Connor Wedinghton獲得
49ersをウェイブされたConnor Wedinghtonをクレーム。Sheffieldといい見慣れないファミリーネームですね。身長6−1、体重195ポンドのWR。
生まれはワシントン州のLake Tapp、同州のSumner高校に進学しフットボールと陸上で活躍。高校時代はRBでした。在学中に4035ヤード、69TDを記録、スクールレコードを更新したようです。フォースターで、州では3〜6番目の選手という評価ですが、国内RBランキングでは30位でした。
2017年にスタンフォードに進学し4年間在籍してます。ソフォモアでWRにコンバートしてます。最も成績が良かったのはジュニアで11試合51キャッチ506ヤード1TD。キックとパント両方でリターナーをしてます。ジュニアの成績が一番良くキックリターナーとして21回走って平均28.1ヤード。
プロデイで40ヤード4.47、20ヤード2.66、10ヤード1.55、ベンチプレス13回、垂直跳び38.5インチ、幅跳び9フィート9インチ、20ヤードシャトル4.07、3コーン6.66を記録。
2021年UDFAでシーホークスに入団、ロスター漏れしてPSで帯同するも9月末にウェイブ、そこを49ersに拾われオフまでPSとして所属し先日のルーキーキャンプに参加した後ウェイブという流れです。
WRとしては、まぁ平凡という印象です。RBからの転向ですが流行りのワイドバックというわけではありません。ディープの一発や1対1でハイボールを競り合うタイプではなく、スクリーンやクロスパスからのランアフターキャッチでゲインするタイプです。この起用方法ならカレッジでのキャリアTDが1つだけなのは少し納得がいきます。チームメイトに2021年に5巡でカウボーイズに指名されたSimi FehokoというTEみたいなサイズのWRがいたんですが、レッドゾーンでのメインターゲットは当然Fehokoになるので(いやそれでももっとTDしてほしいな…)
リターナーとしても特別な加速やスピードがあるようには見えませんでした。ブロッカーの使い方は上手いと思います。視野が広い。無理に突っ込まず一瞬立ち止まってブロッカーが走るコースを作るのを待てる辛抱強さがあります。
スタンフォードではDavis Millsとルームメイトでした。気心の知れた旧友とまた同じチームになってお互いさぞ喜んでいることでしょう。Wedingtonは在学中チームキャプテンを務め、学術的に優れた者に送られる賞や社会貢献した者に送られる賞を受賞しています。真面目で求心力のある人間性がスタッツには現れない形でチーム貢献することを期待しています。