見出し画像

ポンコツライナーノーツその後のその後2024

3年前のアルバム発売の時はライナーノーツどころかnoteのアカウントさえ作れずにいた。その後のクリープハイプとの思い出を綴る企画の時に一歩を踏み出せずに居る自分に勇気をくれたのが尾崎さんの言葉だった。

「上手いとか下手とかも無い。ただ、言葉をください。」最後には「自分のこと、家族のこと、景色や街のこと、本当に何でも良いんです。」「どうかよろしくお願いします。」
ってその言葉に押されて勢いでアカウントを作りクリープハイプとの思い出を書いて見た。
その時も満足行く物が書けなかったけどクリープハイプメンバーに読んで貰えたら嬉しいなくらいの気持ちで次の機会があれば、ちゃんと向き合いたいなと思ってた。

そして今年12月4日7枚目のアルバム
『こんなところに居たのかやっと見つけたよ』が発売された。
今度こそ書いて見ようと思った。
企画がスタートして2週間過ぎた頃から書き始め、実際は書いては消し書いては消しを繰り返し次の日には振り出しに戻る。これを繰り返し、そして遂には止まってしまっていた。全く書けない。
ライナーノーツの企画だけでは無く、何か文章を書く時には人の気持ちに引っ張られたくなくて全く他の人の作品も見ない。そのうちにXすら見る事を拒否しだし、開く事も無くなっていった。

相変わらずライナーノーツも先に進まずXの中にもなんだか居場所を感じられず、このまま黙って消えても誰も気が付かないんだろうな…という気持ちに虚しさがつのっていた。
姿をけしてもファンで居る事を辞める訳じゃないしな。なんて用事を済ませいつものドラッグストアに寄って帰ろう。
とドラッグストアに入った瞬間、
「天の声」が流れ出した!えっ…はっ?

曲に迎え入れられた曲に呼ばれたようだった。ガツン!と来た。
なんだかクリープハイプとは切れない深い縁があるように感じた。

その日の夜、曲に迎えられた気持ちで何かが動き出して止まっていたライナーノーツも動き出し、その日のうちに書き上げた。締め切りギリギリに投稿しようと思っていたのに、天の声効果で次の日に投稿してしまった。

でもでも落ち着いて今、読み返して見ると何も書けてない!おもしろくもない。ただのふざけた人でしかない。本格的なライナーノーツはどこかにあるはず。だから自分の気持ちだけを素直に書こうと思った。のにそれも出来てない。何も出来無い。私には何も無い。本当に無能だな。

今回は他の人のライナーノーツを自分の駄目さに凹んで落ち込みそうで怖くて全然読めない。
ツアー以外、席もプレゼント企画もサインの類も全くいつも何も当たらない。
喜んで盛り上がっている人達がその側に居る姿の無い私を通り越して行く。誰にも私の姿も声も届かない聞こえていない。
いつもある思い。

こんな私の為にクリープハイプはいつも曲を置いて置いてくれる。しまいには曲から迎えに来てくれた。
あの時も一人で隠れようとして居た自分に言ってくれた。

こんなところに居たのかやっと見つけたよ

こんなところに前からずっと居るよ
私の声
クリープハイプは本当に見つけてくれた。そう思わせてくれるんだな。
凄いバンドだ。また凄い曲を作ってくれたな。
余り読まれる事の無いライナーノーツ、クリープハイプのメンバーに読んで貰えたら…なんて思った自分が恥ずかしい!
このまま埋もれてバレずにさらっと行くミッションを発動した何も書いていないメンタルで行こう!これからもクリープハイプと一緒に。


石丸電気よりでっかい愛を込めて

#クリープハイプ
#こんなところに居たのかやっと見つけたよ






いいなと思ったら応援しよう!