本当にショックです

 期待の新人John Metchieが白血病と診断されたそうです。非常に残念です。
 昨シーズンにACLを痛めてリハビリ中、開幕に間に合わなくとも今年のどこかの段階でプレイを見られると思っていました。少なくとも今シーズンは出場できないでしょう。来年以降プレイできる保証もありません。
 最初に報道を目にした時は信じられない気持ちでいっぱいでした。体格に恵まれなくともレシーバーにとって重要なスキルをいくつも持ち合わせた優秀な選手、かつ努力を惜しまずチームファーストな優等生、どうして彼がこのような重荷を背負わされているのか。本当に残念でなりません。
 不幸中の幸いですが、Metchieがかかった急性前骨髄球性白血病(APL)は「最も治癒可能な白血病」と呼ばれています。治癒率は90%だそうです。
 
 白血病にかかったアスリートといえば競泳の池江璃花子さんが思い浮かぶ人も多いと思います。池江さんの場合は2019年の2月12日に公表、同年12月17日退院、翌年2020年8月29日に594日ぶりに競技会に出場となっています。その後2021年の東京五輪の代表選手に選ばれたことは記憶にも新しいと思います。
 今回のニュースは本当にショックでしたが、池江さんのように白血病を克服し復活を遂げたトップアスリートという前例には勇気をもらいました。闘病とリハビリを乗り越えたMetchieを、いつかいつの日かフィールドで見られる日を心待ちにしています。

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