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寒中見舞いを出し、年賀状を終わらせる

毎年少しずつ、年賀状を出す数を減らしている。
中には年賀状だけのやりとりが30年以上続いている人もいる。
つまり残り364日は音沙汰なしという関係で、その関係を重要と扱うか
ずいぶんと悩んできた。
止めることは失礼に当たらないかと悩んできた。

年賀状の付き合いだけの人は、メッセージも「お元気ですか?」しか書くことがない。
逆にLineでやりとりしている方などに年賀状の必要性は感じない。

そこで数年前からSNSを利用した連絡方法に切り替え始めている。
こちらが教えても何も音沙汰なしの場合は、転居などの連絡をする以外に
関係も終了になる。

これをさみしいと思うか。
当初はさみしいと思ったが、時間が経過すると負荷が減ったように感じた。
いつか終わる関係を今終わらせただけのこと。
そう理解し、納得させた。

相手側から寒中見舞いをいただいたときは、数日はさみしいと思ったが、すぐにすっかり頭から消え去り、翌年の年賀状のシーズンには、「これは出さない」とポンポン事務的に作業していることに気がついた。

これでいいのでは?形式にこだわり過ぎていたのでは?と思う。
年賀状を止めるのではなく、方法を変えると理解すれば良いのだ。

紙ベースの年賀状を出す風習って、右肩下がりで廃れる一方だと思う。
10年後には何%の方が、年賀状を出しているのかな。

必要のないものは廃れていく。世の中の仕組み。
私もその波に乗ることにする。








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