浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナ物語ジャックダニエル編
はじめに この物語はフィクションです。あらかじめご了承下さい。
浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナで見た衝撃な結末に胸を打たれ、毎月一回通うことになった。傍らには「面白ければokですよ」の山田さんがついている。
またあのキャバレーの看板のしたを降りてゆく。
受付のお兄さんに2000円払ってアリーナの中へ。「アリーナはどこにアリーナ」と山田さんが呟く。あの茜さんがカラオケのスタンバイをしてる。
茜「細井君、いつものアレね。お祭り」
細井「・・・」
勢いよく唄い出す茜さん
ん?
止めてーーーーーーー
お祭りといったら"お祭りマンボ"でしょうが
これでいいのだぁ~
するとリングを灯りが照らすと
五人がリングに上がり踊っている
そして一通り終わると五人は控え室へ
リングアナウンサーのジャックダニエルが本日の対戦カードを発表してた時、またしても
細井くんさっきの仕打ちはなんなのよ~
あなた出禁よ~
シ~ン
観客の反応はなかった
ちなみに観客数は5人
山田「今日の展開は予想付きませんが面白ければokですよ」
相変わらずの山田さんである。
え?
メインが
細井君with水上さんvs茜withみぃ☆トン
なんかチョーレアな試合の感じがする。
山田「今日のお客さんは誕生日プレゼント貰ったようなものですね」
・・・・
会場の都合によりこれからメインなのだぁ~
茜withみぃ☆トンの入場なのだぁ~
茜さん?随分若くなった気がするけど
山田「面白ければなんでもokですよ」
え?みぃ☆トンは?
こちらもマスクを被っているぞ
山田「これはきっと彼の師匠の真似をしてるのですね」
どうやら1対1のシングルマッチのようだ。
カ~ン
ん?
マスク被った茜さん?が写真を出して細井くん?につき出す。
・・・・
ツンツン ツンツン
?
五人の観客は唖然としている。
オレプロレス見に来たのにこんなんじゃ帰るよと呟くのが聞こえた。
細井くんは付き出した写真を人差し指でツンツン ツンツンと付き出した。
マスクを被った茜さん?は何やら興奮気味に叫んでいるが聞き取れない。
それに対して細井くん?がマイクで
「そろそろおでんが美味しい時期なので、写真をおでんに見立てて、ツツイテみました」
細井くん、キミには師匠に対する"愛"がないな。行く所がなく途方に暮れていた細井くんを拾ってくれた師匠の気持ちが分からないんだね。キミの気持ちは受けとめた。
次回につづく