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出品紹介① 『ぼくはお金を使わずに生きることにした』

こんばんは、惑星屋です。
本日より、11/10(日)に開催される鬼子母神通りのみちくさ市にて出品するものを紹介してまいります。
1日目はマーク・ボイル著(吉田奈緒子 訳)の 『ぼくはお金を使わずに生きることにした』を紹介いたします。
※ここで紹介したものは予告なく出品を取り下げることもございます。

現代社会で生きる上で貨幣というツールは必要不可欠と言ってもいいでしょう。バラバラの価値、バラバラの性質のものを軽量的に交換可能にするのがまさに貨幣の本質ですが、それは言い換えると「替え難いものを、替えが効くものにする」ということになります。
しかし現代の貨幣経済は、計数化される価値以上の消費が裏でなされているのではないでしょうか。
例えば一杯100円のコンビニコーヒーですが、これが飲めるのもまずトラックで店舗に運ばれる必要があり、その前の段階では船で日本に運ばれてくる必要があります。さらに言えばコーヒ豆は農家によって生産されている必要がありますが、不当とも言える値段で買い叩かれているのが現状です。
これらのことを考えた時に一杯100円は適正価格なのでしょうか?
コーヒーを一例に取りましたが、豊かな生活を送れているその裏では信じられないほどのエネルギーが消費され、搾取されていると言っても過言ではないでしょう。
そしてこうして多大なコスト、エネルギーをかけて作られたものでさえ、供給過多になれば廃棄されてしまいます。

前置きは長くなりましたが著者であるマーク氏はお金を使わない生活を実践することで現代の貨幣経済に潜む矛盾や問題点を炙りだそうとしております。
ここで実践しようとしていることは「生き延びる」ことではなく、あくまでも「豊かに暮らすことを諦めない」こととなります。
確かにお金を使わないで暮らしていくこと並大抵のことではありませんが、そのマークの創意工夫には驚かされるだけでなく、少しでも世界を良くためのヒント、そして希望となり得ます。

もし興味持った方がいらっしゃいましたらぜひお手に取ってみてください。
11/10(日)にお会いできることを楽しみにしております。

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https://note.com/calm_eagle7921/n/nf666929c8b2b


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