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心燃やせ

バスケットボールW杯を見ている。世界の強豪相手に2度の勝利をあげた。素晴らしい☆カッコイイ!!

トム・ホーバスHCが選手を強く信じる姿勢、選手一人ひとりが最後まで自分とチームメイトを信頼しプレーし続ける姿。画面を通して伝わる気迫は、私の心を沖縄のアリーナに連れていくほど熱くした。現地行きたい。笑

中学の3年間バスケ部に所属して、のらりくらりと活動していた頃を思い出す。練習試合を含めて勝ったのは1度きり。そう、弱かった。みんなバスケが好きで、部活動をサボったり、気を抜いていたわけではない。何というか、闘志が皆無だった。

上手くなりたいし、試合にも勝ちたい。でもハングリーな勢いは無くて、どこか人ごとのような感じ。どちらかというと、サークル的な雰囲気が強かったかもしれない。そんな学生時代を思い出しながら、日本代表の姿を見つめていた。

試合後のインタビューで、渡邊雄太選手が比江島選手を「あれが本来の比江島慎、何のサプライズもない」そう称えている姿が、マジカッケー!と目がキラキラしてしまった。

ベテランも若手も関係なく、一丸となってゴールに向かう。コートの中を縦横無尽に走り回り、美しく、時に泥臭く点を積み重ねる。

自分が行く、オレが行くんだ!そんな意気込みで切り込み、相手選手の虚をつきガムシャラに点を取りに行く。もう目が追いつかないほどの早いスピードで。あんなに美しい試合があるだろうか。

私は自分がバスケをしていた時、弱い自分やチームをいつも当たり前と思っていた。戦う前から諦めていた。今日も負けちゃうんだろうな、そう思って試合に臨む。そして負ける。→安西先生に叱られるヤツです。

比べたらホントに申し訳ないが、日本代表はいつも諦めていなかった。第4Qで追いつき、遂に逆転し、最後の1秒までゴールを狙っていた。

ああ、そうだ。第3Qまでずっと負けてるからと言って、この試合が負けとは限らないのだ。残り時間を全力で走り抜ける姿がすべてを物語る。

まだ始まってもいない試合に負けの烙印を押すのは簡単だ。傍観するだけ、本気じゃない、言い訳ありき。

バスケからは離れてしまったけれど、自分の生き方に対しても同じように振る舞っていないか見つめたい。

どうせできっこないと諦めていないか。やれるだけやってみようと心を燃やしているか。自分を信頼し、仲間を信じているか。客観的なんて言葉で冷静なフリして、ただの傍観者になっていないか。

大きな一歩じゃなくてもいい。小さくても今自分ができる全力で前に進む。それが当たり前の自分となっていくようドライブしていきたい。画面の向こうで必死にゴールへ向かう選手を見て、私もまたエンジンかけて生きていこう。

明日の試合もガンバレ!日本!!

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