最近の競馬について思ったことを殴り書き①

1つ目は、ドウデュースの凱旋門賞挑戦について。

個人的には良馬場でもかなり厳しいと思っている。一つは前半のスローペースによる折り合い面、一つは長い直線での上がり勝負。
ただ、それらを承知の上で「武豊で凱旋門賞制覇」というオーナーの目標を貫き通すのであれば、我々がそれを引き止める道理は無く、ただ見守るしかないと思う。

ただ、今年のドバイ遠征でシーマクラシックでなくターフを選択した時点で、凱旋門賞挑戦の本気度に疑問符がついている。
陣営曰く「シーマクラシックは極端なスローペースになりやすいので、ペースが流れるターフの方が合っている」とのこと。それはその通りなのだが、凱旋門賞も前半はかなりのスローペースになりやすいことを考えると、シーマクラシックで予行演習をさせておく方が堅実であるように思えた。

スローペースを避けてターフに参戦したものの、結果は5着。内ラチ沿いに閉じ込められて脚を余した、つまるところ、1800mのレースで内枠を活かせるほどの追走力が無かったともいえる。
確かに1600mの朝日杯を勝っているし、胴の詰まった馬体でマイラーマイラーと言われているが、3歳になってからは一貫して2000m以上を使われ続けてきた馬。まして前走有馬記念の2500mから一気の距離短縮、正直無謀なローテだったと言わざるを得ない。

あくまで凱旋門賞を目指すのか、それとも2000m以下の距離にシフトしていくのか。陣営の采配からそれが見いだせず、もどかしく感じている。


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