浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナ物語
ふと思い付きで「浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナ物語」と言うものを書いてみようと思います。
第一章 ミクシィが扉を開く
ある時ミクシィを見ていると私の住んでた団地の公民館でお笑いプロレスを開催すると出ていた。無料だし近いなら行ってみるかなと思い、会場である公民館へ向かった。公民館入口には「お笑いプロレス試合会場」なる手書きで書かれた紙が貼ってあった。中に入り試合会場である小ホールに入ると中央に薄いマットが敷かれ、その周りをパイプ椅子で囲んでいた。会場にはドリフターズの
が流れていた。小ホールの舞台周辺ではウルトラマンのマスクを被ったレスラーらしき人物が、顔見知り?の観客と話をしている。四方に並べた椅子はほぼ埋まっていた。
試合の模様は写真の通りです。上手く伝わらないと思いますが・・・ある意味これもプロレスなのです。それから暫くしてターザン後藤一派のレスラーが有志を集めて開催したことを知る。そのターザン後藤さんは、浅草に「浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナ」をオープンしたことを知る。
第二章 浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナに侵入する
浅草ファイト倶楽部インディーズアリーナってそれらしい名前でカッコイイなと思い場所を探していると、思いも寄らない所にそれはあった。
ん?・・・・・・・
インディーズアリーナ、アリーナじゃないん?昔で言うキャバレーの看板やないかーと
心の中で・・・
そして階段を降りて中に入ると
島 大輔の"暗闇をぶっとばせ"が聞こえきそうな店内。受付のお兄さんに入場料2000円を払いアリーナへ(笑)
アリーナはどこにアリーナ?と軽く呟く(笑)
やっぱり名前負けしてますね。解説の山田さんはそう呟いた。でも面白ければなんでもいいんですよとも言っていた。
暫くすると場内が暗くなりドリフターズのズンドコ節が流れると
五人衆が音楽に合わせて踊っている。どうやらこの五人衆が中心メンバーのようだ。
そして試合開始
第三章 試合開始
なにやら怪しいリングアナウンサーが
ジャックダニエルリングアナウンサーが本日の対戦カードを発表中、突然倒れ込み場内が暗点。すると大音量の
が流れてジャックダニエル氏が荒れ狂うように踊り曲が終わると何事もなかったようにしていた。解説の山田さんは「彼は将来大物になるね。あの曲で荒れ狂うように踊るなんて普通は出来ないですよ」といい「面白ければokですよ」とも言った。(因みにこの曲はファイト倶楽部に関わっているキングレコード所属の演歌歌手"茜 ちよみ"さんの曲である。時たま試合と試合の合間に出てきて歌謡ショーを行う大サービスがあった。)
第一試合は
ドラゴンソルジャーLOW
対
ホラーボクサー・ジェイソン
先に入場してきたのは"ドラゴンソルジャーLOW選手
続いてホラーボクサ・ジェイソン
第一試合から異色対決か?しかしジェイソン選手ってオープニングでリングにいた白覆面の片割れに似てますね。と思っていると
またしても山田さんが「面白ければokですよ」と言ってきた。
そう思っているとカンカンカンカンカンと試合終了を知らせるゴングがなった。
どうやらパンチ一発でKO負けしたらしい。だが・・・・・・
そんなの関係ないそんなの関係ないそんなの関係ないオッパピィと一芸?して彼はリングを降りた。
第二試合は
豪華3対2ハンデキャップタッグマッチ
カナブン&カナブン&カナブン
対
ベサメムーチョ神田&葛飾with練習生
なんと全員がマスクマン、これは伝家の宝刀がみられそうですねと山田さんが呟く・・・
伝家の宝刀っていったら
ですよね?と呟くが山田さんは無言・・・
結局試合は六人が入り乱れわけの分からないままノーコンテストになった。
そして暫しの休憩を挟みセミファイナル
ん?
ちょっとちょっと細井君、さっきのアレはなんなのよーー
とキングレコードの"茜ちよみ"さんが乱入するが、それを遮るように
これでいいのだぁ~
をカラオケで唄う
バカボンのパパ選手が入場
車 下次郎選手が入場
最後の入場はバカ殿
どうやらこの三人による三WAYマッチがメインのようだ。レフリーは下町無差別級チャンピオンの
みぃ☆トン
え?チャンピオンがメインじゃないのかよと
言うと、山田さんが「これが下町プロレスの伝統ですよ」と言い「面白ければokですよ」と言った。
そして試合は始まるが
ん?
ん?
三人でレフリーのみぃ☆トンを攻撃するが、まとまりのない三人を手玉にとりみぃ☆トンレフリーがコーナポスト最上段からのボディープレスで三人を同時ファールで幕を閉じた
え?
じゃあ、レフリーは?などと聞かないでくださいね。
山田「面白ければokですよ」 おわり
注 内容に関してはフィクションとなっておりますのでご了承ください。