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necogourmand
【詩】プラネタリウム
あなたに誘われたら
プラネタリウムに行こう
星たちの出逢いに
耳を傾けながら
星の瞬きの下で
輪郭だけになった
あなたの横顔を盗もう
暗転の闇に
そっと息を吐き
重ね合わせた手に
ドームの夜の
鼓動を刻もう
星たちが
本物なのか
本物でないのか
それが
何の
意味を持つのだろう
宇宙と
空と
ドームと
幾重もの
マトリョーシカの世界の
幾重もの
星たちのさざめきに
あなたとわたしの鼓動を
重ね合わせよう
この詩は、もう、1年近く前に形にしたもの(今回、公表するにあたり、最後の3連を少し修正しました)。
だから、ソーマさんとは、まだ、出会う前。
ほんとに、妄想でいろんなことを詩にしている(笑)
今になって、現実が詩に近付いた。
妄想の世界で、とても充足していたんだから、妄想のままでいいのかもしれない。妄想で恋ができるんだから、それで充分なのかも。今だって、恋に恋してるだけなんだから似たようなものだけど。
がっちりした胸板と体温を、恋しく感じるようになってしまった以外は。