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失敗だらけの広州展示会と香港展示会 視察 旅行記

こちらは私が5年前に単身中国の広州へ行って、実際に体験してきたことです。


先日広州展示会と香港展示会を視察にいきました。無謀にもガイドもつけず一人で果敢に挑戦してきました。

日程は以下の予定です
4/15   羽田発~香港~広州
4/16~17 広州展示会 視察
4/18   広州~香港へ移動
4/19~21 香港展示会 視察
4/21   香港~帰国



中国語は出来ないが英語は少し話せるから何とかなるだろうと思って、現地の通訳は予約しませんでした。

またいくつか翻訳アプリをスマホに取り込んで準備して現地の中国人とコミニュケーションを取ろうと思いました。


今回 羽田から香港から広州へLcc(格安航空会社)を使って行きました。なぜなら日本から広州へ直行便で行くより運賃が安いです。

日本~香港 約13000円(片道)香港エクスプレス

(航空会社) (2か月前にネット予約、直前になるほど運賃は高くなります)

あとスーツケースを手荷物として預けると6000円程度かかりました。

香港国際空港~広州東駅 約4200円(片道)エアポートエクスプレスと 高速鉄道(直通列車)

大きな手荷物がなければ18000円程度で広州まで行けます。

ちなみにジェットスターはもっと安いらしいです

https://www.jetstar.com/jp/ja/home

空港には時間に余裕をもって到着するようにしましょう。

1~2時間前には空港にいた方が良いです。

常識ですがまず飛行機のチェックインを
フライト時間の1時間前には済ませないと飛行機に乗れません。



私は知らずに45分前に空港に着いて結局AM6:35羽田発の飛行機に乗れませんでした。

そのため急遽仕方なく同日19:25成田発の飛行機(LCC)を予約して羽田から成田まで移動して(リムジンバス)から飛行機に乗りました。



香港23:10着でしたが香港の入国審査は時間帯によっては
人数がとても多くて1時間くらい待たされました。




結局24:00頃入国審査を終えてやっと香港にたどり着きました。

しかしながらホテルはチェックインできず香港の空港のロビーの椅子で
一晩寝ることになりました(泣)


ロビーのベンチで仮眠しましたが、よく眠れないので朝早く香港国際空港から広州を目指します。

香港国際空港から広州東駅への行き方

上記の記事では紅ハム駅で高速鉄道のチケットが買えない可能性を心配していますが私は問題なく購入できました。


高速鉄道はきれいで快適ですが大声でおしゃべりしている中國人が向かいに座っていてちょっとうるさかったです。

スマホですが私は日本のアマゾンでSIMカードを購入して香港で設置したらすぐ使えました。

中国で日本のスマホを使う方法


simフリー端末ならアマゾンで以下のsimカードを買って使えばOKです。

https://www.amazon.co.jp/China-Unicom-CH-4G-4…/…/ref=sr_1_5…

■重要!■注意!■
中国ではグーグル検索、グーグルマップ、グーグル翻訳、GMAIL、ヤフー検索、LINE、フェイスブック、youtubeが全く使えません。

香港では使えますが広州では全くダメです。香港に近い深センではグーグルが使えたり使えなかったりします。




中国でまだ使える検索サイト

https://jcvisa.info/china-bans-yahoo-search-engine-function…

約2時間の電車での移動を経て無事広州東駅に到着しました。

広州東駅でも入国審査のようなものが待ち受けています。




やっと目的地に着いてさあ予約していたホテルに行こうと思い意気揚々と駅からでました。

しかしそこは初めて着いた土地で右も左もわかりません。
グーグルマップも使えません。

私はGMAILをメインで使っていたのでホテルの住所や連絡先もGMAILのフォルダーに保管していたのですがGMAILが機能せず、現地で閲覧できず大変困りました。

それと香港の空港で香港ドルは両替しておいたのですが中国元はまだ両替してませんでした。(これが後で大変なことになる)


幸いにもエクセルで旅行の日程表を予め作成して印刷していたので、とりあえずホテルの住所は分かりましたがなんせ初めての土地なので本当に右も左もわかりません。

お昼でお腹がすいてご飯を食べたかったのですが、中国元をまだ両替して無かったので支払いができず食事ができませんでした。


カードを見せてクレジットカードで支払可能か聞いてもどうも使えない感じです。

両替所がどこにあるかも分からないし、広州の街はやたらと広いし、おまけに雨が降ってきました(泣)



ATMでカードを使ってキャッシングをしようかとも思ったのですが、ATMの表記も当然中国語なので操作の仕方が全くわかりませんでした。



いくつか翻訳アプリをスマホに取り込んで現地の中国人とコミニュケーションが取れるように準備しておいたのですが、いきなりスマホがネットに接続出来なくなって本当にまいりました。


ちなみに翌日、simカードを一度外して再度いれ直したらネット接続は復活しました。一度再起動は基本ですね。

歩いて知らない土地を思いスーツケースを引きずって両替所を探し回るのは大変です。

おまけにお金がないからお腹が空いても食事が出来ない。香港ドルはもってたのですが香港ドルで買い物しようとしても断られます。



中国元と香港ドルは香港の空港で1~ 2万円程度は早めに両替しておくべきです。

なんとか警察の人とかに聞いてホテルにたどり着きました。

が、しかし現地のホテルがオーバーブッキングで私の泊まる部屋は予約されてませんでした。

(仕入でカードを使いすぎて一時カードが使えない時期があってそのためホテルから決済ができないとメールが来てましたが見逃してました)


結局2時間ほど歩き回ってたどり着いたホテルも泊まることができず、また重いスーツケースを引きずって歩く羽目になります。


中国語ではHOTEL=酒店なのですが、それさえも知らずに歩き回ってたのでなかなかホテルにたどり着けませんでした。

(実はすぐ近くにホテルはたくさんありました)



そのうちスマホの電源も段々切れてきて泊まるとこもなく、お金も無く、言葉も通じず、地図も見れず、本当にのたれ死ぬかと思いました。

(おまけに雨が降っている)

グーグルマップは使えないですが他の地図アプリは使えるようです。

(私は現地でメンタルがパニクってしまい結局使えませんでした。)

初めての土地では、出来れば日本語の出来る現地の人を前もって頼んで、迎えに来てもらうのが一番安心安全だと思います。

(なんでも相談できる日本人は本当に心強いと思います)


現地の日本人は以下のサイトで見つけられます。


なんとか警察の人とかに聞いて両替所にたどり着きました。

(言葉が通じないので1万円札と香港ドル札を見せて、これをこれに両替したいんだと何とか伝えました。)


なんだかんだ言って結局警察の人が一番親切に助けてくれました。

やっと中国元に両替できたので食事をしましたが中国語表記が読めず、メニューの写真でこれがほしいとチャーハンと餃子を頼みました。


その後なんとかホテルを見つけてやっと落ち着くことができました。




言葉が通じない翻訳アプリは使えない、となると紙に自分が伝えたいことを漢字で書くなんとなく中国人には伝わる事が多いです。あとは電子辞書も役に立つと思います。

もしもの為にアナログなガイドブック などもあった方がいいです。

他には日本の家族、友人などとwechatなどで連絡を取れるようにしておいて必要なときは日本からグーグルで調べてもらいました。

また私の知る限り中国人の飲食店の店員は英語が話せる人はほとんどいませんでした。

困った時は警察の人に頼りましょう。

警察官も英語は分からない、話せないですが、

結局警察の方は仕事なので可能な限り助けてくれました。


カードで支払いができる飲食店は少ない印象です。カード払いしようとしても断られました。


中国はスマホ決済が進んでいるので可能ならばwechat
などで支払いがができるように日本でしておいた方がいいです。


コンビニでも現金で支払いしようとすると嫌な顔をされることがあります。

それは偽札を使われるリスクがあるからです。みんな普通にスマホで支払いをします。


私は広州展示会の情報 会場までの行き方などをgmailの下書きにメモしていたので、せっかく事前に登録したにもかかわらず現地で見ることができませんでした。

そんなわけで中国 広州ではまともに活動ができずに展示会にも参加出来ませんでした。

さてそんなこんなでヒドイ目にあってネットもロクにつながらないので広州は諦めて香港の展示会に行くことにしました。

途中深センによってアリババで取引のある中国人の業者の方と会って
食事をしたり会社の事務所を見せてもらいました。


初めて会ったのですが、深セン駅まで迎えに来てくれて、タクシーに乗せてくれてレストランで食事を御馳走してくれました。

食後またタクシーで会社の事務所に連れて行ってくれて色々お話をしました。 

ラテンとベリンダ(中国人)


帰りにスーパーマーケットでお土産を買ってくれて夕食を御馳走になって帰りもタクシーでホテルまで送ってくれました。




そんなわけで3日目からとても楽しくなりました。

深センのホテルで一泊して電車(地下鉄MTR)でまた香港に入ります。



深センから香港への行き方


香港ではグーグルマップが使えるので意外とスムースに予約していたホテルまでたどり着いて、無事チェックインできました。


一晩ゆっくり休んで翌朝地下鉄で展示会場のシャトルバス乗り場、
causeway bayのエクセルシオールホテルまで行きました。


(香港はグーグルマップが使えるので割と簡単)


香港の地下鉄MTRに乗るにはオクトパスカード(日本のスイカと機能は全く同じでコンビニで買い物にも使えます)が便利です。

そこから約1時間無料のシャトルバスに揺られて香港の景色を楽しみながら展示会場までいきました。


香港の展示会場はとても広くて途中でどこを歩いているか分からなくなってスマホのコンパスを使って移動してました。

そんな中でいくつか気になる商品を見つけてwechatで連絡先を交換しました。

(名刺が無くてもwechatで十分です。)後日、日本から色々やり取りして商品を仕入れました。

通訳をつけずに自身で英語でやり取りをしました。英語はネイティブレベルでは無いですが日常会話程度はできます。(TOEIC670点)

分からないときは何度か聞き直して、それでも分からないときは紙に書いてくれと言って書いてもらうと意外とすんなり意味が分かったりします。


とりあえず必要なセンテンスは

これいくらですか? How much is this?
最小注文ロットはいくつですか? How much is the MOQ?
配送料はいくらですか? How much is the shipping fee?

などでしょうか?

そんな私のつたない英語でもなんとか取引をすることができました。

また現地で知り合った人達は貴重な友人です。

日本に帰ってもwechatでつながってますので情報交換したりしてます。


そんなわけでとても貴重な体験をした旅行でした。


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