命に感謝して生きる
南の窓に向かって座り目を閉じると、陽の光がまぶたの裏側で白く光ります。
今日も無事に目が覚めて呼吸をして一日をスタートできることに感謝しました。
北風が冷たいこの頃は空気も乾燥し、肌のカサカサも気になる季節、浅くなりやすい呼吸を丁寧に深めてエネルギーを巡らせ、水分を巡らせます。
近頃はただ呼吸をしているだけで至福を味わえるようになりました。「あー生きているのだ」と命に感謝します。
今年は義父との別れがあり、色んな感情が交錯する日々でした。別れの寂しさ、病床から解放された安堵、出会えたことやこれまで頂いてきた優しさへの感謝など。どんなに言葉を尽くしても足りないくらい様々な思いが溢れてきます。
しかし、魂はいつも近くで私たちを見守り励ましてくれていると信じています。霊的なモノは分かりませんが、きっとそうだろうと確信めいた感覚があります。
私たちは連綿と受け継がれてきた祖先のつながりの末にある者で、今生きている命を大切に扱うことは祖先への感謝にもつながるでしょう。
自分を大切にすること、他者も大切にすること、敬い尊び成長を続けること、それが生きること。
雲の向こうでぼんやりとこちらを照らす陽を受けながら、これまたぼんやりと体の内側から起こる感謝の念を感じました。
当たり前に目が覚め、当たり前に水を飲み、当たり前に自由な活動をさせて頂いていることが非常に有り難いこと。今日も無事に一日を終えられることに感謝します。
風邪気味の方が増えております。
皆様もご自愛いただき、暖かくしてお過ごしください。