土壇場からの小学校受験(塾選び編)
早稲田実業初等部の学校見学会に参加した私たち夫婦。その教育レベルの高さや丁寧さにすっかり感激し、「ここに通わせたい!」と心を奪われました。そして、そこから始まるのが我が家の土壇場小学校受験ストーリーです。
受験を決めたのはなんと7月末。つまり、準備期間はたったの3ヶ月!ここで最初に立ちはだかった壁が、塾選びでした。
塾、どこも満席問題
7月末から受け入れてくれる塾なんて、まあ見つかりません。さらに、我が家は都心から少し離れているため、塾通いの選択肢は限られていました。土日しか通えないか、せいぜい平日1日吉祥寺でなんとか……という状況。途方に暮れながら、「早稲田実業対策」を掲げている塾をひたすら探しました。
以前、某S塾の体験授業に参加したとき、あまりの難しさに娘が泣き出した苦い経験があったため、「厳しさ全開の塾」ではなく、娘に寄り添ってくれる塾を探していたんです。
そんな中、見つけたのが吉祥寺にある中規模の小学校受験塾。電話をしてみると、なんと「女の子の空きが1枠だけあります」とのこと!運命的な偶然に「これだ!」と即決で入塾を決めました。
決断の裏に潜む後悔
しかし、この判断が後に私たちを後悔させることになるとは、そのとき全く気づいていませんでした。今、次女が某S塾に通うようになり、その違いを痛感しています。
小学校受験の塾選びのポイント
小学校受験は、もはや情報戦です。ここで重要になるのが、次の3つのポイント:
1. 大手塾に所属すること
大手塾は、最新の受験トレンドを把握し、適切な対策を提供してくれます。これがどれだけ重要か、後になって身に染みました。
2. 周りの子どものレベルを把握すること
受験は競争です。他の子どもたちのレベルを知ることで、自分の子どもの課題や必要な成長ポイントが明確になります。
3. 学校分析と相対評価の徹底
塾がしっかり学校分析を行い、受験の傾向に沿った指導をしているかどうか。そして、周りの子どもとの相対評価を行うことが、ゴール設定には欠かせません。
中規模塾で得た教訓
残念ながら、私たちが選んだ中規模塾ではこれらのポイントを満たすことができませんでした。情報不足のまま進めたことで、準備が後手に回ることもありました。これが、次女が某S塾に通い始めた今、いかに重要かを改めて実感しています。
土壇場受験でも後悔しないために
土壇場での小学校受験は、親の判断力と計画性が試されます。塾選びはその中でも最重要ポイント。もし同じ状況に陥った方がいれば、ぜひ参考にしてください。そして、大手塾のパンフレットはとりあえず全部取り寄せましょう(笑)。情報は力です!
次回の記事では、長女と次女の経験をもとに個別に塾の特性を書いてみたいと思います。