シェア
幼い頃 よく四つん這いで 廊下を走っていた 団地の わたしの部屋から 玄関前を通って 台所に…
どこにも 進めない 眩しい空を 貼り付けた水面に ぽっかりと浮かぶ 灼き尽くされた わた…
泣きそうで 泣けない 今は泣かない いっぱいに満ちているけど 一滴の雫すら振り落とすものか…
快く晴れる空に 似合うもの それは 運動会の歓声 噴水のしぶき 風になびく髪 ほころぶ蕾 …
真っ暗だなんてことも分からない 目が開いているのか 閉じているのかすら 意味もない 引き…
ときどき 友達のように 月に寄り添って ごくごく たまに 月の揺りかごに 揺られていたり…
何処かに落ちるわけではなく 通り過ぎる星たち それでも この地球上に いくつかの落とし物を することもあるらしい 幾光年の旅の記憶を 持ちきれずに 零してしまうように フォロワーの“ミズノさん”が、自らの執筆テーマにとりあげた「100のお題」。 選んだ言葉たちが面白くて、これって絶対自分では思いつかないやつ(笑)というのもあって、“いっちょかみ”することにしました。 タイトルの番号は、「100のお題」の番号です。
路地奥の こんなところにも 花は咲き 自らの 手前に落ちる光を 見つめる 陽を浴びずに …
明るい日差し 咲き誇る花々 弧を描く水 煌めく水滴 どこまでも 眩しくて 揺らぐ 影 フ…
冬空に 上弦の月 浮かばせて 月の舟漕ぐ 君をたずねて フォロワーの“ミズノさん”が、自ら…
重く厚く垂れ込める雲に 身を委ねながら わたしは待つ 呻きわななく風に 心を奪われながら わ…
弾む高さは バンジージャンプぐらいかな ずっと弾んでいたかったよ 目が回っちゃうくらいに …
思い出に縋りたいほど 今が苦しいわけではなく 思い出に支えられたいほど 今が悲しいわけでは…
なけなしの夢 なけなしの勇気 なけなしのプライド そして 底をつきかけていた なけなしの 恋心 乾きすぎた心に 亀裂が入りそうだったから あなたが現れたのかな もう 変わることなんてないと 思っていた 同じ道を 行ったり来たり 繰り返していくだけだと まだ大丈夫だよ 失くしてないよ 枯れてなんかいないよ 心か絞られて あれから、ずっと 雫が滴り落ちている フォロワーの“ミズノさん”が、自らの執筆テーマにとりあげた「100のお題」。 選んだ言葉たちが面白くて、