なんでも答えてくれるAI
chatGPT を使いまくっています。どんな質問にももっともらしく答えてみせるところが、子どものときの私みたいです。苦笑と不快さを感じるとともに、あの頃のわけのわからない全能感までが蘇ってきます。
それからこの対話AI、自信たっぷりに答える割にはだんだんつじつまの合わないことを出力してきます。一貫性に欠けるのです。それで「さっきと違うこと言うてるで」とツッコミを入れたくなります。途中で待ったをかけたくなったりも。
私が自我崩壊状態だった頃、まわりからきっとこんな風に見られていたのだろうとも思います。やり取りしていると、どこもなんにも異常がないのだけれど、長く話していくと、だんだん語りに一貫性がなくなっていくので「こいつひょっとして〇〇〇〇?」と相手が感じだすのです。
chatGPT の場合、こちらから「それさっきの話と違うやん」とツッコミを入れると「申し訳ありません私のエラーでした」と返答してきます。その場はそれで収まってしまう。後でまた同じ反応を繰り返してくるので、ああこれは事前にこうプリセットされた問答パターンなのだとわかります。
壊れていた頃の(今なお、もう壊れていないと胸張ってはとてもいえない)私のレスポンスを、今のAIがパロってくださる毎日です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?