<実機レビュー>穴から外音が聞こえる完全ワイヤレス「LinkBuds」
本日2月16日(水)発表された、「LinkBuds」。本体の「穴」から外音が聞こえる、完全ワイヤレスイヤホンだ。
では、早速、実機をチェックしていこう!
なお、、、専用スマホアプリ「Sony|Headphones Connect」は、LinkBuds対応バージョンアップ待ちのため、確認できてない。
開梱
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンなどでは、すっかり定番となった、このパッケージ。プラスチックフリーの「紙」のみのパッケージだ。ちなみに、本体、ケースの外装部分は、ソニーのヘッドホンイヤホンでは初めてとなる、工場から回収した樹脂を使用した再生プラスチックを使用。環境へ配慮された設計だ。
外観チェック
サイズ比較
Bluetoothペアリング方法
基本、、、開封直後は、取説読まずにトライする派なもので・・・^^;ペアリング方法がわからなかった。。。
これまでの、ソニー製完全ワイヤレスイヤホンの流れだと、まず、本体をケースから取り出して、、、
これが、間違い!↑ケースに入れたままの状態で、、、かつ、ケースは開けたままで、背面のペアリングボタンを長押しすると、LEDランプが青く光る。これで、ペアリングモードになった。
使用感
まず、最初は、フィッティングをしっかりと。
出荷時のMのまま装着したところ、そもそも、フィッティングサポーターが、耳内で遊んでる状態。あってもなくても無関係な状態。Lサイズに変更したところ、、、ピシッ!!とフィット。うん、これなら、安心。しばらく装着してると、存在が気にならなくなるのがちょっと・・・装着してることを忘れてしまいそうで、やや心配なほど。
そして、、、違和感。
なんせ、イヤホンしてるのに、周りの音が、フツーに聞こえるのだ。特に、耳栓タイプ(カナル型)イヤホンを常時使用している人なら、その違和感に驚くはずだ。ほんとにイヤホンしてるのか?と。
そして、、、次にペアリング。あ、、、本体をケースに入れたままじゃないとだめなんだった。
ケースに戻して、ケースを開けたまま、背面のペアリングボタン長押し。
すぐに、隣のXperiaに反応が。デバイスのセットアップっていうのが表示され、そのまま進めていくだけ。簡単。
さぁ、音鳴らす!
いつもの、音質評価用に多用している、宇多田ヒカルあたりから、次々と。
音質は、、、いやぁ、この変わった形状からは想像できない。フツーに自然に音が鳴るのよ。意外と低音も出てるし。
そして、重要なのが、、、
「小さい音にして、ちゃんと鳴るのか?」
そりゃそうよ。外音が聞こえる、取り込めるタイプのイヤホンで、外音を聞く場合は、でかい音量で使うわけじゃないんだから。外音をかき消すほどの音量で聞くんじゃ、どうしたって、外音が聞こえるわけない。外音は拡声されるわけじゃないから、その外音の大きさとバランスのとれた、音量・・・つまり、ガンガンに音楽を楽しむときよりは、音量を絞らないと。
で、、、周りの音が聞こえる程度に、音量を絞って、試聴
「小さい音でも、鳴る」
ほほー、上も下もちゃんと鳴るじゃないか。バッテリー切れるまでそのまま装着して過ごしてみたが、フツーに会話もできるし、横でつけっぱなしになってるBRAVIAのオリンピックの実況の声もフツーに聞こえる。BGMのように音楽が聞こえながら。
発売から2年以上が過ぎたが、まだ人気の高い、SBH82D。これも、同様のコンセプトで、外音がそのまま聞こえる構造。
こちらは、耳の後ろにドライバーがあり、音導管を経由して耳に音が届く。
やはり、ドライバーからの直接の音ではないため、LinkBudsのほうが、ダンゼン音質がよく、自然な音色だ。
多くの骨伝導ヘッドホンは、ちょっと音質が、、、後ろのネックバンドが煩わしい。。。
お値段は、それなりだが、常時使用で、外音が聞こえて、防滴で、完全ワイヤレスの「LinkBuds」。
是非、一度試してみて欲しい。