犬に噛まれた@ラオス
まず最初にお伝えすると、ラオスはめちゃめちゃ良い国です。
これまでいろいろな東南アジアを巡ってきて良かったなと思える場所。
なので、東南アジア好きな方には全力でオススメしたく、この記事を読むことによって「行きたくなくなった…」と思って欲しくないです。
今回たまたまラオスだっただけであって、他の国でも可能性は十分ある為、どの国においても近々渡航予定がある方にお伝えしたいです。
本題に入りますが、題名の通り道で犬に噛まれました。
海外旅行先で注意すべきことのうちの一つを人生で初めて経験。
しかも、ダイレクトに命に関わってくる内容なので目の前が真っ暗に…
朝のパクセで散歩をしていたところ、急に太ももに激痛が。
ハッと見ると噛んだであろう犬が傍にいて、そこで初めて「あ、噛まれたんだ」と認識。
すかさず頭をよぎったのは「狂犬病」……
血も出ているためとりあえず近くのホテルに戻る。
※ホテルへの道中、その犬がなぜか私を狙って追っかけてきた時は本気で怖かった
たまたまそばに居た地元の人も、なんて言ってるか分からないが「早くワクチン打ちなさい!」とジェスチャーで伝えてくる。
ワクチン打ちたいが、とりあえずホテル戻ってツアーのガイドさんに連絡したい。
痛みがともなう足を引きずりながらどうにかホテルへ。
ホテルの方も驚いた様子でまず手当をしてくれる。
その後しばらくしてツアーのガイドさんもホテルに到着。
幸い近くに大きめの病院があったため、車で移動。
そこで、誰だかわからないおばちゃん(ガイドさんは知ってる人なのか?)に遭遇し、
おばちゃんも車に乗せ、さらに近くの小さめの病院へ移動。
おばちゃんも色々助けてくれたおかげで、何とか迅速に1回目の狂犬病ワクチン接種。
狂犬病ワクチンのスタンプカードみたいなものも貰い、
あと4回、適切な日にちに摂取しなさいとの指示。
![](https://assets.st-note.com/img/1724468788344-m2HgiwsbkY.jpg?width=1200)
当時、狂犬病ワクチンについて知識がなかった為そんな打つんだと驚き。
とりあえずやることはやったので、その後は予定通りツアーを続行。複雑な心境のままの観光ほど辛いものは無い。
ちなみに、このパクセ滞在中は基本英語のみ対応(他の観光地は日本語もできるガイドさんだったが…)。
恐怖心でいっぱいながらも頭をフル回転させて聞き取っていたのである意味気が紛れたかもしれない。
そして当日午後、パクセ→ルアンパバーンへ移動。
ルアンパバーンのツアーのガイドさんは幸いにも日本語が話せた為、
噛まれた件についてとりあえず話す。(もちろん事前に連携はされていた)
そのガイドさんも実は、「私も噛まれたことあるよ、ワクチン3回打った」とのこと。
噛まれることはそんな珍しくないと一旦自分を落ち着かせつつ、日本にいる旦那、母親にも今日あった事件について連絡。
いずれにせよ、できることはワクチンを日程通り計5回打つこと。
次の2回目は、ハノイの病院での接種。
※たまたま、ラオス+ハノイのツアーを組んでいた為。
それまでは予定通りツアーを続行。(噛まれたところがやや痛むが…)
ちなみに…
母親と連絡をした時、「破傷風ワクチンは?」と聞かれ、摂取していない為また青ざめる。
ツアーのガイドさんに聞いたところ、本来すぐに打つべきものだから、打ってもあまり意味が無いとの事だったので、
ハノイの病院で聞いてみることにする。
パクセのガイドさんいわく、ハノイのガイドさんにもしっかり連携するよ!って言ってくれたにも関わらず
結局病院に行きたいだの、ワクチン打ちたいだのいろいろ確認取りながら連絡とったのは私。(ハノイのガイドさんの連絡先を貰っていた)
しかも全部英語で、なかなか伝えたいことを伝えるのが難しい……
![](https://assets.st-note.com/img/1727055469-p8kShTGY9XvQFsaEDxi7tm3V.jpg?width=1200)
保険なんて今はどうでもいいから、まずは予定通り確実にワクチンを打たせてくれ…
その後、無事ハノイに到着し、問題なく病院へ。
幸いなことに日本人のやっている病院で、得体の知れない安心感が半端なかった…
2回目の狂犬病ワクチンは打てたものの、破傷風ワクチンは取り扱いがないとのことで、
日本で打つよう推奨される。(やはり打つに超したことはないらしい)
なんとか予定通り2回目のワクチンも打てたので、あとはハノイ観光を続行。
ただ、本当は郊外のツアー行く予定だったのに、キャンセルせざるを得なかったのはとても悔しい…
3回目の日本でのワクチンは、早急にネット予約。
※私は神田にあるトラベルクリニックを選択。
また、日本帰国後念の為、初の検疫所にも立寄る(行くこと推奨)。
同じ部屋にお医者さん?らしき人もいたらしいんだけど、
税関職員経由で伝言ゲームみたいな形でコミュニケーションを取って終わり。
という感じで、犬に噛まれてからの処置〜日本帰国までをざっくりと記載しました。
狂犬病ワクチンは、迅速に打つこと・予定通りに5回打つことがまず前提。
本日ちょうど3回目のワクチン(破傷風も一緒に打ってもらいました)の接種を終え、あと2回、予定通り確実に打ってきます。
ちなみに…お世話になったトラベルクリニックは、今の時期だと1日に2〜3人の頻度で犬に噛まれた人が訪れるよう。
(噛まれる人って意外に居るんだと驚き…)