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Photo by
inagakijunya
【詩】救いようのない朝
会いたい
会いたい
会いたい
会いたい
降ろされたシャッターの前で
途方に暮れる
シャッターを叩いたら
あなたは
出てきてくれるだろうか
ここにいないから
シャッターが
降ろされているのだろうか
誰かに
会いに行っているから
ここにいないのだろうか
わかってる
会わないと告げたのは
わたしだから
時の軽さに
怯えていた
自分の重さに
耐えきれなかった
心と気持ちと
言葉と行動と
何もかもがちぐはぐで
それぞれ
勝手放題
ずきずきする
手の痛みに目を覚ますと
わたしの部屋は
夢の中から溢れ出た
残骸に埋もれていて
救いようのない朝
救いようがないですね。
ソーマさんには、今年、最後のメッセージを送って、お詫びとともに、感謝を伝えました。
来年は、ヘタレな自分をうまくなだめて、季節ごとの再会を楽しめますように。
ソーマさん、本当に、出会ってくれてありがとう。