まっさらな自分を取り戻す
水廻りのタイル目地を掃除していました。
知らぬ間に汚れが付いて、白かった目地が黒ずんでいます。
しばらくそのことに気付かず、黒ずんだ状態が当たり前になっていました。
少し擦るとみるみるうちに色を変えて、元の白さを取り戻しました。
「あー、そうか。ここはこんなにキレイだったのか」と気付きました。
そして、自分の知識や経験についても一度リセットしようと思っています。
世間的な常識に流された考え、これが正解ですと差し出された模範解答のようなもの、そういうものを一つずつ手放します。
張りぼてのように身につけた知識は簡単に剥がれ落ち、継続的な実践の伴わない経験はどんな言葉で埋め尽くしても自分を満たすことはありません。
知らないと恥ずかしいとか、大人だからできて当たり前とか、そんな外側にある枠から飛び出して、不要な情報を少しずつ自分から取り除いていきます。
何十年も当たり前に思ってきた知識や経験を洗い流す作業はなかなか大変かもしれません。
しかし、その当たり前に思う常識のようなものが邪魔をして立ち止まり、前に進むことを拒んでいるとしたら、その常識は果たして自分に必要なものかと問われれば「No」です。
誰かの言った正しさで覆われて見えなくなってしまった自分自身を取り戻し、自分を傷つけず敬い、主体的な選択をして生きる道を歩みたいと思います。
そんな学びをこれからしていきます。
まずはタイル目地のように、まっさらな自分を取り戻していきます!(笑)