土用の丑の日

 とある鰻屋の店主は言いました。
「だれだよ、土用の丑の日なんぞ作ったのは」
 その奥様は、返しました。
「平賀源内だよ」

 そんなわけで、鰻を食べましょうフェスティバルでした。
 平賀さんも、平賀さんにご相談した鰻屋さんも後世の鰻屋さんにこんな会話されることになるとは、思わなかっただろうに

 鰻の旬は冬との事で、美味しいのは冬。 

 でも、疲労回復などには良いので、今の時期食べたい気持ちもありますよね。
 上記の鰻屋さんのご店主は、おっしゃいます。
「なにもわざわざ、この日に食べる事はねぇんだよ。どうしたって、流れ作業になりがちだからいつもよりも管理出来てねぇ」
 
 ごもっとも

 ただ、こう言う日があるのは良いと思いますよ。
 巨人に囲まれて暮らしていた人類でさえ、巨人の襲撃がらなければ思い出せなかったのだからさ。

 人類が鰻を思い出すためには、土用の丑の日は必要かな。
 丑の日はじつは『う』のつく食べ物を食べたら良いらしいですけどね。
 健康って意識しないと、当たり前にあるものはずと思いがちですが、体調を著しく崩したりしてから重要性に気づきますね。
 だから、健康に意識して『なにかをしよう』って言う日があるのは良いと思うのです。


 それはそうと、その鰻屋さんのうな弁をいただきました。
 冷めても美味しくて、ふわっふわだったので私のこの夏は勝てる筈と思いました。

 鰻を食べて、一晩あけてみてなんとなく元気な気がしているので今日も頑張ります。

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