第11週のテキサンズ

はじめに

 ホームNRGスタジアムで行われたコマンダーズ対テキサンズは、23−10でテキサンズの敗北となりました。フェイバリットはコマンダーズが−3点。
 Derek Stingleyがハムストリングスのケガでレギュラーシーズン初の欠場です。初日の練習には部分的に参加、翌日から不参加でした。練習中のケガなのか、先週の試合でのケガを様子見した結果大事を取ったのかはわかりません。いずれにせよ長引くと厄介な部位なのでしっかり療養してほしいです。Stingleyに代わってDemond Kingが大外を担当していました。
 Michael DwumfourがIRから復帰しました。代わりにDTのJaleel Johnsonをウェイブしています。

オフェンス

 前半21プレイでトータルネットヤードはたったの5ヤード。一応パス獲得ヤードは22ヤードですけど、3回のサックでネットヤードは−1ヤードになってます。ランも6ヤードだけ。テキサンズオフェンスは完全に圧倒されていました。前半最初のパスがインターセプト、しかもBrandin Cooksのクイックアウト。Cooksが大外からこのパスコースだったときのスタッツが見てみたいです。うまくいってないんだから諦めたらいいのに。1週間準備してきた最初の攻撃がコレとは。
 第3QにCooksのクロスでビッグゲイン。LBをたやすく振り切ってフィールドを駆けていきました。このパスコースをもっと使えば楽になるのにと歯がゆいです。
 後半で10点取ってますがまさに焼け石に水。希望の星Dameon Pierceは10キャリー8ヤードとキャリア最悪のスタッツでした。オフェンスのもう一人の希望Kenyon Greenも過去最悪でした。どうもバイ明けからこっち、特にイーグルスとのTNFからパスプロがひどい。ドラフト時の懸念だったペナルティも頻繁に見られます。ルーキーOLはランブロックよりもパスプロテクションで苦戦するものですが、週を重ねるごとに悪くなってます。相手のDLのレベルが高いだけじゃない。本人とチーム、両方に原因があるんでしょうね。

 いつみても同じような試合、同じようなオフェンス。そういえばRPO全然使わないですね。使えばいいのに。去年はそこそこ使ってましたけどねぇ。Millsは走れないし、プレイが壊れたときにどうにかする力はない。カレッジ含めて経験が浅い。このQBで戦っていくんだからプレイコールやデザインはどのチームよりも練らないといけないと思いますけどね。

ディフェンス

 レッドゾーンに入られたのが4回ですが、ディフェンスが許したタッチダウンは試合を通して1つだけ。とはいえ後半は明らかに相手が得点よりも時間を消費することに注力してたので凄い凄いとは言えませんけれど。むしろ前半にTerry McLaurinとLogan Thomasにそれぞれ4キャッチ50ヤード以上やられているんですよね。Heinickeは応援したくなるQBですが、正直甘く見積もって平均レベルのQBです。投げどころがなくて困ってる様子もあまり無かったですし、サックは0回。ずいぶん快適にプレイしていたように見えます。
 PitreがINTのチャンスを2回逃したのが残念です。2回目はチップしたボールに飛び込んでいたのでまだ仕方ないですが、1回目はカバーしたレシーバーへのオーバースローでした。Pitreに向かって投げているかのようなボール。手に当たっていましたし、あれは捕らないと…

 ところでコマンダーズのOC、Scott Turnerイイですね。先週のイーグルス戦もよく研究してました。限られた戦力を考えるとかなり戦えてる方だと思います。HCに興味ないですかね、Lovie SmithとサヨウナラするならTurnerはかなりアリです。

まとめ

 ルーキーやチームの成長という意味では何も得るものの無い敗戦でした。チームが腐っていくさまを見ています。
 レイダースが勝ったので2勝チームがいなくなりました。ドラフト全体1位まで一直線です。ネクストMyles GarrettやJoe Burrowを夢見てドラフトまでの日数を指折り数えることにします。

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