昭和のプロレス中継を検証する。'国際プロレスアワー'
本日のテーマは、「プロレス中継を検証する」'国際プロレスアワー'です。
1974年9月から1981年3月までテレビ東京で「国際プロレスアワー」のタイトルで放送されました。第一印象としては、テレビ中継なのに薄暗い雰囲気の中で中継されていたような感じがした。
解説者は門馬忠雄さん芳の里淳三さん、菊地孝、竹内宏介さん、実況は杉浦滋男、磯辺 建臣さん。
放送時間は1974年9月~1980年9月、月曜日20時~20時54分
1980年10月~1981年3月まで土曜日20時~20時54分。
当時、実況生中継も何回かあったが、放送時間内に収まらないと言うことが殆どだった気がする。その時代、プロレス中継が週に三回、しかもゴールデンタイムにというのは驚異的事実だ。近年は多団体時代にあるが、民放地上波での放送は一つのみ。しかも深夜時間帯。
これは場外乱闘から放送席を守ると言う事で設置された金網だが、逆に場外乱闘で凶器として使われてしまうと言うオチ(笑)
あとこんなのもありました↓
ハガキで応募したら、確実に当たりそう。
経営難であった国際プロレスでも日程がぎっしり入っている。やはりテレビの力は大きい。何気に往復ハガキで応募するチケットプレゼントなんかもあったりした。後楽園ホール限定だった。送れば確実に当たりそうだ。
(不滅の国際プロレスDVD1974~1981より)
テレビ東京があの年に放送打ち切りにしてなければ、国際プロレスは生き残ったかもしれないが、視聴率が伸び悩めば結果は同じ。打ち切りになってから数年後に、「世界のプロレス」を放送したのだから、プロレスと言うジャンルを嫌った訳ではなかったんだなと、今振り返るとそう思う。おわり