7/9 あきやさん講演会 感想メモ
センスとバイヤー時代の話
・「センスはほぼ後天的」
・センスがある人=練習している人
・良いバイヤーは100%知識と経験。質より量。とんでもなくたくさんのものを見ている
・ものより人間をみる
・定番商品と一番尖っているものを見る
・あきやさんを見つけたのは理論?直感?
・洋服を選んでいるときは理論?直感?
・「通帳の傷はファッショニスタのたしなみ」
・センスは理論(知識+経験)×直感
・人に褒められるためにセンスを使わなくていい。自分でものを選ぶときに満足できるように自分のセンスを使いこなす
あきやさんのバイヤー時代のお話とても面白かったし、バイヤー時代の経験が今の自問自答ファッションに繋がっているのを感じて興奮しました。
「人に褒められるためにセンスを使わなくていい」
あきやさんが言い切っていて勇気をもらいました。
イマジナリー世間に頑張って馴染もうとしているけど、お気に入りのマイワールドを作ってそこに興味を持ってくれた人たちと繋がれたらすごく幸せなことだよね。
服は練習
・なりたい服を試着しよう
聡明になりたかったら聡明な服を。可愛くなりたいなら可愛い服を。
似合うかは考えずとりあえず試着して後から考える。
・「一セットの服」を試運転しよう
2、3日で結果を出そうとせず一週間から一ヶ月かけて練習する。
もし新しい服を買ったら、
靴→靴下→バッグ→エコバッグ→アクセサリー→メイク→マスク→ネイル→髪型(ヘアアレンジ)
エコバッグとマスクは気が抜けてつい適当なものを選んでしまいがちで盲点だなと思った。
アクセサリーを考えていくときは、
ネックレス→ピアス→イヤカフ→リング→ブレスレット
(眼鏡をかける人は一番最初に考える)
・ベストコーディネートが出来たら印刷してクローゼットに直貼りしよう
服を買うよりプリンターかあ。たしかにスマホ開くとすぐTwitter見ちゃう民だから刺さる。
気温ごとに合わせるアウターがすぐ分かるの便利だなと思った。
妄想クローゼットも印刷
・ベストコーディネートを着て行動(カフェのワーク)しよう
お話を聞いているだけで楽しそうなワークだなと思った。
“カフェのワーク”だけど居酒屋でも公園でもおうちでもいいそう。
・あきやさんの著者『「一セット」の服で自分を好きになる』4章でも練習について書かれているけど講演会の“練習”の話もとても参考になった。
「センスがある人ってどうやって練習しているんだろう?」と思っていたけど、あきやさんの講演を聞いて「たしかにこれを繰り返していけばコーディネートの精度が上がりそうだな」と思ったし、「あきやさん本当に本当にファッションのことが大好きなんだ!」と思った。
感想
「恥ずかしい」は「気持ちいい」
が一番心に残った。そうか、気持ちいいのか。
中学生の時、地元のハニーズでライムイエローのシャツに一目惚れして母にねだって買ってもらったことがある。顔に当てた瞬間「これだ!」と思った。今思うとパーソナルカラーもピッタリだったんだと思う。
でもせっかく買ったのに全然着なかった。恥ずかしくなってしまったからだ。普段は落ち着いた色の服が多く、パッと明るいライムイエローは自分にとって新しい色だった。
結局タンスの肥やしになって、高校生くらいのときに処分してしまった。
好きで、似合うのに、親にねだって買ってもらったのに、着なくなった。
今まで着ていた服より色が派手だし(今思うとそんなに派手じゃなかった)、周りからどう思われるんだろうと恥ずかしくなったからだ。
あの時「恥ずかしい!気持ちいい!これが好きでーす!」って胸を張って着ていたら違っていたのかな。うーん、あの時の自分だったら難しいかも。
でも、自問自答ファッションに出会った今の自分なら?たくさん試着して、たくさん練習した自分なら?恥ずかしさや痛みを感じながらも着れるかもしれない。そんなふうに感じた自分にちょっとびっくりした。
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