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【D-203】健太郎「工場」
いきました!
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今月も素晴らしかった。お題があるネタライブ自体をあんまり多く見てきてないから他がどんなもんなのかよく分からないけど、健太郎で生まれるネタってかなり良いネタが多い気がする。
やっぱり健太郎がいいやつだから、そういう良い友だちに恵まれてるんだろうな!
2組もお休みになってしまったのでたっぷりオープニング。何かゲームとかをやりますかといって「木ゲーム」が始まった。(わたしは初見だったけどもしかして木トークとかでやったんですかね?)
難しそうなゲームかと思ったらめちゃくちゃ盛り上がった。プレイヤーじゃなくてゲームマスターを選べるゲームかなり世界初。革命。
優勝者・永田敬介、勝ち方がプロ木ゲーマーだった。赤瀬にはまた挑戦してほしい
兄弟のネタ、あまりにも素晴らしかった。遠い未来の地球に似た惑星での出来事という時点で、藤子F不二雄とか筒井康隆の世界みたいでかなりワクワクした。何度でも思うけど紅葉が文学を通ってないの、本当に不思議で仕方ない。
たとえば「今の地球で言ったら2時間だけどこの世界では40秒くらい」みたいなの、たまらない気持ちになる。なんというか、今地球に生きている自分たちにとって60秒が1分、60分が1時間、24時間が1日であることは常識とか正義じゃなく「定義」なので、使ってるものさし自体が異なる世界の話であることが浮き彫りになって奇妙で楽しい。
その上で、そんな世界でなんで主人公とその周りにいるのが人間っぽい生命体なのかを説明する部分もあるのが正しいし、だからこそ「地球つくった人=すごい」という価値観であるのが理にかなっていてとても好き。ファンタジーにも秩序があって暴論になってないところがめちゃくちゃ良い!そういった一個一個のさりげない振りが話の流れの中で辻褄合っていくのが本当に綺麗です。
そして遠い未来の宇宙の話をしながら「人間味」のおもしろさで笑えるのも哲学的ですごい。まさに藤子F不二雄の「宇宙人レポート」とか、個人的にいまちょうど読んでる朝井リョウの「生殖記」のように、人間を生物として俯瞰したときに見える可笑しさが漫才の中で語られていてかなりかっこいい……かっこよすぎる……この本みたいな漫才おもろすぎる……もっかい見たいです……………………
牛女のネタを初めて見たときから「そんなん言っちゃダメ❗️」をガンガン踏みにいくすごさに何回もびっくりしてきたけど、まだまだびっくりできるなあと思う。テーマそのものを知らなくてもなんとなくの流れと「たむけん」というワード、そして何より「牛女がおもしろがっている」という点で大体察することができるのがすごい。牛女しかそんなんできないなと思う。
エンディングで永田が自衛しつつも「この人たちに着いてってはいけない」と言っていた。本当にそう思う。こういうネタは牛女の2人がめちゃくちゃおもしろいからこそ成立している。
レインマンズすごい!おもしろすぎる!モノってモノのあるある言われたことないだろうから今日初めて聞いてビビっちゃったんじゃない?!とまで思った。でもモノのあるあるの良し悪しが人間でもなんとなくわかるのおもろい。人間ってあるあるに精通しすぎている。たぶん記憶があるから。もしかしたらUSBなどの記憶媒体系のモノに関してはあるあるの判定厳しいかもしれない。階層深くてちょっと読み込みに時間かかるぐらいのあるあるがめっちゃウケそう。
赤瀬はまた開場してもなおネタを作ってるのかなとか思ってたけど「ネタは舞台で完成する」なのおもしろすぎる!
言い方だけでかっこいい…!ってなっちゃうところを「本来は怒られるべき!」と大きい声で言える堀越、めっちゃおもろ
レインマンズが大喜利強すぎコンビだからこそネタが舞台で完成できる。すごい。
軟水おもしろ〜!大川内の「心ここに在らず顔」がめちゃくちゃツボなのでただ話聞いてる風に立ってるだけで笑った。
直前のお題ネタライブが「挑戦」だったので、今日の「工場」と2枚抜きしたネタをつくったと言っててすごかった。そんなん出来るんだ。かなり見れて良かった
まだ何も知らなかったころのつるまるが、今後意味を知ったら言えなくなりそうだからって「最高〜!」って言い出したのおもしろすぎた。
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永田敬介。自分に関わるエピソードの漫談じゃないどころかこういうコントっぽいネタを初めて見た気がする。
「虹の橋を渡る」のくだり、その後のキムタクの話も含めてめちゃくちゃおもろかった。
「“そういう時”に使うってなんですか」っていう質問怖すぎる。
嘘みたいに人が死にまくるネタで容赦なくてめちゃくちゃおもしろかった。なんですでに前の人が死にまくってるのに新人たちは次から次へと小気味な妻帯者ジョークを口走ってしまうんだ。
「工場といえば壮絶な死って思いついた」ってさらっと言うの、普通に変でおもろすぎる。
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今月もたのしい時間をありがとう健太郎!