を変えていきます。人生が儚さへ向かって徐々に傾き始める年齢に、塔子さんは何を考え、どう生きていくのか……。清一さんのいうところの塔子さんのファイナルバトルについて書かれています。

旅のおわりとはじまり
NESTを引退してから、旅行をしたり、近所の子供に英語を教えたりして過ごしていた塔子さん。盆暮れには帰ってくる孫の千夏ちゃんと太一君。繰り返される温かな交流にもやがて最後が来る。ところが、穏やかに死ぬ準備をしている塔子さんのところに、まだ、やり残していることがあると言う人が現れて……。僕の幸せな結末まで、わたしの幸せな結末から、いつも空を見ている、ゆきの中のあかり、の塔子さんの死による帰結。そして、また新たな物語の起点となる作品です。

しあわせな木
8年も片思いしていた年上の人。気持ちを告げずに別れを告げて、二人は離れ離れになるはずだった。スクールカウンセラーとして派遣された先で知り合った、静香さんと高校生の春樹君。友達とも恋人とも言えない曖昧な関係のまま、いつしか時は流れて春樹君は社会人に。ふとしたことをきっかけに、春樹君は静香さんの前から消えることを決意しますが……。短編では語られることのなかった静香さんの背景に触れる作品です。

Spin-off of the しあわせな木 スカート
「だから、これは秘密です。見つかると怒られます」彼女はそう言って小さく笑った。病院の会計で初めて出会った道隆さんと香織さん。お金のない彼を支え、成功する日を夢見る香織さん。夢は叶って道隆さんは名声を得ましたが、その日を境に香織さんとの間に不思議な距離ができてしまった。静香さんのお父さんとお母さん、切株に座る人と座らせる人の出会いから、しあわせな木、本編ラストの場面へと繋がる、道隆さんの視点から描かれた作品になります。

木漏れ日①
会社にさまざまな不満を抱えながらもサラリーマンをしていた神谷秀は、とあるきっかけで資産家の岬という男性に紹介される。自分で納得のいく会社をつくればいいと言われたことをきっかけに起業を目指し、ひょんなことから岬さんの娘と家庭を持つことに。駆け出しの経営者として活躍する時にとある学生に出会う。笑わない彼女がどうしても気になる神谷。最初は他愛もない好奇心のつもりが、持ち前の優しさのせいで引き返せなくなってしまい……。いけないと分かっていながら、期間限定の中でお互いの気持ちを言葉に出さずに愛し合う2人の世界とその周辺を書いた作品です。

きみどりに始まりふかみどりに終わる①
そこそこ有名な編集者の澤田暎は、親友で小説家の火野蒼生の心配ばかりしているうちにいつの間にか39歳に。老後の心配をして嫁が欲しいが、一つ問題がある。隠れ几帳面な自分には一緒に暮らすに耐えられる女性がなかなか見つからない。そんなある日、社内で目をつけた女性がいた。一見地味な彼女はよく見ると美人で、でも、そんな顔立ちを隠して生活している。どうして彼女は綺麗な顔立ちを隠して生きているのか、そして、どうして彼氏も夫もいらないと言うのか。彼女が気になる澤田は、とある提案を彼女にしますが……。彼女は椿君は牡丹の後に続く話で、椿では脇役だった澤田さんが主人公の話です。サブストーリーとして火野先生とこのはちゃんの婚約から結婚までの間の様子が書かれています。

テンペスト
曽祖父の代加良産婦人科の産院を経営している家の次女、文月京香は従兄弟で7つ年上の医大生の文月律が小さい頃から好きだった。だけど、従兄弟同士の恋愛や結婚には否定的な家族の手前、その気持ちは秘密で誰にも言ってない。商社に勤める父の転勤に合わせ子供の頃から国内を始め海外で生活したこともある中條太一は、東京で大学生になった。彼女もできて、楽しい毎日を過ごしていたが……。別々の場所で進行する二組の男女の話が、途中で出会い一つになりラストを迎える話になります。主人公は僕の幸せな結末までのせいちゃんなっちゃんの長男太一君、律君、京香ちゃんの3人です。

Spin-off of the テンペスト 逆プロポーズ
曽祖父から続く産婦人科医院の跡取り娘の玲香ちゃん。幼い頃から医者になる気がないのなら、立派な医者の婿を連れてこいと言われながら育ちました。妹は高校生にしてデキ婚をし、もう正真正銘自分しかいない。そこで、20歳という若さで医者限定の婚活パーティーに出席することにします。かたや玲香ちゃんが小学生の頃から文月医院で働くお医者の斉藤先生は、実は玲香ちゃんのことが好きで……。とある産婦人科医院の家族を中心に語られるお茶の間コメディです。家を継ぐという運命を背負った女性のマリッジブルーについて書かれています。

かみさまの手かみさまの味①
食べることの好きな上条暎万えまは、自称花より団子で年頃になっても彼氏を作ろうとしない。大学を卒業してとあるグルメ雑誌の編集をしている。そんな妹を表では邪険に扱いながらも心配しているお兄ちゃんの春樹君。とある日、学生の頃からの贔屓の洋菓子店エルミタージュに取材で訪れた暎万ちゃんは、今まで食べたことがないような味を作り出す駆け出しのパティシエ片瀬大生と出会う。「あなた天才」片瀬君の作り出す味の虜となった暎万ちゃんは、足繁く彼の店に足を運ぶようになりますが……。短編でお馴染みの食べるのが好きな暎万ちゃんと彼女の体重管理をするヒロ君の出会いの物語です。春樹君と静香さんが脇役として出てきます。

かみさまの手かみさまの味②
パティシエのひろ君とフードライターの暎万ちゃん。ひろ君の才能を愛する暎万ちゃんは彼に自信を持ってもっと前向きになって欲しいと思うけど、本人はなかなか自分を認めようとしない。チャンスがあってパリで有名なパティシエのもとで修行をすることになりましたが、才能と実力のある人たちの間で、自分が一体なにをしたいのか完全に見失ってしまうひろ君。自分はひろ君に無理をさせている。そばにいない方がいいのではと思い始めてしまう暎万ちゃん。付き合い始めて一年半。好きだけでは一緒にいられない。恋が愛に変わる過程を書いた作品です。生き方に悩む若い2人をめぐる関係者の過去と現在が交錯します。作品中に出てくるお店やパティシエの皆さんは現存するパティシエのかたや来歴や作り出されているケーキを一部参考とさせていただいております。ただし、登場人物の生い立ちや人柄に関しては作者の想像上のものであり、実際に存在する方々と一切関係することはございません。

いつも空を見ている④(現在執筆中、未完)
いつも空を見ているに登場した樹君の腹違いの妹梨花ちゃんを中心に語られる物語です。本編はまだ執筆されていませんが、プロローグにあたる短編を掲載。修平さんと翔子さんの離婚を、梨花ちゃんのお母さんの直子さん視点で描いた短編です。

木漏れ日②
憧れの高級レストランでバイトを始め、それからそこの社員になって働いている飯塚春菜は、とある日、とある出来事をきっかけに自分がいつの間にか上司を好きになっていたことに気づく。上司と恋愛なんてめんどくさいから無かったことにしてしまおうと思うが……。とあることから神谷秀の起業につきあい、いつの間にか10余年を過ごしていた中川崇は、仕事で忙しいのを言い訳にいまだに独身。そんなある日、会社に昔の知り合いが訪ねてきて……。①で脇役だった崇君と春菜ちゃんの出てくる話です。10年目のフォンテーヌでのみんなの様子を書きながら、崇くんの過去と現在が交互に出てくる構造となってます。作中の団体や個人に関しましては一切が作者の想像上のものであり、現実に存在するいかなるものとも関係性がございません。

きみどりに始まりふかみどりに終わる②(現在執筆中、未完)
事情あり親とは縁を切って生きている似た者夫婦の暎と理沙。しかし、暎は今も親元にいる実の兄のことを気に病んでいる。そんな折、とある出来事をきっかけに澤田家の家族の形が変わっていく。母の反対する相手と結婚しようとしているこのは。周りの家族は2人の和解を求めて仲裁しようとするがなかなかうまくいかない。お互いに折れることなく顔を合わせることのないまま月日が去っていくが……。澤田家、火野家の話を視点を変えながら描き、交互に繋いでゆく長編になります。作中における人物、団体等は全て作者の想像によるものであり、現実におけるいかなる人物や団体に関係するものではございません。

木漏れ日③(現在執筆中、未完)
東京中心の出店から地方への出展を目論む秀さん、ある日、たまたま再会した大学の同級生が福岡出身なのをいいことに、出店候補地の下見へと福岡への出張を計画。実は福岡は春菜ちゃんの故郷。帰郷も兼ねて一緒に行くかと誘ったが、剣もほろろと断られた。しょうがなく崇君と男2人で降り立った福岡で、2人が出会った人たちとは?秀さんと崇君の東海道中膝栗毛とまではいかないが、出張珍道中をかいた、 そうだ、福岡行こう! 書き忘れたエピソード、場面は東京へ戻る飛行機の中、 福岡と事情の間 そして、春菜ちゃんの過去の回想から、そうだ福岡行こう!のラストシーンへと繋がる 飯塚陽菜の事情+α  が入っています。これに続くエピソードは今後執筆予定。

松尾君は絶対勘違いしています(現在執筆中、未完)
長く片思いをしていた女の子に意を決して告白したトシ君。しかし、その場でその気持ちは勘違いだと言われて……。イケメンでめちゃめちゃモテるのに、なぜか本命の彼女には粗雑に扱われているトシ君。というか、俺って本当に芽衣の彼氏なんだろうかと時々悩んでいる。自分はトシ君には合わないと思っていて、ことあるごとに自分のような女とつきあうのはやめろと可愛くないことを言ってしまう芽衣ちゃん。自分は顔だけでなく心までブスだと思っています。そんな2人の関係が少しだけ変わった1日を書いた St.Valentine’s Day をプロローグに、松尾君は絶対勘違いをしています を本編として構成されています。バレンタインでの2人のやり取りに張られた伏線を、本編の勘違いで回収する形で作られてます。木漏れ日③で登場した脇役のトシ君と芽衣ちゃん。春菜ちゃんが二人きりにして帰ってきちゃった後に二人の間になにが起こったのかが気になって書いた作品です。追記:うっかりしておりまして、現実に芸能人として活躍されている方と同姓同名のキャラを登場させてしまいました。井上真央さん。何か意図があって名前が同じになったわけではございません。申し訳ないです。ここにお詫びと注釈を入れさせていただきます。<(_ _)>汪海妹

あちらでは風は逆に吹いている
現実には存在しないどこかの国の一つの地方
ー見えない壁に閉ざされて、もう何十年も外へと出られなくなった人々のもとに、とある日、外の世界から一人の少女が迷い込んで来る。
(これは、もともとはファンタジー志望である私の習作です)






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