見出し画像

#53 もうすぐ見える? 紫金山・アトラス彗星☄️

個人的に
今年いちばんワクワクしている天文イベント

紫金山・アトラス彗星

もしかすると、肉眼でも見える彗星となるかも!



紫金山・アトラス彗星とは、、、

まずは、その経緯から。



2023年1月9日
中国科学院の紫金山天文台の望遠鏡に捉えられ、
小惑星センター(Miner Planet Center : MPC)に報告。



その後、天体が行方不明となる



2023年2月22日
南アフリカの小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)が独立して この彗星を発見

その後、この彗星が、1月9日に発見された彗星と同じであることが判明し、
2月28日に紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)と名づけられました。



ちょっと話がそれますが、

小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)”って

かっこよくないですか?



小惑星地球衝突最終警報システム ATLAS:

Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System

直訳すると、
小惑星が地上に衝突する最後の警報システム

なんか、めっちゃ怖い。


以下、Wikipediaの説明です:

小惑星地球衝突最終警報システム[1][2] (Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System, ATLAS, アトラス[3]) は、地球近傍小天体を、地球に衝突する数週間から数日前に検出するために最適化されたロボット掃天観測および早期警告システム。

Wikipediaより


ん 🧐?

掃天観測って何?

またしてもWikipediaに確認。

掃天観測(そうてんかんそく、英語: astronomical survey、スカイサーベイとも)は、望遠鏡を用いて一定範囲の夜空を観測することをいう。
特定の天体を観測する指向観測と対をなす概念である。

Wikipediaより


へー 🤔。

勉強になりました。



では、いつ見えるのか?

以下の日程のあたりで条件が良ければ見えるかも☄️

見える時期は、2つに分かれます。



日付:9月27日から10月4日くらいにかけて
時間:日の出の1時間前
場所:東の空 非常に低い位置


日付:10月13日ごろから
時間:夕方 
場所:西の空


もしかすると、長い彗星の尾☄️が見えるかも!

双眼鏡があると、より良いです。

無料アプリ ステラリウムより


場所によりますが、

私が住んでいる東海地方では、

この頃の日の出は、5時35分くらい

4時30分には薄明は始まっていると思うので

4時くらいから観察開始かな。

前の日の金曜日は、21時には寝よう😴。

夜明け前の彗星は、非常に低い位置となるので

東の低い位置まで見える場所の確保が必要!

無料アプリ ステラリウムより


平日は、しんどなぁ〜😔。

無料アプリ ステラリウムより


夕方なら、時間的には見やすい!

今のうちから、西が開けた場所を探さなければ!

無料アプリ ステラリウムより


参考までに、2020年のネオワイズ彗星の様子はこちら👇

国立天文台サイトより


ちなみに、この紫金山・アトラス彗星は

非周期彗星と言われています。

つまり、2度と見ることができない彗星


そもそも彗星は、
200年以下は短周期彗星と分類されるので

そのほとんどは、生きているうちに2度見ることはありませんが。。


でも、ハレー彗星はみたい。。


ちなみに、ハレー彗星が次に近づくのは、

2061年7月。

37年後でございます。




正直、彗星は近づいてみなければ分からない!

また、新しい情報が入れば、

発信させていただこうと思います。



生成AIで、彗星の絵を描いてもらいました👇



それでは、


  『夜空を通じて みんなで幸せに』


良い星空浴を✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?