![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95679149/rectangle_large_type_2_0c8c8de9d21b22fe080c827189b1b01e.png?width=1200)
クレーンゲームのコツ「すくう」【その2】~”1点乗り”を例に~
1.「寄せる」は万能な技
前回、上記記事で「寄せる」を解説したが、設定が“三本爪(確率機)”だろうが、プライズが“箱型(フィギュア)”であろうが、「寄せる」でプライズを左右に移動させる原則は同じであることを説明した。今回は、台座を“1点乗り”に設定して「寄せる」に加え「すくう」を解説する。
2.台座の設定
まずは、わかりやすいように台座を以下のとおり“ぬいぐるみ山積み”ではなく“1点乗り”にして解説する。(ちなみに、“ぬいぐるみ山積み”は“1点乗り”に他のぬいぐるみの影響が加わったと考えればよい。)また、この設定では、橋渡しよりもぬいぐるみの大きさはかなり小さいことがほとんどである。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750502908-geOdUEks1W.png)
3.通常設定、ぬいぐるみの取り方
(1)「すくう」前に必ずぬいぐるみを縦から横にする
ぬいぐるみは、頭と足の部分の比率が極端に違わない限り、クレーンで「すくう」場合は縦より横にしたほうが安定している。これは横にすることで、頭から股にかけて一直線に挟むことができ、バランスがよくなるからである。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750580008-0t0HX7M8Rf.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1673750590448-xQduJR6Vqb.png)
そのため、初手では赤枠を狙って、ぬいぐるみを横にするために左側に「寄せる」を行う。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750623152-HEjQusO8N8.png)
ぬいぐるみは左に「寄せる」ことができ、ぬいぐるみが横になるまで赤枠を狙ってできるかいぎり横にしていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750636767-epcWFazEuk.png)
ほぼ完全に横にすることはできないが、ほぼ横になったところで「すくう」を実行できるようになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750651521-mqaGyBCQQl.png)
(2)「すくう」を行う
ぬいぐるみは一般的に頭が大きいので、だいたい鼻や口に重心があるので、そこにアームの中心をもっていけばよい。それにより安定した「すくう」を行うことができる。また、ぬいぐるみは前方に出したいので、アームの奥行は重心より少し奥を狙う。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750669215-hHbNvw2laa.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1673750706886-JeMN7ULp6z.png)
(3)ぬいぐるみが前方に出される
ぬいぐるみがすくわれた状態(アームで挟まれた状態)で、アームが前方に出されるので、ぬいぐるみも前方に出されるが途中でアームのパワーが落ちて、ぬいぐるみが落とされる可能性が多い、そのとき、ぬいぐるみはランダムに落ちるが、前方に出される可能性がほとんどである。(後方に落とされても、ぬいぐるみを「寄せる」で横にして、重心を狙って「すくう」動作はかわらない。)
![](https://assets.st-note.com/img/1673750790929-XWQst5pdDr.png)
(4)「すくう」を行い前方に出すを繰り返す
基本的にこの後は、ぬいぐるみを「寄せる」で横にして、重心を狙って「すくう」を行い、ぬいぐるみを前方に出していく。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750797367-khlM94nIJF.png)
それを繰り返すことで、無事にぬいぐるみが前方に投げ出されて、ぬいぐるみをとることができた。
![](https://assets.st-note.com/img/1673750811595-24L9vZUhfF.png)
4.まとめ
本投稿では、ぬいぐるみの”1点乗り”を例に「すくう」を解説した。「よせる」を利用してぬいぐるみを縦から横にした後に、「すくう」で重心を見極めて前にぬいぐるみを出すことがプライズ獲得につながる。