怪我は怖いです

 FAで加入したWRのDaeSean Hamiltonをリリースしました。OTA最終週に練習中の非接触の怪我でカートアウト、パスドリルでルートを走ってるときに痛めたそうです。手術が必要でシーズン中には復帰できるという話でした。2020年オフにACLを痛めシーズンアウトですし、彼のキャリアはもう終わってしまうのかもしれません。個人的にロスター入りを期待してただけに残念です。
 代わりにChad BeebeというWRと契約しています。5−10、187lbsの28歳。ノーザンイリノイ大卒、UDFAでバイキングスに入団して4年いました。昨シーズンは開幕直前に怪我でシーズンアウトしプレイしてません。2018〜2020年の3年間で20試合に出場先発はなし、36回ターゲットになって26キャッチ310ヤード2タッチダウンを記録。パントリターナーとしても出場し、16回88ヤードタッチダウンなしです。3年間で2度IRに入っているのが気になりますね。怪我で脱落しましたが2021年は3番手WRを争っていたと聞いてます。

 それと1週間ほど前に加入したTEのDarrell Danielsがリリースされました。ノーコンタクトのOTAではブロッキングTEの彼のような選手はアピールしにくい、とはいえよっぽど良くなかったんでしょう。代わりにMason SchreckというTEとサインしてます。6−5、252lbsの28歳。オハイオ州出身バッファロー大で5年プレイした後2017年のドラフトでベンガルズに7巡251位で指名されています。ルーキーイヤーは開幕前にIR、2年目は6試合に出場するも膝を痛めてIR、3年目以降はほぼずっとPSで過ごしています。パスターゲットになったのは1度だけで、ドロップしてます。
 Danielsがカットされる前、OTAを取材していた地元メディアからTE陣の質を懸念する声が上がっていました。実際そのとおりだと思います、今の段階ではNFLのスターター級がいません。現在の序列はPharaoh Brown、Brevin Jordanが2トップ。3番手をTQことTeagan QuitorianoとAntony Auclairが争ってる状況ですかね。ファンとしてはBrevin Jordanがシーズン通し出場、後半から先発に昇格、少なくとも50キャッチ、来年3年目でスタメン定着ってルートを期待しています。高望みなシナリオではないと思います。

 Justin Brittも練習中に怪我をしました。左の足首を他の選手に踏まれたそうですが、あまり足を引きずらずに自力でフィールドを後にしたそうです。大事にならなくてよかったです。
 これから本格的な練習が増え、リーグ全体で怪我人がちらほら出てくる時期に入ります。これ以上なにも無いといいのですけど…

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