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【対面解説】おとりよせ古代バレット【全文無料】

初めに

初めまして、やまざきと言います。
古代バレットを使う上で各対面での戦い方を自分なりに言語化してみました。
まだ拙い点が多くあると思いますが、ご了承いただけると幸いです。

概要

古代バレットを使う上で意識するべきは、"相手にサイドを3枚取られるまで自分からサイドを取りに行かないこと"です。
理由として、相手はサイドを取りきるのに6ターン必要となります。対して、こちら側は3ターンあればサイドを全て取りきることが可能です。
そのため、サイドが3枚取られるまではトレーナーズやゲッコウガを用いて盤面を整えにいきます。

デッキリスト


古代バレット

各カードの採用・不採用の理由に関しては、長くなるため省略します。

キーカード


おとりよせボックスの採用理由については、
①序盤の安定感を上げる
②最初の2〜3ターンは攻撃しない
③山作りをする

以上の理由が挙げられます。
 
古代バレットは相手にサイドを先行された状態から”カウンターキャッチャー”等で捲っていくデッキの性質上、序盤は攻撃せずに盤面を作る必要があります。しかし、非ルールのポケモンで構成されるためデッキのエンジンは"かがやくゲッコウガ"頼りとなっています。
 
ここで、”おとりよせボックス”があれば、”シークレットボックス”+”ネスト”or”大地の器”などを持ってくることが可能となり、次のターンの動きに繋げることができます。
 
また、サイドを取りにいかないこと、先に山作りをすることで、古代の弱点である手札干渉にある程度対応できると考えています。
 
他にも、古代バレットでは序盤に”ポケストップ”を貼ることが後半のデッキの爆発力に大きく寄与するため、”おとりよせボックス”による実質的な”ポケストップ”のサーチは大きな恩恵があります。
 

動き方

全対面に共通することとして、序盤の動きはエネルギーが1枚ついた"トドロクツキ"をベンチに複数体並べます。
1枚の理由としては、”トドロクツキ”の価値を分散させること、”オーリム博士の気迫”を使わずに殴れる”トドロクツキ”を用意するためです。
しかし、序盤は手張りよりも”隠し札”のためにエネルギーを抱えておく方が大事です。”トドロクツキ”は手張り+オーリムで起動できるため、必ずしもエネルギーをつける必要はありません。
余裕があれば手張りをし、”オーリム博士の気迫”込みで3ターン目までにエネルギーがついた”トドロクツキ”を用意しましょう。
 

各対面の動き方

▶リザードン 微不利

サイドプラン2-2-2、1-2-2-1
相手はカースドボム・ブライヤを絡めて4~5ターンで勝ちにきます。
 
プラン① 
ロトムV(リザードンex)→ピジョットex→リザードンex
基本的にはこちらのプランで攻めます。リザードンexは最初180ダメージしか出ないため、トドロクツキにブーストエナジーをつけることで1ターン貰える可能性が高いです。そのため、相手にサイドを2枚取られるまでは相手のポケモンを倒しにいかないことが重要です。余裕があるときは初めにリザードンexにダメージを与えておきましょう。
 
プラン②
非ルール→ピジョットex→リザードンex→非ルール
相手がロトムVなどを立ててこないor相手の手札が事故っている場合はこちらのプランをとります。カースドボムを使ってサイドを有利に進められないよう、サイドを奇数にすることを目指します。
 

▶ドラパルト 不利

サイドプラン2-2-2or1-1-2-2

相手はカースドボム・ファントムダイブを絡めて4~5ターンで勝ちにきます。
終盤でリーグ本部+ナンジャモを打たれるケースがあります。序盤から山作りをすることと、ポケストップを1枚残しておくことが大切です。
 
プラン① 
ロトムV(ドラパルトex)→ピジョットex→ドラパルトex
リザードンと同様ですが、ドラパルトは序盤から200ダメージ出してくるため貰えるターン数が少ないです。
気合いでドラパルトをワンパンしてサイドレースに追いつきます。
 
プラン②
非ルール→ピジョットex→ドラパルトex→非ルール
こちらはリザードンと同様です。

 
タケルライコ 有利

サイドプラン2-2-2
 
順当に戦えば負けることのない対面です。
ブライヤが採用されているケースが多いため、相手は5~6ターンで勝ちにきます。そのため、相手にサイドを2枚取られたらサイドを取りに行きます。相手は終盤に手札干渉+おまもり付きのタケルライコをバトル場に出してきます。それのケアとして、タケルライコを優先して倒すことで相手はオーガポンをバトル場に出すことになり、こちらはカウンターキャッチャーが必要なくなります。

 
ルギア 不利

サイドプラン1-1-2-2

本来であれば2-2-2を目指したいところですが、ロトムVやイキリンコ等に頼らないデッキタイプになるため、このプランを通さなければなりません。
相手がネオラントVを使ってくるor事故ってもらわなければ勝てない対面になります。
ルギアが環境に多ければ、改造ハンマーも一考の余地ありです。

 
サーナイト 有利

サイドプラン1-1-2-2or2-1-1-2

サーナイトが悪弱点なこともあり、トドロクツキで殴り続ければだいたい勝てる対面です。
アンフェアスタンプなどの手札干渉、ゲッコウガが縛られて吠え叫ぶなどには注意しなくてはなりません。

 
レジドラゴ 微有利

サイドプラン2-2-2

レジドラゴはHP280と比較的届きやすく、システムポケモンを並べるデッキ性質上サイドレースが有利に進むことが多い対面となります。
ファントムダイブの3点+トライフロストで140ダメージ出すことができ、このタイミングにジャミングタワーやナンジャモを合わせられると次のターンにアタッカーが用意できない可能性があるため注意する必要があります。
ポケモンが2体だけの盤面を用意すると、ファントムダイブの6点を1体に集中させられるため、上記を避けることが可能です。
またアイアンローリングも厄介です。

 
コントロール 不利

・オンバーン単騎をつくられる
・ゲッコウガやエネなしポケモンが縛られる
以上をされると勝てないため不利としました。
序盤に火力が出ないデッキ性質上、ロトムVに大量ドローを許してしまうのも難点です。一応、盤面にハバタクカミ4体とアタッカー2体であれば、カビゴンに縛られるのを回避しながら殴り続けることは可能です。
モモワロウが入った構築であれば、もう少し有利に戦えるかもしれません。

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