大きくて足が速い人がまた来ましたね

 またしても元ファルコンズのアウトサイドCB、Fabian Moreauが加入し、WRのDamon Hazeltonがウェイブされました。身長6−0、体重204lbの28歳。UCLA出身、RBとして入学しすぐにCBにコンバートする珍しい経歴の人物です。
 2017年にレッドスキンズ(当時)に3巡81位で指名されました。1年目はスペシャルチーマー、2年目以降の3年間はスタメンになったりならなかったりを繰り返し6INT13PD111タックル(ソロ44)
 去年は16試合に出場(全て先発)11PD、61タックル(ソロ44)3TFLを記録してます。インターセプトはありません。

 コンバインでは高い身体能力を発揮しましたが、同じく元ファルコンズのKendall Sheffieldとの比較がこちらです。

 Sheffieldも良かったですがMoreauも大したものですね。3コーンは見劣りしてますが。瞬発力もトップスピードも秀逸ですが小回りが効かないってことですかね。なんだかカバー2のCBっぽくないですねぇ。
 ドラフト時は恵まれたサイズと身体能力、それを活かしたプレスや縦パスへの食いつきやジャンプボールの競り合いが評価されていました。CBにディープ1/3を守るカバー3buzzやsky向きなんですかね。カレッジからCBに転向して、チームがカバー3ばかりでそれしか経験がないらしいんですが。
 CBとしての経験値の少なさ、インターセプトの少なさが欠点とされています。 

 去年のターゲットにされた際のQBレーティングは115。まぁ良くはないです。シャットダウンCBのAJ Terrellの反対サイドなのでよく狙われていたんでしょうね。ただパスを通されたときの平均エアヤードは8ヤード、相手をシャットすることはなくともディープの1発を簡単には許さない。2番手CBとしての仕事はできていると思います(CBとしてのタイプは違いますがオフに加入したSteven Nelsonも似たような成績と個人的評価です)
 なんにせよシーズン通して先発を任されたCB、しかも手薄な大外ができる選手なのでイイ補強だとは思います。

 それにしてもこの一年でDB陣はガラリと変わりましたね。Vernon Hargreaves III、Terrance Mitchell、Jimmy Morelandはウェイブされ、A.J. MooreとJustin ReidそれぞれFAで旅立ち、Lonnie Johnson Jr.はトレードされました。
 補強はSteven Nelson、Isaac Yiadom 、Fabian Moreau 、M.J. StewartをFAで契約、Kendall Sheffieldをクレーム。ドラフトでDerek Stingley Jr. とJalen Pitreを指名、UDFAでTristan McCollumとJacobi Francis と契約しました。
 開幕まであと100日?だそうですがそのとき誰がロスターに残ってるか楽しみです。
 
 ドラフトからこっちずっと気になっていたのですが、2022年のパスカバーを考えた際、タンパ2やカバー2のイメージを一旦脇においておいたほうがいいかもしれません。去年からして後半になるにつれ1ハイが増えてましたし。

 OTA再開してますがそれはまた後日。

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