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去り際の幸福
大好きな人達と時間を共にした後の去り際の瞬間はとても悲しい
でも去り際に少し幸福を残す方法がある
なぜだか分からないが、私が先に帰り見送られることが大半である
電車の場合
先に改札をくぐりぬけ、振り返り相手に手をふる
※この時点ではまだ相手を確認できることが多い
5歩くらい進み角を曲がる瞬間にもう一度振り返り
まだ相手がいるかを確認する
2回目の振り返りでは既にいない場合がほとんどなのだが、姿が見えた時の興奮に味を占めてしまっているため、やめられない
たとえ姿が見えなかったとしても、へこたれないくらいの精神力は既に習得済みである
たまに訪れる私が相手を見送る場合
絶対に相手の姿が見えなくなるまで見届けると決めている
1回目の振り返りすらしてもらえない時だってあるが、それでも良い
もし振り返ってくれた時に私がいなかった時の無念さを感じるよりはましである
ここまで去り際の事を考えている人は他に居ないと思うが、私にとってはとても重要事項である
この少しの余韻による幸福が
1日の楽しさをより深めてくれる行為であると捉えているからだ
これを読んで頂いたみなさまには
是非去り際の振り返り活動を実践してほしいと思う