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バレンタインが終わらない話

連続記録を途切れさせたくないがために、一度書いてとりあえずこうかいしてやる。間に合え。

間に合ったので追記として日付が変わってから書いている。そうまでして継続させたことにしたい面倒な性格だ。こだわりが強くて、あ~嫌になるねぇ。

バレンタインが終わらない話。
今日の写真は、今日私がバイト先でもらったチョコレートの写真だ。
バレンタインは一日だけじゃなかったらしい。上司がラッピングしたチョコレートをくれた。こんなろくに仕事のできないアルバイターの分際で、チョコレートなんてもらっていいのかと不安だった。申し訳なくなりながら昼休憩に食べておいた。おいしかった。
上司が渡しながら「本当はもっと面白くしたかったんだけどね」と言ったのが良かった。猿のキャラクターの袋に柿の種チョコが入っていた。私のとても好きな感じだ。上手く言えないが嬉しかった。

しかし、もらったということは返さなくてはならないということだ。
困った。
手作りのものではないから幾分か気は楽だけど、やっぱり評価が気になるので考えるのが億劫だ。一か月猶予があると思ってじっくり悩もう。

今日もバイトの日であった。
父に今日作った弁当の写真を送ったら、「おかずが多いね(グッドサインの絵文字)」と返信が来た。嫌味か?とも思ったけど、単にご飯の量が少ないことを気にしているだけの気もする。

高校生のときは毎日お弁当を作ってもらっていた。母がおかず担当、父がご飯担当だ。
父は四角四面な人で、何もかも準備を怠らず、きっちり正確な数値を出すことに強くこだわっていた。ちょっと外れた話だが、「予定通りに物事が進まないと気が狂いそうになる」と言っていた。ごめんなさいと心の中で思った。

父はお弁当に詰めるご飯の重さを量っていた。朝ご飯や間食のおにぎりの大きさも、毎日同じだけきっちり決まった量があった。父は私と違うベクトルにこだわりが強いのだと思う。こういうこだわりは良いときと悪いときがあって、悪いときには頑固としてストレスを投げつけてきた。
ご飯の量を量るのは、タカンな高校生の私にとって融通の利かない嫌なことだった。(ほら、細くなりたかったしいっぱい食べると思われたくないじゃない)今考えるとすごくありがたいことなんだけれども。

父が当時詰めてくれていたご飯の量を参考に、今は私も重さを量ってご飯を詰めている。一定の時間お腹が鳴らない絶妙なご飯の量を父は知っているのだ。160グラム。

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