<実機レビュー>ちょっとお高いけど、それ以上の仕事してくれる、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」
いやぁ、発表されたねぇ。でも、9月1日(金)発売って、ちょっと遠いよねぇ。待ち遠しすぎるよねぇ。
さて、、、早速、実機をお借りできたので、レビューしてみる。
WF-10000Xシリーズでは、当然のように、今回のWF-1000XM5も、フルモデルチェンジ。しかも、今回は、イヤーピースまで刷新という、力の入れよう。
音質、ノイキャン性能までも決めてしまう、超重要な統合プロセッサーV1を、V2へと進化。そして、先代の最大の弱点だった、サイズまでも、小型軽量化。とまぁ、なにもかも進化してしまい、見どころがわからなくなりそうなので、まずは、おさらいがてら、まとめてみる。
まとめてはみたものの、てんこ盛り^^;
さぁ、レビューいってみよう!
外観
マットな仕上げは、小さいだけに、つるつるだと滑って落としやすいから、好感。が、、、この丸みは、以前よりあまり好きじゃなく、、、とにかく、カバン、ポケットから取り出すときに、つるっとしやすくて。
イヤホンをケースから取り出すとき、つまむのではなく、親指で奥へ倒すようにしてから、人差し指とつまむと、スムーズ。
それと、、、残念なのが、ケースのイヤーピースが納まる部分が、少し浅めになってしまっている点。コンプライなどの大きめのイヤーピースを好んで使いたい人は、ご注意を。
タッチセンサーとの区別はつきやすいが、、、声を大にして言いたい。すべりやすい表面は、だめ!!!装着時はまだいいが、耳からとりはずすときに、すべるのよ!!!なんで、全体をマットにしなかったのか・・・。とりだすときこそ、落としやすいのに。。。残念。
後日、コールオンラインショップにて、プラチナシルバー付属イヤーピースは、部品販売予定。
肉厚が、かなり変わっており、薄くなった新型は、耳形状に合わせて変形しやすく、フィット感が高く感じた。
また、SSサイズが追加されて、ボディの小型化と相まって、今まで装着できなかった人も、使えるようになりそう。
メッシュが追加されたことで、ゴミなどのメンテナンス性も向上。今回SSサイズが追加されたが、、、是非、LLサイズもお願いしますm(_ _)m
Sony|Headphone Connect
これは、好みの楽曲を流しっぱなしにして、予め用意されたプリセットイコライジングをタップして切り替えて、好みのものを選んでいくというもの。まずは、5つの中から選び、その傾向の音をさらに、5つ提示され、1つ選ぶ。これを、もう一度、つまり、3回くりかえして、好みの音に絞り込んでいく。最後に、ビフォーアフターが提示されて、、、OKなら、そのまま、イコライザーの「CUSTOM2」にプリセットしてくれる。店長野田は、キラキラ華やかな音が好きなので、、、仕上がったプリセットは、まさに、そんな傾向。
イコライザーで、カスタムするのは、なかなか難しいが、これなら、対話形式で選ぶだけで好みの音を作り込んでくれる。
ただし、、、3回ともそれぞれ用意される5つのプリセットが、、、違いがわからない人が少なくないかもしれない。
ちなみに、、、1回目の色違いの5つは、、、それぞれ、音のイメージの色になっていて。。。赤は、やや高音がキラキラな感じで。参考になれば。。。
ノイキャン、音質
WF-1000XM4や、LinkBuds Sとノイキャン比較してみた。
ノイズ音源をスピーカーで再生しながら。
WF-1000XM5は、ノイキャンイヤホン特有の、ホワイトノイズっぽい、「サーーー」という音が、さらに軽減されている印象。
ノイキャンしづらいと一般的に言われている、低域も高域も、さらに、ノイキャンが効いている。
当然だが、、、ノイキャンを嫌う人の多くが気にする「鼓膜を押されるような圧迫感」なんかは、ほぼ感じられない。
低域から高域まで、全域にわたって、うまくノイズをキャンセルしていると感じる。史上最強と謳うのもうなづける。見事。
つづいて、、、音質
もちろん、音質優先で。Xperia 1 Ⅴと接続したので、音質優先にすると、LDACとなる。
やはり、傾向は、WF-1000XM4と同じ。ソニーの完全ワイヤレスイヤホンシリーズの中では、一番ピュアオーディオ系。
LinkBuds Sと比較すると、解像感の高さと、中高域のクリアさが、際立つ。
低域は、ボワボワ間もなく、ほどよいキレで、スピード感があり、クリア感につながっている。
空間の広がりも、さすが、フラッグシップモデルの新モデルだ。
圧縮音源なら、Sony|Headphone Connectで、DSEE ExtremeをONにして、アップスケール。
が、、、Xperia 1 Ⅳや1 Ⅴオーナーなら、XperiaのDSEE UltimateをONにして、DSEE ExtremeはOFFにして、バッテリーセーブするというのもアリ。
まとめ
まあ、正直、、、4万超えというのは、予想してなくもなかったけど、さすがに、ちょっと高いなぁというのは否めない。
が、音質も、ノイキャン性能も、小型軽量化も、、、なにもかも進化し、ある意味、先代後継モデルというよりは、上位モデル感すらある、WF-1000XM5。いっそ、別シリーズにして、WF-1000XM4は継続販売にしてもいいくらい。
という、店長野田的、高評価イヤホンに仕上がっている、WF-1000XM5。。。
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