[星と宇宙のアレコレ #3] 太陽系と その果て(前編)
星や宇宙の勉強を通じて学んだことを
noteでお届けする[星と宇宙のアレコレ]
星や宇宙の楽しさを少しでもお届けできれば
と思います💫
前々回は
宇宙のはじまり 〜 ファーストスター
前回は
膨張宇宙時代 〜 宇宙の終わり
をお届けしました。
第3回は、
太陽系と その果て(前編)
ということで、
太陽系を構成する惑星🪐(水星から火星)や小惑星帯をお届けしたいと思います。
次回になりますが、後編では、
木星や海王星の遥かその先の長周期彗星軌道にあるというオールトの雲など
をお届けしたいと思います。
1.太陽系の概要
太陽系は太陽を中心に、
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の惑星で構成されています。
“惑星”の国際天文学連合の定義は、
・太陽の周りを回り、
・重力平衡形状(ほとんど球状の形)を有し、
・自分の軌道の周囲から他の天体をきれいになくしてしまった天体である。
とされています。
簡潔に言うと、、、
・太陽の周りを回って、
・自分の重力で丸くなっていて、
・近くに同じような天体がないもの。
これらの惑星は、ほぼ同じ平面上を、同じ反時計回りに公転しています。
恒星とそれを取り巻く惑星が同一平面上を公転するのは太陽系に限った話ではなく、他の天体でも同様に見られます。
太陽系の惑星の大きさは
大小さまざま。
木星・土星、大きすぎ。
と思ったら、太陽が桁違いだった😆
惑星間の距離もさまざま。
水星が割愛されている😅
英語ですが、惑星の大きさの違い、距離の違いがよくわかる動画です:
そして、公転周期もさまざま。
地球の公転周期を1年として、
水星は、88日。
海王星は、165年。。
もはや、海王星は公転していないようにしか見えない。。。
それでは、1つ1つ、見ていきましょう。
2.水星
古代ギリシャ語で、ヘルメス
ラテン語で、メルクリウス
英語で、マーキュリー
太陽系の惑星で、最もつぶれた楕円軌道をもっています。
核が直径の4分の3を占めていて、その成分は主に鉄。
最大の特徴は、1日の長さ。
日の出から次の日の出まで、
なんと地球でいうと176日の長さ。
自転周期は約59日、公転周期は約88日で、
太陽の周りを2周する間に、3回しか自転しない為に起きる現象です。
太陽に最も近いため、昼間は400℃を超え、
夜は大気が無いため熱が逃げてマイナス160℃にもなります。
太陽系で最も温度差の激しい惑星です。
3.金星
古代ギリシャ語で、アプロディテ
ラテン語で、ウェヌス
英語で、ビーナス
地球の直径と質量が近いことから、“地球の兄弟星”と呼ばれています。
しかし、地球と似ていないところもたくさん。
自転の向きが太陽系惑星の中で唯一、逆向き。
自転周期は、243日と太陽系惑星の中で最長。
最大の特徴は、分厚い濃硫酸の雲。
これにより、太陽光の78%を反射します。
なので、太陽系惑星の中で最も明るく見える✨
4.火星
古代ギリシャ語で、アレス
ラテン語で、マルス
英語で、マーズ
アルテミス計画で月の次に目指す場所
地軸は25℃傾いており、四季がある。
薄い大気があり、大地は酸化鉄の土。
2つの衛星(フォボス、ダイモス)がある。
エベレストの3倍近い高さのオリンポス山(2万5000m)や
グランドキャニオンより4倍以上深いマリネリス峡谷(7km)があります。
ダストストームとよばれる砂嵐や、ダストデビルという竜巻が発生。
大気中にはチリがたくさんまっていて、太陽の赤い光は分散され、
青い夕日が見えるそうです。
5.小惑星帯
火星と木星の軌道の間に存在する 大きさ数百cmから数百kmの小惑星の集まり。
50万個以上も存在します。
火星と木星の間に、なぜ1つの惑星ができなかったのか、
はっきりとした原因は分かっていません。
1つの記事でオールトの雲まで書きたいと思いましたが、ギブアップ😫
後編をお待ちください🙇♂️
それでは、
『夜空を通じて みんなで幸せに』
良い星空浴を✨
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