デプスチャートの所感

 いよいよプレシーズン第1週ということで、恒例の非公式デプスチャートが公式から発表されました。
 QBは言うこと無し。
 RBはMarlon MackとRex Burkheadの1番手争いですが、タイプの違うRB同士なのでそこまで序列に意味はないのでは?と思ったりもします。ローテーションでどちらも毎試合プレイするでしょうし。期待のDameon Pierceは3番手、どのチームもどれだけ良くても4巡指名選手はとりあえずこの位置に置くでしょう。
 FBはAndy Janovichが1番手だと思ってただけにちょっと意外です。Paul Quessenberryは現地9日の練習で2TDをあげたよう。FBの本領はハードなリードブロックにあると考えているので実際の試合でないと判断しにくいでしょうね。
 WRはChris Moore、Chris Conley、Phillip Dorsettのベテラン三人衆の次にConnor Wedingtonがいて嬉しいです。プレでの活躍に期待します。
 TE3番手のAntony Auclairはキャンプ初日のヒザの怪我でまだ練習に復帰できていません。セインツ戦に間に合うのか、当日はTeagan Quitorianoが実質的な3番手になると思います。あとはケガ歴が凄まじい元ベンガルズのMason SchreckよりSeth Greenを優先してほしいなと思います。
 TEといえばドルフィンズからAdam Shaheenという選手(+ドルフィンズの来年の7巡)を獲得しました。対価はテキサンズの来年の6巡。6-7、2mを超える巨大なTEでBrevin Jordanのようにスクリメージラインにセットするタイプです。層が薄くなっていたポジションなのでイイ補強だと思います。
 OLはKenyon GreenがLGの2番手、ケガの回復を見つつ練習している状態ですし仕方ないですね。Max Scharpingが代わりだと思ったのですがJustin McCrayがLGの先発なのが少し意外。

 Jonathan Greenardの反対側はJerry Hughesが暫定1番手。Michael DwumfourがThomas Bookerより上にいますね。ランストップ型のDwumfourとパスラッシュのBooker、よっぽどのことがなければどちらもロスター入りするはず。International PlayerのAdedayo OdeleyeはイギリスではDTでプレイしてたと思いますが、DEになってますね。
 LBは新加入のJalen Reeves-MaybinがKGHと同じポジションだということ、3番手止まりということに驚きです。Kevin Pierre-Louisの位置にいると思ってました。そのKPLはWILLの1番手…Chrisitian Harris次第でひっくり返りそうですし、そっちのほうが見たいです。Lovie Smithから「最も成長が目覚ましい選手」と評されたGarret WallowはKGHに次いでSAMの2番手。練習中に足首を痛めたそうで、どの程度のケガなのかが心配です。
 CBはDerek Stingleyが暫定スタメン、素晴らしい。ただセインツ戦に出場するかは不透明な状態です。Fabian Moreauの名前をほとんど見かけなかったのですが3番手ですらないのは驚きました。Kendall SheffieldとIsaac Yiadomの若い二人に期待しましょう。
 Jalen Pitreはやはりスターター!驚いたのはJonathan Owensもスターターということ。OwensはDBコーチとLovie Smithから目をかけられてはいましたが、ここまで評価されているとは思いませんでした。新生テキサンズの若返ったDB陣にワクワクが止まりません。

 リターナーは安定のDesmond KingとTremon Smith。Chad Beebeもリターナーなんですねぇ。Derek Stingleyもリターン練習に参加していましたがここには名前が乗っていません。


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