【詩】今ある場所で
もう、未来なんていらない
今、このときで充分だから
苦しみの泉はやがて枯れるだろう
幸せの雫はきらめき続けるだろう
喜びの鼓動は繰り返し響くだろう
哀しみの空はいつか晴れるだろう
まだ来ぬ時は
いたずらに望みを引き延ばし
わたしに今ある場所から
目を背けさせる
もう、未来なんていらない
今、このときでいっぱいだから
苦しみの泉は湧き枯れることはない
幸せの雫はある日静かに零れ落ちる
喜びの鼓動はやがて終わりを告げる
哀しみの空はこれからも烟り続ける
まだ来ぬ時は
容赦なく絶望を引きずり出し
わたしを今ある場所から
遠ざけようとする
なんなら
もう、過去もいらない
無遠慮に手を差し伸ばす
過去はいらない
わたしの形にならなかった
過去はいらない
わたしの姿を映し出すだけの
過去はいらない
今、苦しみに溺れ
今、幸せを抱いて
今、喜びに包まれ
今、哀しみに沈み
未来が映し出す幻影が
過去から伸びる触手が
何かを付け足してしまうと
何かを引き去ってしまうと
今ある場所で受け止めているものは
全て嘘になってしまう
嘘になってしまうことを否定するわけではありません
そんなに、強くありません
今、感じていることをそのままに受け止めることから逃げているのは、わたし自身なのです
未来から、過去から、そして今からも目を背けたくて、遠ざけていたいのは、わたし自身なのです。
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コメントしますとしながら、できていない記事がちらほら…。訪問しますとしながら、足跡を残せていない方たちの記事もあれこれ。
相変わらず、不安定で、ごめんなさい。
noteの記事を読みながら、自分自身がだめだなぁと思って、自分自身がどうしたいのかわからなくて、辛くなって、noteを少しお休みしたいなぁと思いながら、でも、何が解決するというわけでもなくて、完全に断つこともできなくて。不安定だからか、なおさら、詩はできてきてしまうし…。
お約束をきちんと守れない、駄目なわたしですが、ゆるゆると、あつかましく続けていきます。