鬱です
ああ夢で良かったと目が覚めたとき思うような夢にうなされたせいか、寝床から起き上がる気分にない。あまり具体的に綴ると綴ったものに自分で引きずられるので夢の内容に絞って綴る。
モノクロ。夜設定ではないと思われるのにモノクロ。🚲に私は乗っている。どこかに行くつもりで、しかしどこに行こうとしているのかはわからない。途中でキャデラックに道を譲られる。運転手ももう一人も長身でセレブ系の男子黒人で日本式に頭を下げてくれる。私は母の実家に寄る。見つからない。前から半地下の雑居ビルと店舗ができているのは知っていて、しかし祖父母の木造屋は残っている。しかし見つからない。しばらく寄らないうちに消えたのだと気づく。怒りの感情を悲しみが越えていく。こんなことなら内側をいっぱい撮っておくのだったと後悔しながら、私は🚲を漕いでいく。黒人キャデラックにふたたび道を譲られる。🚲は東に。