見出し画像

【アークナイツ】本格派!リーベリ勢が贈るノーシス販促

初めましての方は初めまして。そうでない方も初めまして。
れざぴと申します。
種族リーベリのみでの攻略を専門としています。

現在の常設スカウトではノーシスがPUとなっており、上級資格証で交換可能となっております。

本記事では、私の知見からノーシスの販促を試み、少しでも多くのノーシス未所持の方々の手元から上級資格証180枚を消し飛ばすことを目標としたいと思います。

本題に入る前にご留意頂きたいこととして、執筆者である私れざぴのプレイスタイルにはかなりの歪みがあります。具体的には種族リーベリ以外のオペレーターを使用しておりません。そのため、以降の記事も全て偏った見方がある可能性があること、全て私個人の見解であることをご留意ください。

新聞のコラム欄読むくらいの温度感で読んで頂ければ幸いです。



大まかな流れ

以前Xの方に簡単な解説的なやつを投稿しました。

本記事の大筋としてはこれと同様の形になるかと思います。
様々な動画内での運用法などを見ながら上に貼った解説のより深い話を進めていく、というのが本記事の形式となります。
それではよろしくお願いいたします。

素質について

真っ先に目を引くのが第1素質。通常攻撃で寒冷を付与しつつ寒冷/凍結状態の敵に脆弱をかけることができます。
恐ろしいのはその数値。上の画像は最大強化のものですが、寒冷状態の敵にかける脆弱は昇進2であれば25%、モジュールがつけば5%伸びて30%、素質凸でもう2%伸びて32%になります。そして凍結状態なら数値は倍加。実に50〜64%の脆弱というとんでもない数値になります。

これほど大きな数値の脆弱をかけられることがどれほど火力に作用するか、こちらの動画が分かりやすく可視化されていると思います。
手っ取り早い説明をするなら、寒冷/凍結という状態異常に付与される強烈な脆弱でチーム全体の火力に貢献するというのがこの素質最大の特徴となります。
寒冷/凍結という状態異常がそもそも強いという話もありますが、そちらは後述します。

第2素質はカランド陣営に対するレジスト。本人だけでなく陣営全体にも付与できる点がポイントです。
こちらが機能することは少しレアケースではあるのですが、この素質が明暗を分けた攻略というのも確かに存在します。

RI-EX-8 強襲のリーベリ縛り3人。実はこの攻略はノーシスのレジストがないと成立しません。

爆発を受ける
レジストがないとこの時点でノーシスがスタンから復帰しない

レジストによりスタンから早期復帰したノーシスが逃げるボスに対し通常攻撃を撃ち込むことができ、通常攻撃分のダメージと通常攻撃で付与された寒冷による脆弱がボスの自傷ダメージを伸ばし、これによりボスの削りがギリギリのところで成立するようになります。
かなりのレアケースであるとは思いつつも、こういった事例も存在するということで一応紹介させて頂きました。

寒冷/凍結について

脆弱の数値が凄いというのはそうなんですが、そもそも寒冷/凍結という状態異常がいかにヤバいかというお話もさせて頂きたく思います。
アークナイツというゲームにおいて現存する中で最も気軽に寒冷/凍結という状態異常を撒くことができるオペレーターはこのノーシスです。少し大袈裟と言われるかもしれませんが、寒冷/凍結という状態異常の強さがそのまま直接ノーシスの強さに反映されるとまで言っても差し支えないとすら私は考えています。
効果は以下画像の通りです。

白wikiより引用

基本は寒冷、寒冷状態の上から更に寒冷をかけると凍結に到達するという形になります。

まず凍結の方から解説していきましょう。
移動・攻撃・スキル使用停止という能力はスタンと同様で、そこに術耐性デバフがついてきます。だいたいスタンの上位互換と考えて頂いても差し支えないでしょう。
スタンの上位互換ということは、スタンでできることは凍結でもできるということです。

例えばこちらの動画。

主題はエーベンホルツによる即殺ですが、ここではノーシスの動きに注目します。

750点という高い水準であることもあり流石にワンパンとはいきませんが、契約内容次第ではワンパンも全然できます

これは凍結を付与しながら範囲攻撃を行えるs2。注目すべきは攻撃している相手。そう、悪名高きプレデターです。

皆さんも記憶に新しいかもしれません

高い回避で多くのプレイヤーを悩ませた敵ですが、一部状態異常を付与すると回避能力が失われるという特徴を持ちます。
この「一部の状態異常」としてはスタンが最も有名かもしれませんが、凍結も該当します。つまり凍結はプレデターに対する回答となるのです。

応用的な技術として「敵の攻撃キャンセル」が挙げられます。

一例がこちらの攻略。CCB#1 緊急試験区画 薄明の迷い路 種族リーベリ4人です。

蓄音機奪取スキルのエフェクトが出ているが、凍結によるキャンセルで実際の奪取には至れていない

注目すべきはこちらのシーン。
このマップは蓄音機を取ることが勝ちに直結しますが、マドロックがスキルにより物凄い勢いで蓄音機を奪ってきます。そのスキルをノーシスの凍結によりキャンセルすることで蓄音機奪取を失敗させています。
攻撃キャンセルと言いつつスキルをキャンセルさせた場面を例として出してしまいましたが、勿論敵の通常攻撃でも同様のことができます。

これに限らず、このゲームにおける「敵の移動も攻撃も全て止まる」という事象がいかに強力であるかは殊更説明するまでもないかと思います。攻防どんな場面においても有難い状態異常です。
さらに追加で術耐性低下効果が乗ります。単純に味方の術師オペレーターと組み合わせても強力なのは勿論、ノーシス自身も呪詛師という術攻撃を行うオペレーターであるため、ノーシス自身の攻撃も通りが良くなるという、デバフというサポート向け能力でありながら自己完結することもできる隙のない具合になっています。
これによりノーシスは単なるサポート役に留まらずアタッカーとしての活躍をすることも可能になり、活躍の幅の広さに直結しています。

続いて寒冷。甘く見られがちですがノーシスというオペレーターの前ではこちらにも凶悪な脆弱が上乗せされます。
ここで肝心なのが「寒冷が通らない敵はほぼ居ない」ということです。
凍結が効かない敵は少なくありません。

例えばアンドアインは凍結無効
けど寒冷は入っている

そのため、凍結による50%超えの脆弱は入らずとも、寒冷による25〜32%の脆弱はほぼどんな敵にも有効性を持ちます。よってノーシスの脆弱が腐る場面はほとんどないのです。
また、応用的な使い方にはなりますが攻撃速度低下能力も見逃せません。この能力が意味するところは「実質的な味方耐久への貢献」になります。

こちらの動画はCC#8 旧約22等級の種族リーベリ縛り。
このマップにおけるボス的立ち位置のエネミー、トゥーラ。

こいつが契約でゴリゴリに強化される

契約での強化も相まって、当時の種族リーベリにトゥーラからの攻撃を耐える方法は存在しませんでした。しかし契約により耐久も跳ね上がっており、ブロックする前に倒すといったことも難しい。そこで取られた対処が「攻撃速度低下デバフを利用したハメ技」になります。

画像だと何が起きてるか分かりにくいかも

ノーシスの寒冷とウユウs2による攻撃速度低下デバフの重ねがけ。トゥーラは元々の攻撃速度が早い敵ではないので攻撃までにかかる時間が相当なものになります。
これにより何が起きるかと言うと、「トゥーラが攻撃を繰り出すまでの間にバイビークs2が溜まる」という状況を作り出すことができます。
トゥーラが攻撃を振りかぶった瞬間バイビークs2のスタンで攻撃をキャンセル、ノーシスとウユウの攻撃速度デバフで次の攻撃までの時間を稼ぎ、その間にバイビークs2のspリチャージが完了。これを繰り返して火力で圧殺することも耐えて勝つことも出来ないトゥーラを制することに成功しています。
本来耐えられないものをも耐えうる可能性。それが攻撃速度低下が持つ魅力であり、寒冷の恐ろしさになります。

以上のことから、脆弱という要素を抜きにしてもそもそも寒冷/凍結という状態異常が無法に強いということを御理解頂ければと思います。
そしてノーシスはそれを最も手軽にバラ撒くことができるオペレーターです。

寒冷/凍結が通常攻略以外のコンテンツでどのような挙動をするかというお話もさせて頂きたいと思います。

凍結は統合戦略において秘宝の乗りが良い状態異常でもあります。

具体的にはこのあたりが該当。
更には精神治療などの状態異常の効果時間を伸ばす秘宝があれば寒冷の効果時間も伸び、通常攻撃だけで凍結状態にまで到達させることができる場面も存在します。
具体的な数値として、ノーシスの攻撃間隔が1.6sに対して寒冷の効果時間が1s。よって、寒冷の効果時間が1.6倍より上に伸びたあたりから通常攻撃でも凍結が実現します。

また、ノーシスは通常攻撃に寒冷がついているので、寒冷の効果時間が伸びずとも攻撃速度が上がれば通常攻撃で凍結にまで到達させることができます。
攻撃速度の上昇。
そう、保全駐在です。

実際の挙動としてはこちらの動画の動画時間2分15秒あたりからを見て頂くと分かりやすいかと思います。
パッセンジャーが主役として作成された動画ではありますが、保全駐在における攻撃速度盛り盛りノーシスの動きも見ることができます。
こちらの具体的なラインとしては、攻撃速度が+60を超えたあたりから通常攻撃だけで敵が凍りだします。

s1-思考加速

すみません。正直に申し上げると私はこのスキルをあまり使っていません。
というのも見ての通り、スキル性能としては通常攻撃が2連撃になって高スパンで単体相手に凍結を撒けるといった具合なのですが、これ以外のスキルが複数体に対して凍結を撒けるのに対し単体にしか通用しない点や自動発動という点から凍結を撒くタイミングを好きに調節しづらい点、そもそもやっていることは通常攻撃の延長上なので凍結時間も1秒のみとなり他のスキルより格段に短い点などからあまり使い勝手の良いスキルとは呼べないのではないかというのが正直なところになるかと思います。
では使い所が全く無いのかと言われればそうとも言い切れません。いくつか見ていきましょう。
統合戦略「ミヅキと紺碧の樹」における難敵、フローター。

低空浮揚という厄介な能力を有しており、スタンや凍結などの状態異常をかけて弱体化させるのが有効な対処法となります。
ミヅキと紺碧の樹には前述したフローター含め凍結が有効な対処となる場面が多く、コンスタントに範囲凍結を付与できるノーシスのs2(詳しくは後述)は非常に有効なのですが、拒絶反応「注意散漫」がかかると話が変わります。

注意散漫状態でノーシスs2を運用するとオーバーチャージでの発動ができなくなるため、凍結付与としての役割が見込めなくなります。そういった際にもコンスタントに凍結を撒く手段としてs1を採用することが考えられます。

これだけだと結局次善の策止まりかよと吐き捨てられてしまいそうですが、ノーシスs1のみが可能とする役割として、「単体敵に対する凍結」という観点であればどのスキルよりも回転が良いことになります。
先述したs1が使われない原因として「s1だけは複数体に凍結を付与できない」ことが挙げられましたが、仮に敵が1体だけだとしたら3スキル全ての中で最も高スパンで凍結を付与できるのがs1になります。
これが意味することとしては敵の挙動がノーシスのs1発動速度を下回るとs1でハメが完成するということです。先述した凍結による敵攻撃キャンセルの話に繋がります。

こちらはZane氏によるCC#10 男縛り34等級。エアースカーペと合わせるといった仕掛け込ではありますが、こちらの動画におけるノーシスの挙動を見て頂ければハマった時のs1が何を引き起こすのか、見ることができるかもしれません。ちなみにこの攻略については私も何が起きているのかよくわかっていません

ブロック中のマンフレッドが攻撃を放つ前にノーシスs1が当たることを繰り返し、ハメ技のような形になっている

限定的な使い道ではありますが、生息演算の特定マップでは最適解にすらなるという話もあり、使用率の低さだけを見て侮ることは出来ないスキルと言えるでしょう。

s2-ゼロバースト

低spの範囲攻撃。オーバーチャージで寒冷効果が重複することにより寒冷が凍結に進化する。オーバーチャージの実質的なスペックとしては12spで4秒間の範囲凍結を撒くスキル。これだけ言われてもピンと来ないかもしれませんが、皆様が思っているより強いという自信はあります。

s2の使い方に関して、こちらの動画が簡潔にまとまっているのでこちらを参照しながら解説していきたいと思います。

凍結と脆弱。凍結によって足が止まるだけでなく、術耐性低下も合わさりパッセンジャーの火力の通りが目に見えて違います。

単純な範囲攻撃として雑兵を蹴散らすことも可能です。

スタンの代替。遠距離から空挺兵を気軽に落とせます。先述した「スタンにできることと同じことができる」という話に繋がります。

攻撃キャンセル。
この画像の場合敵が単体なのでs1の方が良いのでは、というご意見もあるかもしれません。攻撃キャンセルという観点において他スキルと比べてs2が優位性を持つ部分として、s3よりもスキル発動から凍結が入るまでのタイムラグがなく、s1と比較するとs2は手動発動なのでキャンセルタイミングの調整が容易という点が挙げられます。

そして、このスキルを扱う際のテクニックとして「あえてオーバーチャージ無しで撃つ」というものがあります。

通常攻撃で既に寒冷が付与されている
オーバーチャージ無しだと寒冷しか付与できないが、通常攻撃の分と合わせて凍結に到達

操作猶予は少しシビアですが、攻撃キャンセルが目的であればこのようにオーバーチャージ無しでも可能です。必要spが12から6になるのは大きい。

先述した範囲殲滅という話でもこのテクニックは使えます。

参考となるのがこの動画、CC#10デイリー、灼熱の溶岩洞 全盛り リーベリ縛り4人です。

よく見るとこの時点で通常攻撃が射出されている
オーバーチャージ無しだが、先程の通常攻撃と合わせてゴースト隊長が凍結

この場面では通常攻撃を撃った次の瞬間にオーバーチャージ無しのゼロバーストを発動、それにより先を歩くゴースト隊長と後から来たゴースト兵を両殴りしつつゴースト隊長には通常攻撃分と合わせて凍結を付与、これでゴースト隊長の足が止まった分処理が間に合うようになります。

このように、4秒凍結させるオーバーチャージ/止める時間が一瞬になる代わりにspが半分になるオーバーチャージ無しといった具合に、オーバーチャージの有無で2パターンの撃ち分けが可能となっており、非常に戦術性に富んだスキルとなっております。

これだけの多機能が1つに詰まっており、非常に応用幅が広い。これがs2の魅力であると思います。

s3-ハイポサーミア

メインスキルです。
先程から「ノーシスは火力も出る」といった趣旨のお話を何度かしてきましたが、それを最も体現しているのがこのスキルです。
記憶に新しいところだとやはり先日の危機契約でしょうか。

こちらは先程プレデター対策のくだりで紹介した動画と同じ方、今度は趣向を変えてお遊び無しの純粋な高みへ、評価値はなんと870です。
先程紹介した攻略が750で、その際はs2でワンパンとはならない状態でした。
そしてこちらは870。攻撃の通らなさは750の時とは比較にならないものとなっています。しかし今度の採用スキルはs3。

なんとキッチリ殺し切っています。これが他スキルとは一線を画す火力の違いです。
なんとなくお察しかもしれません。凍らせて、止めて、そこに火力を叩き込んで、殺す。これがs3・ハイポサーミアです。

火力面もそうですが、ハイポサーミアが他スキルと圧倒的に違う点は凍結時間。スキル終了まで凍結が持続します。そしてスキルの持続時間は…

脅威の13秒。
つまり、スキル発動から13秒間はノーシスの攻撃範囲にいる凍結が有効な敵は身動きが取れなくなるということになります。圧倒的な制圧能力。
そしてそれらの敵全てに化け物倍率の脆弱がかかり、ノーシス本体からの殴りも継続される。このオペレーターの決戦スキルに相応しい内容です。

これはs3に限った話ではないのですが、凍結のような敵を固定位置に留めるタイプの状態異常は、「単に敵がそれ以上進んでこない」というだけでなく、「敵を撃破する位置をある程度固定できる」という点にも有用性があると考えています。
そして、s3のような処理に長けたスキルでは特にその強みが明確となります。

2度目の登場です。前回はマドロックの部分を見ましたが今回はシャーマン対策に注目します。

早い話コイツの撃破位置が蓄音機の隣になってしまうとメチャクチャ困るんですが、ノーシスのs3を使うことでこの問題をクリアできます。

凍結でシャーマンの位置を蓄音機から離れた所に固定しつつs3特有の火力でそのまま殺し切る。こうすることにより安全にシャーマンを倒すことを実現しています。

先程少し話題に挙がりましたが、勿論「敵がそれ以上進んでこなくなる」というのも凍結の魅力です。
今度はこちらの動画を見てみましょう。

CCB#2 不朽の広間 評価値730 リーベリ縛りです。
特徴的なエネミーの1体がスプレッダー、この敵をどう倒すかというのがこのマップ攻略の鍵の1つだったように思います。

最初から右上に待機しているのは良いんですが、問題は途中から登場するスプレッダー。こちらは即ゴールに向かうので撃破のための猶予時間がありません。

お前のことだよ

そういった状況に対応するにあたり、長時間の凍結付与が光ります。

凍らせている間にノーシス本人と連鎖術師2人で火力を叩き込む
成敗

処理のための猶予時間がない状況において「時間を作る」ことができるスキルとも言えるでしょう。

そして凍結がスタンと同じようなものであるということは、凍結している敵からの攻撃も止まるということ。
先程と同じ動画で、今度は別の場面も見てみましょう。

リーフブレイカー。
コイツもまた前回危機契約において特徴となる敵でした。
この難敵をノーシスがどう処理したのかと言うと

出現と同時に発動
凍結
撃破

赤箱マス内でリスキルしました。
この動きには様々は意味がありますが、まずは現在の話題である「攻撃の手が止まる」から見ていきましょう。
前提として、このリーフブレイカーの攻撃は強烈を極めます。だいたいのオペレーターはなすすべなく秒殺されます。動画の契約・メンバーであれば誰であろうとワンパンされます。
それに対抗する策として、淬羽サイレンスs3を採用しています。

不死付与

しかしその時間も10秒。10秒以内に倒せなければそのまま全員なぎ倒されておしまいなのですが、残念ながら10秒以内に倒すのは不可能です。
そこでハイポサーミア、凍結により攻撃の手が止まることから処理猶予時間が10秒からハイポサーミアの持続である13秒に伸び、これにより撃破に成功しています。
また、リーフブレイカーは溟痕マス上ではステルスになってしまうのですが、凍結させることによりステルス化を阻止しています。これは先述した「それ以上動かなくなる」作用です。

ステルス能力

そして火力。実は凍結させた段階でパッセンジャーのルミナスフラグメンツは1回分しか溜まっていませんでした。

そのため、パッセンジャーの通常攻撃+ルミナス1回+ハイポサーミアの攻撃で倒さなければならなかったのですが、凍結の術耐性低下・脆弱・ハイポサーミア自体の火力が大きく作用し、万全の火力をぶつけられなかったながら撃破に成功しています。
ハイポサーミア自体の火力の高さが功を奏した場面と言えるでしょう。

ここまで読んでくださった方の中には「強いのは分かったけど、凍結効かない敵には何も出来ないスキルなんじゃない?」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし思い出して頂きたい、凍結が効かなくても寒冷は効く、ノーシスの脆弱が有効性を失う場面はほとんど存在しないのです。

H12-4 リーベリ縛り11人とH13-4 リーベリ縛り8人。
詳しい説明は省きますが、どちらもボス第2形態をなるべく速攻したい状況。そこでノーシスが採用されます。

理由は当然寒冷による脆弱です。凍結しないからと言って寒冷の25〜32%の脆弱は健在。更にはハイポサーミアには「凍結していない敵を優先的に狙う」という効果があります。

これを踏まえた上で上記のような場面で何が起きるか。
そう、凍結無効のボスはハイポサーミアの優先攻撃対象になり続けるのです。これによりノーシス本体からのダメージも最大限入り、脆弱も絶え間なく付与されます。凍らないなら凍らないで最大限火力貢献を果たす、これがハイポサーミアです。

総括に移ります。
凍結のような状態異常が持つ
①敵がそれ以上進んでこなくなる
②敵の攻撃が止まる
③敵の処理位置を固定できる
という魅力。それらを長時間実現しながら自身の火力や脆弱による火力補助によって強烈な殺意をぶつけることができる
スキルです。そして凍らない敵であろうとも最大限の火力貢献を果たすことができます。
群体処理、厄介なエネミーに対する封殺、ボスへの集中砲火。こなせる仕事が幅広く、多くの局面において道を切り開いてくれるスキルと言えるでしょう。

モジュール-「誓言」

白wikiより引用

おかしいことしか書いてありません。
stage1で10%の攻撃デバフ、stage2以降は脆弱の倍率が伸びます。何故こんなバケモンみたいな強化を施してしまったのでしょうか。
脆弱の倍率が伸びる、アークナイツというゲームにおいてそれがどれほど恐ろしいことでしょう。それが100歩譲って2〜3%くらいに留まるならまだしも5%も10%も伸びるのは少々異常とすら言えます。
そして何故かついてきた虚弱。これによりノーシスは敵の攻撃速度と攻撃力両方にデバフをかけることのできるオペレーターとなり、先述した耐久面での運用がさらに強化されます。

強化すればするほど相応に性能に反映される、実に優秀なモジュールと言えるのではないかと思います。
このモジュールの強さの話をしようとすると基本脆弱の強さの話になるのですが、そのあたりは多分そろそろ皆様も飽きてくるくらいだと思うので、モジュールの話はこのあたりで。

その他

これまでに紹介していないながら私が推しておきたいノーシスの魅力がもう2つ存在します。それが
①コストの軽さ
②意外とある耐久

の2点です。

コストから見ていきましょう。皆さん改めてノーシスのステータスを見てみてください。

11ってなんですか11って。
私のノーシスは完凸なので2コスト軽くなっていますが、それを差し引いても13です。13ってなんですか13って。
参考までに、先鋒オペレーター・ポンシラスのコストを見てみましょう。

コスト11。
覚えておいてください、先鋒オペレーター・ポンシラスのコストは11です。
ここでもう1度ノーシスのコストを見てみましょう。

なんで?

11。
11です。何回見ても11です。
上記画像のポンシラスも凸で2コスト軽くなっているのでコストに関しては同じであることが分かります。先鋒と同じコストなのです。
先鋒と、同じ、コスト、なのです。
破格すぎる。

このコストの軽さ故に、擬似的な先鋒オペレーターとして運用することもできます。先鋒の代わりにマウンテン置くみたいなもんです。
一例としてこちらの攻略を紹介したく思います。

BB-EX-8 強襲、種族リーベリ3人です。
箱を配置して敵の動きをコントロールしながら戦うのが定石のマップですが、強襲条件により箱のコストが増加し、まず箱を置ききってから陣形を整える…といったような動きが難しくなります。

初動4体の敵がゴールに突っ込むのを阻止している間にコストが溜まっている

そういった中でコストの軽さを活かし初動にノーシスを着地させ、ハイポサーミアで敵の動きを止めながら処理している間に溜まったコストで次の動きを起こすことに成功しています。
高台なのでブロックは出来ませんが、凍結という遅延に長けた性能故に低コストで置いてから時間を作るという先鋒然とした仕事は可能です。


続いて耐久。勿論高台オペレーターなので敵の攻撃を受けさせるのには向いていません。
もう何回目だよって感じですがステータスを見てみましょう。

防御力は162。流石に脆いです。しかし術耐性は脅威の25。これは職分に感謝です。
そして1番見て頂きたいのはHP。その数値なんと2180。
ここで参考までに前衛オペレーター・ブライオファイタのステータスを見てみましょう。

彼の本質は防御力及び防御バフにあるのでHPだけ切り取るのは偏向報道だ、というご意見もあるかと思いますが、地上オペレーターであることに変わりはありません。ここでは1つの参考として見ることにしましょう。

HP、2090です。
繰り返しますが彼は前衛オペレーターです。

マジでお前なんなの?

この耐久の高さが功を奏した攻略も存在します。

今は亡き訓練場、名も無き庇護所の種族リーベリ4人です。砲兵や術師が登場するマップですが、少人数化するにあたって医療をかなぐり捨てたため、素の耐久で敵の攻撃を受け切ることを強いられます。
この攻略において特徴的なのは配置順。総合的な耐久の1番高いアイリーニではなく高台のノーシスを最後に配置しています。
アイリーニを最後に配置してしまうと術師の攻撃が全てアイリーニに向き、最後のステルス術師を倒す前にアイリーニが倒れて詰みとなります。
そこでアイリーニより後にノーシスを配置する調整をすることにより術師の攻撃をHPと術耐性で受け、アイリーニが倒れるのを阻止することにギリギリ成功しています。
ノーシスが高台らしからぬ耐久の高さを持ち合わせていた故に成立した動きと言えるでしょう。
流石にこれは極端な例だとしても、高台オペレーターでありながらちょっとやそっとの攻撃では倒れないというのは大きな魅力だと思います。

総評

寒冷/凍結という強力な状態異常を最も手軽に撒くことができ、異様な倍率の脆弱を付与し、本体から火力を出すこともでき、コストも破格の軽さ。挙げればキリがないほど魅力に溢れた性能をしています。
しかし私個人的に勘違いして欲しくないのは彼の本質は「補助」であるということ。何もかもを兼ね備えているように見える彼ですが、よく見るとその性質は徹底的にチームプレーでこそ真価を発揮するものとなっています。
確かに彼自身は魅力に溢れたオペレーターです。しかしその魅力に溺れて彼に何もかもを求めすぎるのではなく、チームの中での「補助」オペレーターとして役割をあてがって運用していく。そういった中でこそ彼の力は100%,120%まで引き出されるのではないか。私はそう考えています。

1人でもできることは多いが、チームの中であればより輝く。
凍結という状態異常は敵を選ぶものでありながら、どのような場面でもやれるだけ全ての仕事ができる性能どこに連れて行っても強さを発揮してくれるオペレーターだと思います。
個人的には種族リーベリの中でもトップレベルで万人に向けてお勧めできるオペレーターの1人です。

なんだか説明不足な部分や書き忘れている彼の魅力がまだ残っている気がしてならず執筆現在非常に不安ではあるのですが、今思い当たることは全て書ききれたかと思います。

とても長い記事になりました。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

現在PU中&資格証交換対象。
この機会に、ご興味のある方は是非、上級資格証180枚を失ってみてください。

いいなと思ったら応援しよう!