稲垣潤一のクリスマスキャロルの頃にはを主観で語ります
クリスマスソングは世の中には山ほどあります。そしてクリスマスソングのヒット曲も数多くあります。
例をあげると80年代では山下達郎のクリスマス・イブ、ワムのラストクリスマス、90年代ではB’zのいつかのメリークリスマス、松任谷由実の恋人はサンタクロース、2000年代以降ではBoAのメリクリ、back numberのクリスマスソングを思いつきました。
11月末から12月にかけて上記の曲がどこかしらで耳をする事があると思います。私は上記に挙げた曲はどれも好きです。自然と特に80年代、90年代のクリスマスソングは私が小学生、中学生の頃から何回も耳にしている事で自然と好きな曲となっていったのかもしれません。
しかし私が一番すきなクリスマスソングは稲垣潤一のクリスマスキャロルの頃にはです。
しかし「え?」と思われる方も居るかもしれませんが、厳密には「クリスマスキャロルの頃には」はクリスマスソングではありません。少なくとも「冬」の季節の事を歌っている歌詞ではなく、歌っている季節は「秋」なのです。
歌詞をじっくり読めばすぐに分かりますし、そもそもタイトルでも分かるっちゃ分かるんですよね。要は「クリスマスソングが流れてる頃には」と、近い未来の事を歌っているのです。
クリスマスソングが流れるのは一般的には遅くても12月ですよね。早ければ11月下旬くらいから流れている印象があります。なので12月以前の事を歌っている分けです。
「稲垣潤一のクリスマスキャロルの頃には」は冬以前のおそらく秋の時点の心境を歌っているということになります。
この曲の最大の印象、インパクト、曲の良さは何度も繰り返される「クリスマスキャロルが♪」というサビのメロディーのキャッチーさ、なのかなと思います。
何かで聞いたか読んだのですが、このサビのメロディーは曲が発売される何年か前から存在していたそうです。しかしすぐにこのメロディーを使った曲は発売されませんでした。
サビのインパクトがとても強いので、それに負けない、サビに持って行くまでの納得できるメロディーが作れなかったからだったそうです。
確かになんとなく分かるような気もします。制作した方は納得した上でサビのメロディーを生かした曲にしたかったのでしょうね。またこの曲なら売れると発売前から自信があったそうです。
当時の稲垣潤一というは、世間に認知されていた部分はあるのかもしれませんが、売れていた歌手という位置づけではなかったと思います。(リアルタイムで稲垣潤一を聞いていたわけではありませんので、詳しくはわかりません)
その状況でも「売れる」と思えたのは相当良い曲が出来たなという思いが制作陣に合ったのかと思います。ドラマの主題歌にもなったことが後押ししたかとは思いましたが、大ヒット曲と言っていいと思います。
また未だにクリスマスの季節になったらどこかしらで流れて耳に入ると言うことが、ヒット曲だという最大の証なのではないかと思います。
記録に残るというよりもどこか記憶に残るような、今後の若い世代の方にも届いていく名曲かと思います。
歌詞に何度も「クリスマスキャロル」という言葉が出てくるのですが、普通ならしつこいなと思われてしまいそうですが、それを全く感じさせないのも凄いなと思います。(この感想はあくまでも主観ですが・・・というか曲のレビューは全て主観で投稿しています!)
しつこいと思うどころか何度も聴きたいと思ってしまいます笑。それだけメロディーと歌詞と稲垣潤一独特の歌声がそうさせているのでしょう。
稲垣潤一は60代後半くらいかと思いますが、未だに歌い続けているのも凄いなと思います。歌声もそんなに変化がないですね。歳を重ねると原曲からキーを下げて歌う事も少なくないですが、原曲のキーで歌い続けています。
元ドラマーでも有名ですし、ドラム叩きながら歌唱もされていますが素晴らしい魅力がある歌声のヴォーカリストかと思います。
これからもまだまだ、歳を重ねた稲垣潤一が歌うクリスマスキャロルの頃にはを聴きたいなと思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?