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自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。
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2024年7月の記事一覧

【詩】ナルシシストの鏡

わたしがあなたの目を見つめるのは あなたの目の奥を覗きたいのではなくて ただ あなたの目に…

しおん
7か月前
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【詩】一億光年のかくれんぼと「二十億光年の孤独」

今日は寂しいから 帰ったら 谷川俊太郎さんに 会いに行こう 気難しくて 偏屈なのに こそばし…

しおん
7か月前
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【詩】過去形

好きだった 好きだった 好きだった 好きだった 好きだった 失くした痛みが 埋もれた時間から …

しおん
7か月前
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【詩】応答なし

くるくる くるくる 何かにひっかかって ちょっと立ち止まったあなたに 追い打ちをかけるよう…

しおん
7か月前
11

【詩】結び玉

わたしは あなたとの時間の ひとつひとつを 玉に結ぶ あなたとわたしを撚り合わせた糸で あな…

しおん
7か月前
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【詩】嘘 三篇

(第一篇) あなたは うそつき おおうそつき わたしの くらやみを ふきはらうほどの おおう…

しおん
7か月前
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【詩】月の舟

今夜も 賑やかにさざめく 糸たちを 経糸にくぐらせながら ほのかな灯りに 頬を照らし 川の汀に 舟が寄せるのを待つ ぷかりぷかりと揺らぎながら 一年に一度 その舟はやってくる 軽やかな機の音で 糸のさざめきを 川のさざなみに溶かしながら 織姫は、待つ 空を振り仰ぎ 月の舟が日毎に彦星に近づくのを 確かめ わたしは 永劫の約束が 遠い空で果たされていくのを見つめる わたしとあなたには そんな約束などなく ただ、待つことに 馴らされたわたしがいる 汀の波に足を