完成させるの大事
こんにちは、漫画家のまきのめめです。
前回の記事でも書いたとおり、私はまだ商業誌デビューをしていませんが、漫画家を名乗っています。
「漫画のお仕事をいただいたら、もう漫画家でいいのでは!」
という都合の良い解釈のもと、今日も元気に生きています👾✨
実は昨日、漫画家を目指す際に「こうなったらいいな」と思っていた夢が、ひとつ叶いました!🥲
それは、編集さんと喫茶店で打ち合わせをすること☕️📝
漫画やドラマでは今でも見かけるシチュエーションですが、コロナ禍や働き方改革の影響で、現在ではリモート打ち合わせを行っているところも多いです。
おかげで作家さんも編集者さんも、お互い効率的に仕事ができるようになって良いと思うのですが、やはり憧れます……。
タバコは吸わないですが、コーヒー飲みながら創作の打ち合わせしてる光景って、どこかノスタルジックでオシャレですよね😊
私自身、今まではメールや電話、ディスコードでの打ち合わせしか、したことがありませんでした。
同じくデビューをめざす漫画仲間の中には、直接会って出版社内で打ち合わせしている方もいるようで、密かにいいなぁと思っており……。
デビューして連載が持てたなら、そのとき担当さんにお願いしてみようかなと企んでいたところ、なんと新規にお問い合わせいただいた編集者様が、「会ってお話ししましょう!」と言ってくださいました😭
自分で言うのもアレなんですが、デビュー前なのにとびっくりして、思わず、「えっいいんですか!?」と聞き返してしまいました。
このマインドがいけないんですね。
私は漫画家!🔥👨🎨✨
というわけで、挙動不審になりながらも、人生初の対面打ち合わせを体験をすることができたのですが、そのときお話をしていて、自分の中で「これが商業漫画家になるために必要だ!」と実感したことがあったので、書いておこうと思います。
それは、「何かひとつ、何でもいいから作品を完成させておく」ことです。
すでに完成作をお持ちの方からは、「なに当たり前のこと、したり顔で言ってるんだ?」と言われそう。
でも、「構想がまとまらないから」とか「もう少し絵が上手くなってから」とか、いろいろな理由で1作目を描いていない方もいると思います。
それはとてももったいないなと思ったので、書いてみました。
商業を目指す上で、絶対に必要な初めの一歩は、これだと思っています。(ちなみに、持ち込みとかスカウトを念頭においた話です。賞に応募するには、さすがに「何でもいいから」は嘘になるので……。でも、その場合も完成させることは必須ですよね)
そして完成したら、いろんなところに投稿しておきます🌟
X、pixiv、出版社系の投稿サイト、できるだけ多くのところに。
全部、同じ作品で構いません。
「でも、同じ漫画をいろんなところに置いていたら、この人必死だなwwと思われそう……」
心配ないです。
もし揶揄してくる人がいたとしたら、その人は恐るべき暇人なので、気にする必要などないです。
「何でもいいから」と言いましたが、自分の「好き」が詰まったものだと、なお良さげ。
かわいい女の子。
かっこいい男の子。
迫力あるバトルetc…
例に挙げたものは、特に印象に残りやすいものだと思います。
初めから総合点の高い漫画を描けるのは、ごく一部の天才だけなので、まずは一点突破を目指したい。
作品を置いておいても、すぐに結果がでないこともありますが、時間差で活きてくることもあります。
私はお問い合わせいただいた編集者様には、自分のことを、どこで見つけてくれたのか聞いているのですが、昨日会った方は、投稿したもののまったく手応えのなかった(😭)某投稿サイトだったそうです。
不思議と、そういうこともあるみたい……。
全然反応なくて、ちーん🪦てなってましたが、投稿しておいて良かったな!て思い直しました。(現金)
Xでも、多くのプロクリエイターが作品のセルフリツイートをしていますし、「露出を増やす」というのは、活動として事実有効なのですね。
下に、自分が実際に、Xやpixiv以外に実際に利用したことのある投稿サイトを載せておきます。
それぞれウケやすい作風があることは確かなので、担当希望のついている作品を見比べて、自分の作品を評価してくれやすそうなところから、試してみるといいと思います。
◾️マンガラボ(白泉社)
◾️マンガMeets(集英社)
◾️DAYS NEO(講談社系)
他にもたくさんあると思うので、調べてみてください!
一番有名なのはジャンプルーキーかなと思いますが、私はまだチャレンジしたことがありません……。
ランキングとかルーキー賞争奪戦とか見ていると、すごすぎて胃がキュッてなります🫨
でもやっぱりジャンプも憧れますね。
そして、私が各所で載せているのは、現在この一作のみです。
こだわりがあって一作にしぼっているのではなく、ずっと某社のネームコンペに挑戦し続けているので、なかなか別の漫画を完成させるまで手が回らない、という感じです😭
しかし世の中には、賞やコンペに出す漫画を描きながら、箸休めに別の創作漫画を描いてSNSにアップするエリート漫画戦士もいるので、本当は自分もその域に達しないといけないな!と思っています。
「でぇじょうぶだ、オメェならできる👍✨」
(イマジナリー悟空)
記事内にも描いてありますが、壁パン漫画はもともと、あるコンテストに応募しようとして、不完全燃焼に終わった作品です。
ただ、そのときに「間に合わなかったから〜」と放置せず、とりあえず完成させておいたから、今、代表作として活躍してくれています。
正直、すごく助かってます🥲✨
あの時やさぐれなくて、本当によかった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日の記事はここまで。
また漫画家活動で思うことがあったら、記事を書きますので、引き続きよろしくお願いいたします🙇