<ベンチマーク編>6年ぶりのフルモデルチェンジ!!「VAIO Z」実機レビューシリーズ!
VAIO Zといえば、やはり気になるのは、基本スペックだ。
ということで、実際に、ベンチマークソフトや、ストップウォッチを使って、実測した結果を見てみよう。
基本スペックまとめ
CPUは、「Tiger Lake H35」という開発コードネームで、TDP 35Wのゲーミングノート向けプロセッサ「Core H35シリーズ」を搭載。(2015年発売の前モデルVAIO Zは第6世代Core UプロセッサーTDP28W、SX14は第10世代Core UプロセッサーTDP15W)
選べるCPUは、以下の3種類
・Core i7-11375H Special Edition(5GHz)
・Core i7-11370H(4.8GHz)
・Core i5-11300H(4.4GHz)
内蔵GPUは、Intel Iris Xe Graphics。
SSDは、第四世代PCIe Gen.4 SSD。M.2(2280)
CPUベンチマーク
※CINEBENCH R23.200で測定
・Core i7-11375H Special Edition(5GHz)
マルチコア:6832
シングルコア:1625
★評価版は製品版より数値が低く出ていたため、製品版で実測し、数値を入れ替えました。(2021年3月6日)
(参考その1)
・VAIO SX14 Core i7-10710U
マルチコア:4068
シングルコア:818
(参考その2)
・VAIO Z(第4世代 2015年モデル)
マルチコア:2234
シングルコア:908
特に、1世代前のVAIO Zとの比較では、、、
さすがに6年の月日の流れを感じざるを得ない・・・。
うれしいような、悲しいような、少々複雑な気分^^;
SSDベンチマーク
↑搭載SSD機種:SAMSUNG MZVL2256HCHQ-00B00(CrystalDiskInfoで確認)※CrystalDiskMark 7.0.0 x64で測定
(参考)
SX14の第三世代ハイスピードSSDをはるかに上回る、スピードに驚く。
グラフィックスベンチマーク
●ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.51
↓(参考)VAIO SX14|RED EDITION
●FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver1.3
さすがに、FFベンチは厳しいが、、、ドラクエXは、すこぶる快適に遊べることがわかった。
●3DMark
●おまけ
APEXは、快適にプレイできた。。。
ストップウォッチによる各種計測
●起動時間(WiFi接続するまで)
パスワードなし
・通常シャットダウンから:12秒
・完全シャットダウンから:20秒
指紋センサーによるWindowsパスワードあり
・通常シャットダウンから:12秒
・完全シャットダウンから:20秒
指紋センサーによるBIOS&Windowsパスワードあり
・通常シャットダウンから:18秒
・完全シャットダウンから:20秒
測定に使用した実機は、最終モデルじゃないせいか、BIOSパスワードの指紋認証が、Windowsパスワードの指紋認証に比べて、精度が悪く感じた(認証されづらい)。製品版でチェックしてみたい。
●シャットダウン時間(電源ランプ消えるまで)
・通常シャットダウン:10秒
・完全シャットダウン:12秒
●RAW現像
使用データ:α7RⅣ RAW(圧縮)59MB×50
3分50秒(1枚当たり平均4.6秒)
(参考)α7RⅣ RAW(圧縮)約60MB×50を使った結果
・VAIO S15(Core i9-9980HK、16GB)4分42秒(1枚当たり平均5.6秒)
・VAIO SX14(Core i7-9565U、16GB)7分42秒(1枚当たり平均9.2秒)
※RAW現像が、一番シンプルでわかりやすい比較かも。。。