<生いたち編>6年ぶりのフルモデルチェンジ!「VAIO Z」実機レビューシリーズ!
VAIO Z (VJZ141)2021年3月5日(金)発売
2月18日(木)、待ち望んだ、最強モバイルノートPC
「VAIO Z」が発表された!!
Z様をこよなく愛する店長野田は、まさに感涙!前モデルが発表されたのが2015年。実に、6年ぶりのフルモデルチェンジなのだ!!!モバイルVAIOが発表されるたびに、「Z様は?」と、なんとかの一つ覚えのごとく、Z様を待ち望んだ日々。もう、すっかりあきらめていたよ。。。
完全フルモデルチェンジとなった、今回のVAIO Zは、、、見まごうことなく、VAIO史上最強最速モデルなのだ!モバイルVAIOながら、オールインワンノートもデスクトップもなにもかも含めて、最速なのだ!
VAIO Zファンなら「わかるわかる!」
そうじゃない方、そもそも知らない方
「そ、そんなに、VAIO Zってすげーの???」
ということで、VAIO Zファンには「いやぁ、懐かしいなぁ」。
そうじゃない方には「ほほぉ、そんなPCなのか」
となってもらいたいので、改めて、VAIO Zの歴史をふり返ってみる。。。
※要所要所、、、「Z様」というワードが登場するかと思うけど、、、気にせずに^^;
2008年7月発売 初代「VAIO typeZ」
VAIO Zの伝説は、ここからはじまる。。。
当時、モバイルVAIOの頂点に君臨していた、VAIO typeS、SZシリーズ。その後継機種として誕生したのが、新シリーズVAIO type Z。モバイルノートながら、TDP35W CPU搭載という、無茶っぷりの衝撃が、今にも記憶に残る。
SPEEDモード、STAMINAモードと、グラフィックス2種類を用途に応じて切り替え、まさにSPEEDとSTAMINAを両立するというのも斬新だった。光学式ドライブ搭載だったのも、時代を表してる。「Z」は、薄型軽量スタミナパワフル、、、なにもかもが揃った、唯一無二のモバイルPCなのだ!
2010年2月発売 2代目「VAIO Z」
「Zを超えられるのは、Zだけ」 by Zシリーズ開発責任者 鈴木氏
初のフルHDディスプレイ搭載。そして、、、クアッドSSD搭載!カラバリ、柄バリがあったのも印象的。初代の衝撃がすごかっただけに、2代目は大丈夫?という心配は無駄だった。これにより、モバイルVAIOとして、「Z」の地位は不動のものとなった。
2011年7月発売 3代目「VAIO Z」
VAIO Zにとって、ヒジョーに大きなターニングポイントとなった、3代目。
これまで、「光学式ドライブ搭載のハイスペックモバイル」こそ、VAIO Zと言われていたが、3代目にして、グラフィックス&光学式ドライブを、「外付け」とした。グラフィックスはともかく、光学式ドライブが外付けになったのは、VAIO Zファンにとっては衝撃的で、賛否両論だった。が、結局は、これまでのZ様同様、爆売れした!
個人的には、この頃には、光学式ドライブの使用頻度が激減していただけに、光学式ドライブレスによる、薄型化、軽量化は、猛烈に魅力を感じた。
※Z様史上唯一、、、発売延期となったモデルだったりもする。しかも、お盆中にお届けとなり、「旅行予定の人は受け取れねぇじゃねぇか!」と多くのクレームをいただいたり。
店長野田は、旅行先の「伊豆」へ急遽届け先を変更してもらった^^;ネット環境のない宿で、ほそぼそとつながるケータイ電話を頼りに、ごそごそ設定してたのを覚えている。。。
2015年2月発売 4代目「VAIO Z」
VAIOファンにとっては、本当に感慨深い記念モデルとなった、4代目。
VAIOブランドが、ソニーから切り離され、分社化。あのときの猛烈な衝撃は今でも忘れられない。2014年7月1日に生まれた「VAIO株式会社」。「SONY」ロゴがなくなった、最初の製品群は、どれも、ソニー時代のVAIO、ほぼそのまま。ものすごい不安を感じた。
3代目VAIO Z登場から約4年が過ぎていた。もうVAIO Zは復活しないんじゃ?2015年2月、液晶ディスプレイ回転ギミックなんていう飛び道具をひっさげて、VAIO Z復活!いやぁ、復活に吠えたわ。発表会に参加すべく、東京まで行ったよ。まわりは、VAIO Zファンばかりで、楽しかったよ。。。
この後、ギミック無しのクラムシェルモデル(もちろん、こっちも買った笑)や、派生モデルというべきか、「VAIO Z Canvas」も登場。VAIO社初の完全オリジナルVAIOは、このVAIO Zだった!!!開発者のアツイアツイ想いはハンパなく、復活のVAIO Zとして、素晴らしい仕上がりだった。
2021年2月18日(木)発表 5代目「VAIO Z」
4代目登場から、、、はや6年。待ったよ。待ちくたびれたよ。ついに、5代目「VAIO Z」が発表だ!
高剛性フルカーボンボディ、大型ノートPC用高性能CPU、最新インターフェース。やはり、VAIO Zは、こうでなきゃ。
↑この実機は、VAIO Z|SIGNATURE EDITIONのシグネチャーブラックカラー。フルカーボンボディの全面にカーボン独特のヘアラインが表れている。どぎついヘアラインではなく、自己主張しすぎず、かつ、「カーボンボディーだよ」とアピールしている。
VAIO社のVAIO Z、4代目、5代目とも、ソニー時代のVAIO Zと大きく違う点が。それは、、、
「剛性」
ソニー時代には、あまり、剛性を積極的にアピールしてなかったことからも、そこまで設計時には重きを置いてなかったんじゃないかと。VAIO社VAIO Zでは、ビジネスPCを強く意識し、ビジネスマンの相棒として、簡単に壊れちゃいかん!と。5代目のVAIO Zでは、立体成型による高剛性フルカーボンボディを採用し、なんと、MIL規格までパスしている。
↑こんな無茶な持ち方でも、びくともしない、タフネスボディ
VAIO Zは、高剛性薄型軽量スタミナパワフルな、モバイルPCなのだ。
ということで、まだまだ続く、新VAIO Z実機レビューは、次の「概要編」へ。。。